花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

今年の一年を振り返ると。

2009-12-24 12:51:39 | Weblog
    

65歳に何をしてすごしたのでしょうか?

冬の白鳥と会いに、、、
サロマ湖に行った冬。
あまりにも美しい夕日の中で立ちつくした。

もう一度、原点に戻り、
過ぎ去った北海道の40年を振り返りました。

白鳥がなぜか、、、一列に並んでいたのです。

16年前
「札幌から、道東、道北、、、と転勤していた息子」
真冬の2月札幌に出張でやってきた。

力を出し切って、やっと立ってる息子が、
母親にはわかった。

「この子は、地方で良い仕事の結果を出せたのだ!」
ピーンとくるものがあった。

そして、
念願の「札幌凱旋門」をくぐり帰宅した。
16年地方から地方に転勤しながら
そこでしかできない趣味、出会い、風景、習慣、土地柄を学び
一回りも、二回りも大きくなっての帰郷であった。

三人の孫、お嫁さん。息子は、、、
実に神様に守られての帰郷。

良く帰ってこられたね!、、、
ありがとう、、、ありがとう。

神様!本当に、、
感謝しかありません。

4月からは孫達の転校と入園。

爺も、婆も夢中で出迎えた。

そして、人生で初めて、
夫と二人でドイツへ旅行したのは5月

6月は、孫達の運動会で明け暮れた、

7月、札幌のある大学のPC応用公開講座に飛び込んだ。

8月夏休みは孫たちと「小樽水族館」へ」

9月、東京から、二男の帰郷。
   仕事が忙しくて、考える暇も、
   マイホームを手に入れる暇もない。

   東京のお嫁さん候補の年齢の若い女性はは、
   初めっから、家庭の条件が整ってないと
   相手にしてくれないそうである。

   36歳になっても、
   デートの暇もないというのに
   これ以上休みを取らないと、頭はともかく!!!
   体がストレスで壊れてしまう前に
   何年かぶりの夏休みをゲットし、、、帰郷、、、。

   爆睡、、、爆睡、、、の日々の後。
   車で5分の

   お兄ちゃんの家庭を訪問。
   収入は安くても、
   仁徳と持ち前の背の高さで
   借家暮らしの質素な家庭に、
   飛び込んできてくれたお嫁さん。

   今では3人の孫を囲んで、
   ローンをたてて、、、
   マイホームもささやかに手に入れた。

   お兄ちゃんのマイホームを訪れた二男は、、、
   無口になった。

   医師として、強敵な仲間の同僚からも
   「必要とされる 腕を磨き、その病院の看板に恥じない仕事を
    できるまでには、、、まだ、、まだ4年はかかるという。」

   結婚相手を探し始めるのは4年先という。


   楽しいはずの帰郷であったが、、、
   仕方がない、、、という

   医師になっても、普通の人間力の獲得する暇がない情けなさ。
   さびしさで、、、どうしてやる事出来ない別世界の二男。
   無口な傍観者となる自分を知る。

   「また!待ってるからね!」と
   空港バスを見送った。

   脳みそは大食いである。
   税務署は数字に出るものしか認めない。
   東京でマイホームを手に入れたり結婚するには
   北海道の10倍のお金がかかる。

   昔の税制は「開業」もしやすかった。
   現在はどんどん閉院しているのが現状である。
   医師たちの中には、
   職場の充実感とアイデンテティが
   生きがいという、仕事人間がかなり居る。

   収入のほとんどは「医学書」「学会」「仲間との勉強会」
   外食、タクシー、と、、、橋の上から川の流れに
   「人生の家庭をつくる時間」などを、ポイポイ投げ捨ててゆく。

    現在の制度をクリヤーして結婚生活にはいるのは
    日新月歩の医学仲間からの脱落を意味する。
    初めっから、人並の普通の幸せを排除しているようにも思える。

