枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

真相は藪の中

2010年03月31日 | Weblog
 大逆事件。どうもよくわからない。これは、歴史を知っているだけでは、到底歯がたたない。その時代の背景も然ることながら、事件に関与したとされる、人物の生い立ちや思想などにも、大きな要因があるように思える。何故、そういった事件が起きたのか、また組み立てられたのかがさっぱり不明では、これは知識の笊でしかない。もっと詳しい資料を読まなければ・・・。図書館も、春休み中くらいは、開けてくださいまし。

 松本清張が生きておれば、興味も増したであろうし、知っておこうとも思ったであろう。『小説・帝銀事件』を読みながら、犯罪の根本は?犯人の意図するところは?謎が深まる内容であった。無実の罪。というのも可笑しい。真犯人が居る訳だから、無実であって、罪ではない。冤罪は何故起きるのか?それは即ち人間の業である。神しか知らない真実を暴けはしないのだ。

 真新しい事件でいえば、菅谷さんの失った時間を、過去まで遡っていくことは、本人はおろか誰にも出来ない。裁判長が謝った。というが、人間としてあたりまえの姿勢ではないのか?だが、間違っていました。許してください。とは言っても、菅谷さんの心を慮る配慮には少々欠けている。何を於いても、先ず最初に詫びてもらいたかった。また、詫びる言葉の内容に、地位や権力を捨てて詫びてほしかった。

 もし、仮にしても。自分であればどうだろう。心が歪んでボロボロになるよ。砕けて散って欠片さえ見当たらないのではないか。歳月の長さもそうだが、一日のなんと長きを感じられたことだろう。でもよかったね。命を援けてもらえたのにはきっと深い意味があるよ。これからの時間を大切に生きていかれますよう、願っています。

 白枇杷を何気なく見てみると、下の方の葉が傷んでいる。ちょっと採って、風の通りをよくした。採った葉は、焼酎漬けとお茶にする。某作家さんやら、リエさんにも、白枇杷は貴重なので保存しておくのだ。私は、いつでも気が向いた時に採って飲めるが、なかなかそうもいかないらしいので、紙袋に入れておく。花粉症はいかがかな?症状が可なり改善されたようには思うのですが・・・。枇杷酒も到着後に、1.8ℓに増やして、ティースプーンに1杯を、就寝前に飲まれているのでしょうか?

 枇杷酒を毎晩、飲用されると、体が温まってきて、朝までぐっすり眠れます。足が冷えません。男女共に腰を冷やすのはよくない。特に女性はお産がありますから、腰を冷やすと足に堪える。年を寄せた時、歩けなくなっています。歩けないと血液が流れ難くなり、更に排泄機能に障りが出て、病気の併発をするのです。加えて、考えようとする力が失せる。結果は、認知症になり、手に負えない状態で終末を迎えるのです。

 認知症にならない方法。健康である。意欲がある。生きていくことに目標がある。つまりは、生きることは死ぬことに通じるのです。と、私には思えるのです。平々淡々であっても一連の時間を共有しあって、各々の任務の遂行ができたら、どんなに幸せでしょう。覚も、そうありたいと、願っています。

 祝島の原発反対に署名した。その後、建設が着工されたように、新聞で読みましたが、強引なやり方は、必ず悪事が暴露する。と睨んでいましたら、やっぱり記事で載りましたね。それ見たことか。ずさんな計画もさることながら、地球のことをこれっぽっちも考えていない。今更、慌てふためいて、何呉か云わん。人間も大切ですが、自分たちで地球に住めなくしてどうするんです?

 3年前の枇杷の花芽。3cm大の花芽の大きさに、枇杷の実は、チャボの卵くらいのが、1粒から12粒くらいつきました。全部で300粒ありました。
 リエさん。図書館に、著作の予約注文(リクエスト)をしておいたよ♥
コメント
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