花鳥風月

生かされて行くもの達の美しさを見つめて,
ありのままの心で生きている日々の、
ふとした驚き、感動、希望、

おげんきですか?

2017-05-08 02:45:51 | Weblog

 

桜咲く5月、連休の桜を見に行こうと、珍しく主人からの誘い。

こどもの日には、桜自身も心得て、満開の花で迎えてくれるはず、、、

少し早いが、咲き始めた桜の花が、ちらりほらりの枝の勢いも魅力がある。

農林試験場は、散歩には最高の桜の季節。

5月2日の昼過ぎに、散歩のつもりで、出かけた。

桜はちらりほらりの木々が、勢いを持った枝で北国の春を告げてくる。

まるで、枝がムクムクと動きながら、花が突き破ってくるようだ。

ふっくらと、満開の樹も何本か見事な美しさで春爛漫を呼んでいる。

もう一度来ようね、、、その日は早めに帰ってきた。

そして、7日の今日、満開の桜と、桜の若葉の薫る5月を散歩しながら、

葉桜の年齢になった老夫婦は、ちょっぴり強い風の中で

桜餅の葉の馨になって、風に揺れる木々の間に立って、

花もよし、葉もよし、幹もよし、桜の並木道で

着物着て、背筋を伸ばした老人が、

孫と思しき少女のカメラに向かって

満面の笑みをポーズしている幸せがこぼれて、

桜の季節から、北国の元気が始まるようですね。