枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

半夏生

2012年07月01日 | Weblog

 夏至から11日経った日を、半夏生と言います。この名の草花もあるそうですが、未だ見たことはない。夏の季節には、白い花が多い。卯の花、野いちご、笹百合、水ばしょう、蛍袋やヒメジョオン。鷺草に梔子。夕顔、百日紅等、白い花が圧倒的に咲く。

 合歓の木が咲き始めた。やさしい薄桃の花からは、子守唄が聴こえてくるよう。この時期、枇杷の唄と共に、ゆりかごの声が風に舞う。由紀さおりさんの歌声が、車の中に響いている。♪ゆりかごの上に枇杷の実が揺れるよ・・・・

 先日、火傷した左手の中指。枇杷葉エキスを当てていたら、水膨れは消え、新しい皮膚が再生されてきた。ケロイドの後はない。焼けた皮膚は、するりと剥がれた。化粧水を噴きつける。ちょっと浸みる。カーゼを当ててカットバンを巻く。

 昨日、仲間が足が痒い、とかきむしっていた。枇杷葉エキスを塗布してみた。今日はうんとも言わないので、治ったらしい。痒みは無論、ニキビやソバカス、滲みにも効く。以前、化粧品店で皮膚状態を測定したら、20代の肌だった。

 日本の昔話に、若還りの水があり、お爺さんは程好く青年になったが、お婆さんは飲み過ぎて赤ん坊になってしまった。これは、枇杷葉のことだ。枇杷葉茶、或いは枇杷酒を、毎日適宜、飲むことによって、体の組織細胞が活性化されるのではないか?

 人間は、死ぬために生きている。けれども、永遠に生き続ける訳ではない。早いか遅いかの違いだけだ。また、何時如何なる時に命が亡くなるかもしれない。誕生日に献体の登録をしよう。臓器提供の登録もだ。

 枇杷葉のお蔭である。医学の進歩に貢献するのではない。生きたくて、命の炎を灯したくて居る人に、少しでも希望があれば。と思う。一日でも、一週間でも、思う様生きられたら、悔いはないとも思えるから。性格以外は大丈夫です。

 西側の枇杷葉。花芽がついて咲いたが、結実はしなかった。今年はどうかな?

コメント
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