   それならそれで、、、

   65歳までは、、、充実して過ごしてほしい、、、
   もう「結婚など考えなくてもよいから、、、」

   でも、、、65歳を過ぎる頃は、
   医療の海でクジラのように
   地球を泳ぎまわったとしても、、、

   普通の御爺さんにならねばならない

   学ぶ時間を「医学に絞った偏った人生は、、、」
   はたして、、、普通の御爺さんになって、
   皆と仲良くやってゆけるのだろうか?
   愛よりEBM、、、他人の発言を裏ずけるEBMを探す旅人。

   昔の医師は。お金が回ってきた。
   老後はお化けになっても
   十分知識欲を閉じ込める旅行費など
   現役時代に貯金も出来ただろう。

   普通のサラリーマンのように、
   多角的な視点からの見方が出来ない。

   「EBMにのっとった、地上をゆく足のついた考えしかできない。」

   虚数を実数に変換できる
   「I,,,ai ,,,愛」の世界は
   排除した仕事場であるだけに

   オバケになった老後を、、、
   家内はせおいきれるのだろうか?

   、、、、と、、、言う訳で9月は悩んで過ごしつつも
   楽しく家族で悩みも忘れて

   西岡水源地をハイキングした夏休みであった。

   10月は、大学の公開講座のPCの
   エクセル、ワード。
   パワーポイントの楽しさに明け暮れた。

   7月に受けた普通救命講習終了証書を頂いてから。
   11月も眞じかになる日「上級救命講習」に参加し

   実習の意義の深さに
   今までよりも感ずることがあり、、、開眼。

   さらに、講習を受けて神妙に、敬虔な心で実習、又実習。

   師走を控えて
   「応急手当普及員」の認定を受ける事ができました。

   70になろうとする家族の為にも、

   これから何があっても、「救命のリレー」に
   市民として参加し、

   気持ちが動転する瞬間が来たと仮定しながら、

   冷静に119番し
   早い心肺蘇生法が行えて
   AEDを早く調達し

   一刻も早く「医療処置が受けられるように!」

   知識ではなく、体に叩き込まれる訓練を受講出来ました。

   薬剤師や、高校教師、衛生検査技師、衛生管理者など

   書物勝負!実験力勝負!の免許の取得済の私にとって

   答案だけならなんとかなる。

   しかし、救急は条件反射のように体が的確に動かなければ

   紙の上での答案に万点をとったとしても意味がない。

   3日間の9時から5時までの体力勝負の講習会に参加しました。

   実習訓練が終わったあとはテストであるが

   へとへとで、、、問題の意味が理解できないのである。

   座ってから15分ぐらいたって、
   やっと、理解力が戻ってきた。

   あちこちと、思い違いの答えを消して書き直すと
   答案が、消し散らかしの書き直しで、汚くなった。

   疲労の中で、正しい答えに行きつくまでには
   15分の頭の休養が要った。

   しかし救急救命は。実に「7分」の間に、

   てきぱきと指示し、心肺蘇生法、早いAEDとクリヤーしなければ

   酸素の来ない脳は死んでしまう。

   初めて、「実践!実習!体で覚える事の大切さを感じた。」

   消防隊の大変さがわかった。

   この短い7分の救急車到着までの時間を
   市民の参加で、「救命のリレー」を成功させられるのなら

   意義の深いことであると感じた、

   一人の命の重さを、体を使い講習を受けることで、
    実感として再確認するとき、

   若者たち、大学生や、登山隊、スポーツ団体、、
   必修の技かもしれませんね

   そして、消防署の職員の繊細な面、
   エッセンスを体に叩き込んでくれた教育法、、、

   さらに、講習会を開催しながら、
   身についた救命の技を

   教えることで、学び続けている生涯学習の現場を

   半年にわたり、、、目の当たりにしながら

   私の中で、何かが変わりました。

   PCの前で座りっぱなしでは
   到達できなかったことが見えたこと。
   同時に、同日の夜8時
   大学のPC応用講座終了証書を受け取ったとき

   今年という、出会いに感謝しながら、
   来年に向かってゆく。
   皆様!良い新年をお迎えください。

   読んで下さった皆様に、心よりありがとうを申します。

              2009、12、24 クリスマスイヴ



http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/c2/fa0848407524e7c6bd5f363b9ff6a6f8.jpg



