目下50肩がひどくて、
ペットボトルに50度の湯を入れて、振り分け荷物にして肩を温めながら
頑固に、時分的リハビリーをしています。
70歳過ぎの先生が経営の、単純撮影だけの診療所に、月一回、
湿布を8袋いただきに、かかりつけ医と、時分的には思っています。
早朝深夜、湯船につかり、腕を前後左右に、固まらないように動かしながら
NHKのラジオを聞いています。
病院でリハビリーを受けると、本当は正解であることはわかっています。
人生、夫が職場で社会の為に役立っている以上、
家内は、ひたすら、夫の生活リズムに合わせて、守備に徹するしか道はない。
私が、自分の為に、薬剤師として勤めた5年間は
勤めるという厳しい根性を教えてくれた、
しかし、、、夫は不安定な生活守備の為科どうか?
医局の指導の激務だった時期なのか?
原因は解らないが、入院や、通院や、時には
怪我をしているのも気が付かないで、診療していたり、
このままでは、稼いだお金は、税金になってゆくから
自己満足の、自己実現だと気が付いた。
5年間の自分の稼ぎで、
当時、都市銀行の雄であった「たくぎん」から、
私の名前で何千万か借りた。
長期ローンで、バルブの時代のバカ高い利息で借りて、
地下鉄駅前の90坪弱に、2LDK、駐車、庭のある
新婚~育児10歳ぐらいまでのサラリーマン家族をターゲットの
4件マンションを始めた。
皮算用では、25年後には、孫子と3代同居できる
3フロアーエレベーターのついた、家族ビルにして、
御婆ちゃまは、住居提供者として
サザエさん家族の頂点で、20人以上の家族が往来する
にぎやかな晩年を迎え、
エントランスの集会所では、
一か月に一度づつ、すき焼パーティで
孫との懇談を楽しみにする計画だった。
東京出身の北大卒の主人には、家族は遠い記憶の中で
時間が止まっている。
私の代で、東京都行き来できる、大家族同居の
サザエさん一家を造れたら、、、、
3年経ったら、還ってくるから、、、と
北海道に嫁に来たままで、、、
還れなかった、帰れなかった、孵れなかった自分の自己実現の卵も
家族の集合にターゲットを絞れば、
皆の協力で、晩年は、自宅で大往生のコースを造れるかなと
不屈の精神で、経営に踏み切った。
目抜きの場所だけに、子供のいる育児中の入居者で
家賃は確保できた。
誤算が起きた。。。
若い家族は、家賃を払っているんだから
めちゃくちゃな使い方をする。
戦後の困窮時期を乗り切った
団塊の世代の我らとは違って、
自分が一番かわいい世代であることを、
読み間違った、
床から、天井、ガラスも設備も、
クレヨンのキャンバスになった。
ボイラーや台所のガス器具も、2年は持たない。
契約では、大きな躯体以外は、自己責任で取り換えや修理と書いてある。
子育て中の苦労を体験している私は、
修理費の催促が、最終責任の大家に来るたびに、
払ってしまう弱さもあった。
3年住むと、大概出てゆく。。。
リホームして、次の入居者を募るのであるが、
リホームは、畳の上のクレヨンを消してはくれない。
取り換えになる。
出来上がると、110万!
