日大の生薬学の先生が
授業の始まりに
黒板に、、、必ず書いた文字です。
72歳を過ぎても
この言葉が、人生の旅の友達です。
学生時代は。手塚治虫 さんの
漫画に浸かっていました。
作品を読んで、葉書を出したら、
自画像漫画入りの、葉書をくださいました。
息子はブラックジャックを読みふけり
アドルフの漫画を枕に
眠りこけていました。
最近は人工知能に負けた棋士の事が気になっています。
人工知能は、いろいろな分野に進出し、
人工知能が操作して、心や道徳や、時間軸を無視した
機械が造る人工知能の時代が来ると、
地球は、どうなってゆくのでしょうね?
昭和42年の卒業近いある日、
日大の大学院の教職課程の講座に出席していたら
教授が「生命科学」の講演の案内を配っていました。
国家試験やら、卒業試験やら、
寝てるのか、起きてるのか、わからないような
ロングランの「試験勉強の最中でした。
気分転換に
「生命科学」の講演に行ってみました。
生身のタンパク質、アミノ酸のブロックを組み立てて
最後のピースが埋まったとき
果たして、科学の産んだ生命は「心があるのか?」
そして、心が科学にとっては無用なものならば
ロボットが進化して
ロボットの人工知能がロボットを造り始めたとしたら、
生命体という概念は
金属や、鉱物、イオンの変化や
放射崩壊、あらゆる科学の連鎖の動きも
生命の鼓動と考えて
「新しい生命」が
やがて地球を支配して
コンピューターは学年も、年齢も無関係に
人工知能を扱える者が、地球の生命体として
名乗りを上げる、、、???
之は、手塚治虫氏の漫画が伝えてくることと、
ほとんど同じ内容であった。
イギリスはEUから
やがて独立してゆくだろう。
しかし、人工知能は地球をつなげてゆくだろう。
東大も、京大も、七帝大も、学問の分野は
明日は、アフリカの奥地の、
P.Cを使いこなす人工知能に
席を譲ってゆくだろう。
そうなると、、、
地球には、
人間という生身の生命体と
ロボットという、機械の生命体と、
ロボットが設計して創る人工知能という
「第三の生命体」が
地球を支配してゆくことになる。
「温故知新」は生身の生命体にのみ有効な
道徳や、感謝や愛の心が香りとして
闘争の空気を遮断していた。
しかし、、、人工知能が産まれた今日。
「第三の生命」には
愛はない!
道徳もない!
論語も儒学も老子の教えも、、だるまもいない。
人間が、生身の体力と五感と意志と、訓練と忍耐で
輝く時代を造り続けて、今日に至った社会は
人工知能の支配する無機質の新生命の地球となるだろう。
各国が「自分の国だけ良ければ成り立つ」と考え始めたら
人工知能を野放しにするのと同じではないだろうか?
地球が、人工衛星と、パソコンと人工知能で網羅されている今日
ルネサンスのような一部の地域の復興は無いと思える。
否応なしにつながっている世界中のパソコン。
スマホ。
携帯電話。
イギリスに「新しい独立」はありえるのだろうか?
心も感情も、道徳も、愛もない
人工知能の支配する地球は
全てを飛び越して
アミノ酸のチェーンを
好きなところでぶつ切りにする
ガンマーナイフを持って、
機械大国を創り上げるのではなかろうか?
人間が人間である証は
温故知新、、、の言葉が有効な
アミノ酸生命の間だけではなかろうか?
新生命の制御ができるとしたら、
「愛」しかないと、、、気が付くのです。
理屈を超えた「愛」の力だけが
新生命の支配する地球を取り返せるのではなかろうか?