AEDの管理と維持費

2009-12-15 01:52:12 | Weblog
      
      医療の原点とも思える「一次救命処置」に必要な

     AEDが、私達一般の住民の中にも浸透しておりますが、

     先日のニュースで、「とっさのときに作動しないものがある」と
     放映されましたが、、、!!!!!大変ですね!、、、

     ほんとうなのでしょうか?

     一次救命処置は、秒を争うものだけに、
     管理が大切な命にかかわってきますよね。

     老人大国に突入する昨近、

     大切な家族の救急を考えなければならない時代ですが、

     AEDが故障では困ります。

     とりあえず、

     気道確保、人工呼吸 胸骨圧迫でとっさのことができるように
     
     町内会や、大学生や、会社の社員に、普及されているのが

     救いだと思いました。

     大切な、奥の深い、一次救命処置の段階で、
     人間の脳の機能が救える事がわかっている以上、

     AEDの整備管理に期待するのです。

     忙しい119番関係者に、民間の協力が加われば、
     老人大国の日本は、救われる老人が増えると思うと、

     仕分けをする係りの政治家の先生方に
     命は一番でなければ、、、
     助かっても脳が酸素不足だと
     痴呆状態の人が増えて、
     国家の予算はもっと足りなくなるのでは?、、

     明日は、、、わが身と思うと心配です。

     よろしく人命救助の為にも、
     AEDの整備をお願いしたいものですね。

人生は短し 技術(芸術)は長し

2009-12-11 03:12:51 | Weblog
    
    2009年という、ただならない政治の激動の年も
    あと数える日々となりました。

    バブルもオイルショックも、温暖化も、
    未来に生きる孫の時代には
    なんとかなってほしいと願いつつ、
    四捨五入すると70歳になる、、、新年がやってくる。、

    「今年読んだ本」で、健康一番、
    病気になる前に検査で予防!
    気楽に読んだ一冊からの私の想いを記します。

    これ程、広い視点で、
   「がんに対する疑問に答えた本はなかった!」

    狭く、細い堅い視点で、難解な言い回しの本は
    書店にはあふれている。

    しかし、日野原先生の本もわかりやすいが、
    森山紀之著の「がんはどこまで治るか」の本も読み安い。
    

    「紀伊国屋」に行くと売り切れだったので、
    アサヒ屋書店に行ったら
    あった、、、あった、、、」

    長電話をくれたのは、大阪の清美ちゃん!

    感動して、友人にも進めたという。

    世の中には似たような題目の本はわんさかとあるが、

    生涯、
   「がん」と闘い続け、
    技術を磨き、
    医学と技術をコラボレーションさせていった実体験から

    最も信頼のおけるがんセンターのデーターで
    明快に答えてゆく

    精神的に「贅沢な豪華本といえるのではないかと思います。」

    「わかりやすい、!」
     この種の本で、こんなに読みやすい本はめったにないと、

    彼女は興奮して感心する。

    「がんはどこまで治せるのか?」という、本に出会うまで、

    柳田邦夫さんの「がん回廊の朝」とか「明日への挑戦」とか

    日本のCT開発途上の「医師と、技師と、東芝の技術者たちの
    眠る暇もない努力のコラボレーションの単行本」を
    読んでいたという。

    若かりし日の著者が、NHKやニュースや、
    ドキュメンタリーに出ているのも見ているとも言った。、
    

    やがてヘリカルCTで、初期の肺がんなどがわかるようになり
    助かる時代に突入し、
    主人公の医師は、
    私たちには難解な専門書を何冊も書きはじめているのも
    感動していたそうである。