内訳をみると、ドアまで、取り換えになっている。
屋根の吹き替え、駐車場のアスファルトの修理、
草刈り、塗装、、タンクの取り換え、、、、
退出後の、放置物置や、家具の撤去。
自転車は、かなり面倒な手続きが居る。
入居者同士のもめごと。。。
白色申告なので、どんな書類も、上に上にと重ねて、
日記メモにして、税理士さんに一任。
結局、、、自分の働きは報酬がない。
ローンは返済は出来たが、リホームの支払いが
山と積み上がり、、、
結局、買値の半額で手放してしまった。
半額になった、土地だけの値段から、
リホームを終えたばかりのまま、
入居者が居なくなった時代を迎え、
値段を落とすと、
素人の私では経営が難しい入居者で埋まると考えたから
400万かけて、リホームを全館したまま
器具も新品に交換したまま
売値から、
建物撤去、更地にする費用を差し引いて、
格安値段で引き取られていった。
人生が短すぎる!、、、夢をかなえるには時間が足りなかった。
多くの入居者から、
色々お世話になり、ありがとうございました、、、と
和紙の封筒に、大きくなった子供たちの写真を入れて
手紙が来る。
せめて、、、子育て中の、
男の子の姉妹兄弟が元気すぎて、
何処の貸家も断られるというYさん家族は
我が、賃貸経営の慈善事業であった。
出た後のリホームをした請求書は
いただいた家賃を全部吐き出した。
薬剤師をして、早朝7時から、残業の9時まで
時には深夜救急勤務までした方が、
賃貸マンションの頭金になったわけだから、、、残るというわけです。
サザエさんの家族、合同同居ビルの夢は
タイムアップとなり、
手元にはリホームの未払いが残る結果となりました。
まして、、、老後の、収入になどと、
賃貸の経営を進められたとしても。
リホーム、という伏兵の居ることを考えないと、
へとへとに、、、わずらわしい時間を過ごし、
最後は、正体のわからない、、、彼方に
売ってしまった代金は分散されて消えてゆくのです、
学んだことは、大きかったです。
日本に於いては、不動産は、自宅と物置だけは
自分たち個人の物として
計算どうり動かせるという事かもしれません。
少しでも、流通に関与した商品は
へとへとに働かされた割には、
流通社会の、正体不明の大河の中に吸い込まれてゆくという事です。
本業の、薬剤師をすると、
夫にしわ寄せがいく、、、
しかも、税金を差し引くと、、、
ストレスだけが残る。
自分では意識しなくても。
白鳥は、湖を優雅に滑っている。
水中の水かきの足は
水車のように休みを知らないなんて、、、
誰も理解してはくれない。
よそから入ってきたと言っても
50年は札幌の住人として、
正月も、連休も、返上して、
今なお現役の働き蜂一筋の夫を観ていると、
仕事が好きであったという事だけが救いである。
50年前の患者さんから、
手作りの物が送られてきて、孫が造ったものと一緒にして飾っておく。
終活で、、片づけなければと、、思うこのごろであるが、
76歳になっても、「先生」と慕ってくれる患者さんがいる限り
彼は惚けないであろう、、、と信じる。
5歳下の私が、彼より長く生きてさえいれば、
サザエさん家族は実現しなかったけれども、
自宅で、大往生は出来るはず、、、。
医師を生業とする夫を看てると、
施設で受け入れられても、
はた迷惑な存在になると思えるから、
連れ添った以上、
大往生の前日まで、医療に従事させられるように、
後方の舞台裏の奥方は、掃除婦、看護婦、洗濯おばさん
カウンセラー能力、指導力、余暇有効筋トレ連れ出し、、、と
夫が、人様の役に立つ限り、
後方を責任持たねばと考えると、
一芸に秀でた医師の家内は、
最後まで、施設にも入居出来ないのではないかと思えるほど
仕事が生きがいの不器用な、一途の性格だけに
後方を守る家内も
自覚が必要と思うこのごろです。
若き日に、毎日楽しんで観ていたサイトがあります。
政治の力に、老後をゆだねてよいものなのか?
一瞬、笑える「政治家論」を
自分のサイトだからと、云いたい放題で、楽しい。
ちなみに、暇すぎる貴方!
http://www011.upp.so-net
政治論を、やぶにらみで、楽しめます。
さんまさんのせかいでもなし、、、
たけしさんの世界でもなし、、、
番記者の世界ではないことは確かです。
民主が政権をとっていた時代の、
原子炉の友達作戦の前後の国会で
二番じゃだめなのですか?
美人の代議士さんが、男性視聴者を骨抜きにしていたころの
旧いサイトです。
今国会は、東京都知事の選挙で、
50億が街を飛び交っています、
慎太郎さんのような、
時代の寵児が出現しない限り、、、
都知事はモグラたたきのように
50億の選挙が繰り返されるのではないかと、、、苦笑しながら
軽口の政治論の中に、意外な真実があるような気がした
ネットサーフィンの今夜でした。
お金は、、、回るから、、、日本は存在してるのかもしれないと、
借家を売って、どこかに舞って行ったお札のゆくえを想像しながら
見えてるものは、皆、友達感覚で受け止められるが、
72歳にして、
見えない物に翻弄されて、まっすぐ頑張って
ごまかしのない人生が、
この世に、見えない物があるという事だけを
教えてくれました。
国家免許の仕事だけに、
責任感だけで、レールの上を走り続けた人生の終焉で、
レールの上に居る仕事には、全力で貢献したいと思っています。