枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

戦争になったら・・・

2010年12月08日 | Weblog
 三日月は、眉月とも云うが、実に綺麗な月の形である。天空の月を眺めながら、ふと思い出した事があった。このマークを付けて活躍するのが、月光仮面です。数十年前、東京に行った時、新聞配達の小父さんが、この衣装で店内を歩いていた。私以外は素知らぬ顔でいる。私は、タイムスリップしたかと仰天!後で、教えてもらったのだが、いろんな衣装で登場するらしかった。へえ~!!

 今は、その喫茶店も閉店したし、世の中は様変わりしている。親が子を、子が親を平気で殺してしまう。新聞の記事には、そういった犯人の心情もあり、何が狂っているのか、何処で間違ってしまったのか、とても哀しい背景を思う。昨今の社会で、秩序の欠落を言うと、常識というのは当て嵌まらない。常識=普通ではないからだ。常識も、自分中心であるから、一般的なことが通じ合わない。

 水戸黄門では、悪事は絶対に滅ぶが、現状ではあり得ない。悪事こそ栄えているし、実際には悪い事と思ってもいないし、考えない。頭脳明晰な人間の所に、いろいろと集中して、結果的には、庶民や平民には行き届かない。差別かなぁ、それとも虐めかな?弱い者や、立場の無い者が、生き難い世の中に、なっていっているんだろうか。千円のお金の価値観が、酷くずれてみえるよ。

 朝夕の寒さが厳しいのが、今年の紅葉を美しくしている。日中の気温は暖かいのが暑いくらいで、動いていると汗ばんでくる。風もなく、穏やかなお天気に、過ごし易いのが却って不気味でもある。今日は、日本が戦争をしかけた日で、真珠湾を攻撃した日でもある。戦争がどんな結果を生むか、詳しく知らないまま、戦場に赴き、亡くなった人達がいる。国が権力を行使して、虫けらのように殺したのだ。

 戦争はしてはいけない。如何なる理由があろうと、絶対にしてはいけない。戦争とは人が人を殺さなければならないのだ。そういう命令で、戦地に赴いていくのだ。相手にも、自分にも、どんな感情があろうとも、殺さなければならない。それが任務なのだから・・・。そんな殺し合いが、何十年も前にあって、今尚、何処かしらで、諍いが絶えない。戦争というのは、いけないこととわかっていても、止められないことなのか。

 11月の初旬の花芽。まだまだ硬い苞の状態。

 

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