    書店では、
    新しい本が出るたびにめくっては見たものの、
    専門書なので、閉じてしまっていたという。

    それが、今回は、
    自分たちにもわかる、
    読めば納得できる本が書店に並び
    さっそく読んで見たと
   、電話がかかってきた。

    小学校から私とは友人だった彼女は、
    私ががんセンターで
   「卵巣腫瘍」が見つかったとき、
    本人の私より
    大騒ぎして、不安になり、自分もなるのではないかと、
    遠距離電話をしきりによこした神経質な一面があった。

    今回、森山紀之著
   「がんはどこまで治るのか」を読んで、
    すっかり安心したと言ってきた。

    「最後のページが最高に感動して本を読み終わったわ!」と言った。

    私も感動した。

    この本を、読んでから、

   「医学と芸術」という
    身体という小宇宙へ
    画像という宇宙船に乗って
    出発し始めた。

   医学と芸術という本は
   森美術館が発行した本であるが、
   懐かしい父の残した日記帳のような親しみでページをめくった。

    昭和20年前後
   軍から引き揚げた
   外科医の父が、戦後、
   疎開先で、七か村無医村地帯で有ったため
   委託開業をした時代のことである。

    トラックに足をひかれた男の子の足の切断の後、
    悲しみに暮れる
    両親が、なかなか立ち上がれないさなか、

    「手製の義足を創って、息子さんに履かせた。」

    学校にも不自由なく通学し、
    成人してから立派な理髪店を経営し、
    お子さんも生まれた時、

    私は父を誇りに思ったものだった。

    父の創った義足はどんな芸術品より、
    私は素晴らしいと思った。
    環境のおかげで、
    ヒポクラテスの言であると伝えられている

    「人生は短し、、、技術(芸術)は長し、、、」という意味が
    理解できる様な気がしたものである。

    今「森山紀之著の、がんはどこまで治せるのか」という本を

    繰り返し読みながら、CTを開発した医学と、技術の
    コラボレーションこそ「芸術であると思えるのです。」

    昨日や今日の短時間で出来ることではなく、
    そこには科学とは無縁のはずの「愛」が
    心のやる気の機動力とも言えるベースになって、
    生み出された作品と思えるからです。

    名誉や地位や、
    売名行為で、表面をなでまわし、
    主張の激しい、、、
    読者に媚びた本は避けてきた。

    書きましたよ、、という感じの本が
    店頭にはあふれているが、、、、

    人生の生きてきた「足跡」がそのまま本になったのは珍しい。

   「がん」という生命の砂漠にさしかかったとき
    砂の平原に、足跡が続き、命のぬくもりを抱きしめる。

    人生を丸ごと「がん」にささげた著者が
    足跡のように、ありのままを記したこの本は、


   医学という技術(芸術)のなせる技にほかならないと感じたのです。

    戦後、外科医の父が創った義足は、、、愛。

    時代は進んでも
   「医師をする」という困難な人生登山を
    やってのけた医師の歩みは
    
    CTや「ヘリカルCT]の開発で、
    人々を病になる前に救いたいという、、、愛。

    私は科学者の中の「愛を信じたい。」
   、

小沢さんの中国訪問

2009-12-10 00:45:20 | Weblog
  
   ニュースで小沢さんの一行が中国を訪問されることを知りました。

  す、、、、すごい、、、(@@!
  中、、、中国、、側も,、、び、、びっくりしたでしょうね!

  新人国会議員の若い先生方も、、、、中国を実際に訪問してみて
  小沢先輩の率いる実地教育のような英才授業の中から、未来の日本と 
  中国の橋になれる人材が、何人育つかは、国民の期待するところです。


  実感を踏まえた、名バンドで日本チームの意図するところを
  ホームベースまで到達させる「地味な広岡さんのような、素敵な柱に」
  なっていってください。
  日本という国は足の引っ張り合いがなければ
  世界の大切なキーマンになれる
  「知識と気合いと魂を遺伝子の中に」
  しっかりと持っている国民だと信じています。

