枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

ふたご座流星群・月明かりに

2019年12月14日 | Weblog
 此のところ、気温も落ち着いていて、朝を除けば温かい。温度も18℃で充分な部屋である。午前中の勤務を終え帰宅し、着替えて昼食を摂り、ブログの更新に。お洒落をするには気力が必要で、年齢を重ねるとどうでもよくなる。出不精の横着者の言い訳だが、インフルエンザの影響もあって、外出は極力控えたいのだ。

 千振やら、牛蒡やらでの予防に、懐炉を貼っての意気込みである。明日を休みにしているので、多少は心配ないものの、それでも体調は崩したくない。すばるの餌も用意し、用心を重ねての外出である。可能なら昼間が望ましいのだが、それでは人員が集まらないそうで、やはり夕方からとなるそうだ。楽しんでこよう。

 少しづつ苞が開いて、とても佳い香りがしている。昨年に引き続いての開花や、今年初のもあって、更に賑やかになっている。北向きのは結実しないから、花芽茶の心算でいる。冷凍庫に一杯なって、片付けもしなくてはならない。リエさんにも贈るが、昨年ので好ければあります。と言っても、勤務先で分けてしまう。

 義士祭。然しながら、本来では旧暦でのことで、今は霜月18日である。従って、雪も降らなければ、寒さも柔い。大石内蔵助が、十方ぐれの時になぞ、討ち入りはしませんからね。幾ら元禄時代であろうとも、暦は最も重要であり、最良の日を選んでの決行でしょう。昼行燈と陰口を叩かれても動ぜずで、忠臣蔵なのだ。

 枇杷葉も、剪定をしなければ伸び過ぎて困る。脚立がないと袋掛けさえできない。花芽が咲き出してから伐る心算でいるが、いざその段になると、何だか伐りそびれてしまうもの。葉が黄色になったのに声をかけて落とし、枝を揺すっていく。木村秋則さんが林檎にしたのも分かる。自然からの贈り物はどれもが貴重だ。

 我が家の枇杷葉は、品種もまちまちで大きさこそ小さいが、果汁はたっぷりとあり、甘くて美味しい。長崎茂木が一番早く、次いで房州だったり、田中になったりする。熟れ始めると待ったなしで採らねばならない。箱詰めにして送り出すが、歓んでもらえることもうれしい。気を発して枝を揺すり、願いを籠めている。

 月が満ち欠け、その姿を変えていくが、見えない部分があるというだけである。手塚治虫氏の月世界旅行だね。
コメント
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