花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

師走

2010-12-06 04:32:32 | Weblog

         師走、、、

日本にはだんだん「師」として礼を尽くして
敬うという習慣が薄れつつあるように
おもいませんか?

走り回るのは、、、就職を求めている在校生、、、

大学も、2年生ごろから「走り回っているそうですね、、、」

昔のことは言いたくありませんが、、、

師の影三尺離れて影を踏まない時代は
IT革命の「情報過多」によって
くずれていったのでしょうか?

情報であふれ、携帯電話であふれ、
世界がつながり、

株も不動産も、企業も、毎日ゆれています。

こんな条件の中で
不動心で、ひたすら技を磨き、心を磨き

自分を育てるのには

ある程度「視点を変えて」「無欲に徹して」
あせらず、あわてず、時が来るまで

実質の自分を育てることかも知れませんね。

実質の、、、地に足の着いた、
錯覚でない「コミュニケーション」を積み上げ、

人間関係を「育てる」、、、、「師」に
自分がならなければ、

何も見えてこないのではと、、、おもいませんか?

師になるためには、「我」を押さえ
白紙の心に「字を書くように」
紙と心の出会いのように、

出会いを求めたいとおもいませんか?

自分の信じる「実態の行動」を
積み上げることかも知れません。

人に頼むのも、電話でなくて、
「出向いてにこやかに頼む、、とか」

年賀状も、煌く心が書かせた筆文字とか、、、」

先が見えない就職難の中で、

野山の草を食しながら、、、
修行を重ねた昔の時代を思う師走です。