  中国の急成長は、世界の脅威でもあります。

  1900年ごろから、中国とはなじみやすく、北京、西安、成都、杭州
  上海、、、、など回り、日本の平安時代の絵巻を見る想いやら、

  始皇帝と、聖徳太子が重なるやら、、、、チベット近くの原色の赤の中に
  日本の鳥居が重なって、並々ならない親和性を感じました。

  中国とは、きっとルーツが同じなのでしょうね。

  多民族の国ですが、いつの日か地球という母のもとで、出会える日を
  期待しています。

戦場のメリークリスマス

2009-12-08 02:39:36 | Weblog
    
   12月は、幼かった未熟だった、、、
   ちょんまげのとれたばかりの
   中途半端な
   自称国際人のうぬぼれが、
  「真珠湾攻撃」をしてしまったのでしょうか?

   それとも、世界の進歩を知った恐怖が起こした
   奇襲攻撃だったのでしょうか?

   アメリカという存在が、恐怖を感じるほど
   日本を緊張させる何かをしかけてのでしょうか?

   取り返しのつかない、、、
   おぞましい思い出にもなりえない、

   65年近くたっても忘れられない事実です、
   外国の地で死んだ兄と姉は
   生きていたら、70歳です。

   いつも現実の戦場の月です。

   太平洋戦争に至るまでの
   「軍国主義」は、まるで、、、
   田舎者が、勝気な
   点取り虫根性で、、、
   高得点をとるのが目的のように、
   がむしゃらな勝気で、
   「勝」と「負け」しかない
    狭い価値観の時代に突入させてしまいました。

   振り返れば
   貧弱な主義だったように思えます。

   戦う意味!
   なんだったのでしょうか?

   目的は
   グローバルな視点での平和であるはず!。

   頑固おやじが
   男尊女卑の世界をつくり上げ、
   軍国主義が、
   若き青年の夢多きはずの未来を玉砕してしまった。

   「産まれてきた意味さえわからないうちに、人間魚雷にしてしまった!」

   りメンバー。。。パールハーバー、、、!!!!!

   アメリカ人も口癖だった、、、。

   明治生まれで、28歳で渡米し、
   ロスやシスコの日本人街の開拓にかかわった
   祖父や、
   明治生まれで
   大学まで進学したモダンガールのピアノ科の母は

   ハンチングをかぶったり、
   水着を着てたり、
   テニスコートの青春だったり、、、

   戦前の写真は、文明開化の花が香っていた。

   鳩山家はその頃から、有名な名家であったらしい。

   母の口からは「薫子様」という言葉がしばしば聞かされた。

   女大学、、、自己主張のあり方として、

   価値あるものを
   価値あるものとして認識できる力こそ、
   器の持つ力となって、
   扱い方が臨機応変に変わり、

   敬虔な気持ちで接しられる時、

   人は無意識に
   「自分と出会っているのですから、、と。」

   犯しがたい聖域を感じるとき、
   ひざまずくのは、、、
   恥ではない。

   むしろ、
  「温故知新」と言ってくれた方がわかりやすかった。

   女性が自分を磨きはじめ
   自立への旅立ちを始めた時
   戦争が起きました。

   母の人生は
   無茶苦茶になりました。

   あまりにもひどい状況の中を、

   生まれ持った運の強さで、
   生き残ることを許された父母、

   防空壕の中で私を出産してくれました。

   爆弾の中で、泥だらけになって、
   戦地となった外国から
   引き揚げてきたのでした。

   着のみ着のまま、、、戦乱の中を駆け抜けました。

   メリークリスマス、、、

   戦場には
   きっと、、、 キリストが来られたのでしょう、

   軍医だった父の手には
   外科のハサミだけが握られて、、、。

   包帯も、薬も無くなった野戦病院で死んでゆく兵士。

   「先生、、助けて、、、」
   「大丈夫だよ、、、明日には楽になるよ、、、」
    ほっとしたひと時を願って言う「希望の言葉。」

   一瞬の休みを下さった事は、、、
   感謝です。

    人間として、医師に看取られて死んでゆく。
   せめてもの祈りであったという。

   メリークリスマス、、、。

   神様はいらっしゃるでしょうか?

