枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

睦月・下弦・小潮

2025年02月21日 | Weblog

 早春の季節を本格的な春へと待つ時候、陽当たり梅は綻び水仙の花が咲き川原の土にイタドリは眠る。扁桃腺を腫らす孫に、鍬を手に川縁に下りて根を掘り持ち帰る。水で洗い・すり鉢で擂る・少量の酢足し布当て咽喉へ。

 イタドリは痛みを取ることからの植物名、地方によってはスカンポと云われる植物。子どもの頃には、水車にしたり塩を付け食していた物。薬草に用いるなら焼酎に漬け置き、少量を飲んだり患部に当て痛み和らげる働き。

 庭の木通、枯れた枝に新芽の膨らみを見つつ居りて。晩春に縦横無尽に新芽が出るのを摘み湯がいて食す。天婦羅も、雪の下や蓬とのかき揚げにも旨い。初夏に赤紫の花が咲き、夏時小さな実をつけ秋に熟れれば食せます。

 木通の皮は棄てず、焼酎に漬ければ風邪の引き初め予防になる。外出時の対策には嗽・小匙半分に湯150㏄で行い、手指消毒も可能で小まめな対応から防げる。耳鼻咽頭への効き目は無論、花粉症状へやんわり影響及ぼす。

 枇杷葉は、諸々の症状を抑えたり免疫や抗体を維持し体調整える也。自然からの訓え過たずと、身体が察知する有難さに憂いなく感謝。自然治癒力だけでは直ぐに回復できないものの、急く必要は非ず摂理に抗わずとも。

 運動もせず、外出は必要最低限としているが手作業等好いらしい。機械化された世間に逆行と、可能な限り試す。身体の柔軟性にはラジオ体操が最適なこと、特別な機械や施設は不要で個人的には満足している出不精。

 節約・倹約の鉄則は、買わない・棄てない・工夫で活かすです。自然に還すことが必須条件、最後は堆肥にして土に戻すことと感謝の暮らし。


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4 コメント

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Unknown (sayoko)
2025-02-21 11:41:36
こんにちは😊
イタドリ、新潟県では「スッカンボウ」と言います。
大きく伸びた物をポキンと折って
皮を剥いて食べたように思います。
大人たちに節のところは虫がいるから食べてはいけないと言われました。
本当でしょうか?
もしかしたら節はアクが強いのかも。
小さな火傷にはスッカンボウの皮を貼り付けました。

懐かしい時間を思い出しました。ありがとうございます。
返信する
用途も様々ね (アナザン・スター)
2025-02-21 12:04:55
sayokoさん、節のところですか?
はてさて、初耳です。
云われてみれば、灰汁が強いのかもしれませんね。

食べれない硬さの物を適当に切って焼酎です。
痛みが軽減します。
旬の時期だけなのを、どうするか?
粕漬けもいいようですよ。
醤油や塩漬けにも。
食材の保存方法ですね。
わたくしは、薬用に出来るかと試作です。

足の裏は、第二の心臓でしょ?
土踏まずに延ばして揉むのも好いわよ。
医者に罹らなくても、工夫次第です。
自然からおそわることの、何と多くでしょうか。
命を粗末にさえしなければ、生かされるんですわ。
有難いことです。

雪は大丈夫ですか?
訪問・応援・コメントありがとう♡
返信する
Unknown (とまと)
2025-02-21 19:04:56
こんばんは~♪
今日も一日お疲れさまです。

イタドリのこと、最近になって知りました。
高知の方では、お料理にして食べたりするのですよね?
子どもの頃、私は扁桃腺を腫らして熱を出すことが多くて
母が、よく梅干しを焼いてくれました。

こちら雪は降りませんが風が冷たいです。
アナザン・スターさん、暖かくしてお過ごしくたせさいね!

いつもありがとうございます。
返信する
用途様々に (アナザン・スター)
2025-02-21 20:53:05
とまとさん、イタドリ、一種の薬草ですね。
子どもの頃には、薬とは思えず、お腹が空くから口にしていました。
ただね、これを食べると身体がしゃんとするの。
それが不思議でなりませんでした。
祖母が鍬を肩に、小川の枯れた箇所に下りて、掘るんですよ。
茶色の塊です。
それを清水で洗って擂粉木で・・・
お酢も好いのよね。湿布にするでしょ?
それを手拭いに乗せて、扁桃腺の位置に貼る。
熱冷ましの役割です。

時期的に長持ちしませんから、焼酎に漬けています。
無理に飲用しなくても、貼ればいいんです。
膝や脹脛への浮腫み、効果があります。

薬草にも色々でしょ?
試してみて、自分にあったのを使えばいいのよ。
枇杷葉は万病に効果もあり、用い方も様々ですね。

コロナ予防接種もせず、帯状疱疹も出ません。
免疫や抗体を増やし、自分の身体を守りたいです。
覚悟したら、自然に抗うのを止めるだけです。

医者は、患者数が多くなるとPCのデータだけでの判断ですね。
何処が調子悪いか、昔の医者は聞かず、聴診器を当て、眼の球を診て、耳や口の中を確認してました。
それが採尿や血液検査が先でしょう?
経験もなければ、個々への対応が出来ないんです。
其処には注射や薬投与で、利益を上げることしか経営できないからです。

山崎豊子・白い巨塔
有吉佐和子・複合汚染
このお二人の著作、読まれていますか?

自分の身体は、医者や薬が治すのではありませんよ。
自らが治りたい、自然からの力に援けて貰い、治っていくのです。
細胞を無理に壊したり、皮膚を傷つけたりはしません。
病の症状に至る過程を知らなければ、治せることではないと思えます。

孔雀には、鴉はなれません。
どうぞお大事にね。
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