   世界中から「戦争をなくしてくださるでしょうか?」

   戦場の兵士たちに、、、休息の人生をくださるでしょうか?

   地球がさまざまの皮膚の色と、
   さまざまな考えや文化の
   愉快な兄弟となって、

   メリークリスマスを迎えられたらいいですね。

   男の子ばかりの孫たち。
   この子たちの未来に戦争は無い社会を!。

   信念を新年に変えて、
   足ることを知り、自立し、
   支え合って、地球家族を目指したい。

   ひと筋の光が見えているという日本の政治家!

   伊勢神宮のご神体も光といわれている。

   知恵の光 愛の光、慈愛の光り 
   森羅万象、、、命の光に気がつくとき
   
   北海道の名寄に現れる「サンピラー」の光の柱!
   天から登れと下された知恵の光の柱も
    
   世界の幸せの光となって
    宗教を超えて、、、知恵の光の柱となってほしいものです。

   北海道から、、見守っています。

   平和な地球が来るように。
   

事業仕分けの難しさ

2009-12-01 22:02:56 | Weblog
     すごいですね~~~!

  「事業仕分け」の
  現場中継をご覧になりましたか?

  エクセルでろ過して
  仕分ける60なにがしの分類と違って、

  医療で例えるなら、
  臨床現場と、基礎医学現場に
  患者さんの思惑抜きで、
  プロ同士で喧々諤々、、、。

  仕分けの難しさも手伝って、
  感情論になっている場面も
  テレビ画面に大写しですね。

  振り返れば、、、3回も自宅を亡くした明治生まれの父たち。

  大震災の「仕分け」
  日本橋界隈に予算がおりた????

  朝鮮戦争、、、
  第二次世界大戦!

  徴兵

  国民は、巻き込まれていやおうなしに仕分けられていった時代。

  戦地に軍医として、従軍していた父の時代、
  バッさ、、、バッさ、、、と
  援軍が来ない戦場で、
  現地の軍人は地に潜り
  息を潜めて隠れながら戦ったと、、、
  ぽつりと語った父の顔が
  今も思い出されます。

  家族のために、、、生きて帰る事だけ考えた人々。

  外科ばさみだけ、持ち帰った母、
  住家も、家財も、事もあろうに、、、3人の子供も
  失った。

  戦争という

  考えられない「、、、仕分け、、」
  それでも、
  母親は子供を抱えて、生き延びてくれた。

  8人兄弟姉妹の、、、生き残りの私たち4人。

  オリオン座の星を見つめながら、、、
  亡き息子や娘の名を呼んでいた母。
  アメリカに追いつき追い越せと

  戦後の教育に
  120パーセントの収入を投じて追いつき追い越した時代。

  失ったモノは取り戻せたでしょうか?

  無給医の妻となった私も
  子供の教育費に120パーセントかけても
  家庭教師一人雇える余裕がなかった。

  学閥がある医学部は、働ける病院が限られる。
  病院の医師として生き残れるように、
  収入はすべて、日新月歩の医学と経験に投資。

  結婚以来、二度ほどの里帰りだけ。

  とうとう、故郷には帰れなかった。

  医療以外に時間を割けない性質の夫との結婚は
  舞台裏に閉じこもって、
  影の便利屋で終わってしまった。

  自分の人生を目指して
  大学時代に取得した資格は
  子育ての雑事の前には「出番はない。」

  学閥や、地域に閉じ込める教育はなんとかしましょう!。

  国際競争の中で、
  生き残るのは
  大木の樹の下の
  「苔」になる人々を配置できるか!

  医師の手足になって
  従属してくれる存在は
  必要と思えるから、
  自分の時間を、
  「医師を続けてもらえるように」と
  継ぎ足して、雑事に我が身を放り込んだ。
  それでも、進歩する医学には
  、
  明日の医療の為に、
  子供の教育費の何倍も
  医学書や学会に仕分けていくのが
  勤務医の家庭だった。

  税の控除は、脳みその大食いを認めてはくれません。

  玉虫の厨子の絵を思い出しながら、、、。
  我が身を獣に食わしてしまう仏の心が
  尊いと思った。

  個人の素養に頼らないで
  システムを作らねば、
  全力で捧げた私の時間も
  夫には見える大きさではない。

 濃密な援軍が
  未来を左右するという事実。

  私ごときが
  人生のほとんどを、
  雑事に奉げても
  医師のサポートに充分とはなりえない。

  忙しすぎる医師たちの
 「遺伝子」を持った子供たち。
  育て方で
  「日本の未来の石垣にもなれる遺伝子」

  医療という「日本の基本の健康を守るシステム」

  樹海のように、大地は火山灰でも
  苔たちが、大樹を育て、
  大樹は互いに助け合って樹海となって

  日本の富士の気品を守っている。

  あの美しい富士を台無しにしているのは誰!?
  
 「 仕分け人の判断の基準はどこなのだろう?」
    例えば、、、
    富士さん関連の
    事業仕分けがあったとすると?
  富士山を「稼げる山」にしたいのか?
  大自然にもどしたいのか?
  人間の為の癒しのゾーンにしたいのか?
  はたまた、、、農地にしたいのか?
  ゴルフ場にして、プロゴルフアー世界一を目指すのか?

  子育ての人格形成のためにも登山道路と階段をつけたいのか?
  子供に遠くから絵をかく心を育てたいのか?

  育てた樹の数で
  エクセル統計で
  利益を計算することはできません。

  自然を支配しながら
  崇拝もしたいのか?

  大阪のように、、、
  ビルの中に高速道路をつくる時代は終わるのか?
  ビルの天井を高速道路が走る時代がくるのか?

  宇宙への希望はどうなるの?

  戦争体験のある知恵袋のような老人と
 「 団塊の世代???」、、、こんな字?

  麻雀のように「ロン」
  
  子供を産まない女性たちは
  面白可笑しく人生を謳歌!

  子供を産んだ女性は忍従の人生。
  それでも子供の存在が至宝の報酬。

  子育て支援とは何を指すのか?

  川の水のごとく、、、
  転勤しながら、

  根無し草のような
  「よそ者」扱いの孤独の中で
  ひたすら育児に
  「無償の愛」を注げる条件を
  心を含めて
   サポートすることかもしれません。

  その仕分けは、、、
  1番でなければならない事が多いのです。

  親になる「畑になる肥沃な存在を耕せる仕分け」
  親になる環境を肥沃にする大切さ。

  日本は「人材」だけが
  無限に掘り起こせるはずです。
  「遺伝子」を埋蔵している国だからです。

  遺伝子掘り起こしのための土壌をつくる仕分けは
  学校という観念よりも、
  社会全体が「学校」になりうることです。

  若者をなんとか、、、仕事につけるように
  若き情熱を注げる職場を作ってください。

  子供を育てる情報は無料配布が出来るように、
  育てる為の「体験」出来る、、、生きた教育。

  老人は「ボケ防止」に光ネットで、
  エクセルやワードぐらいは
  テキパキ出来るようになる環境を作り
  「孫」の「知識ポケット」の
  対話の存在になりうる無料講座開設。

  仕分けは、光る多角的な視点で
  一隅を照らす心を大切に
  「判断の魔法使い」でなければなりませんね。

  どうなるの?
  結果によって、
  時代が「心の時代」になるといいですね。

  優秀な女性も、男性も、自己中も
  あふれている日本で
  健全な心のバランスを持つ事の仕分けの難しさに

  漫然と、、、テレビの画面を見続けている毎日です。
  日本の先導する船頭さん達に
  無事に、日本の航海を祈っています。