枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

奈良二月堂修二会・如月

2025年03月01日 | Weblog

 仲春の頃、奈良二月堂修二会が始まる。早春の頃とは気温も上がり、多少の戻りはあるなか風の温かさに気も緩みがちとなる。未だ油断せずと心弾む想いに手綱引き締め、並足整える。天気の曇りも侭あらば日溜り探す也。

 枇杷葉の花芽、蜜蜂が飛び交い野鳥の群れ小鷺等も寄せる。既に結実したもの多く、点在して初夏を待つのも愉しいもの。クリスマスローズの勢い、楽観的感知は怪しく花が少ないのは寒さか?肥料が足らずなのだろうか。

 気温の上昇に霜焼け治りを見せ、ここまで日数も罹る。枇杷湯の入浴時、束子にて丁寧に擦るを効いたお陰と有難い。身体の冷えに注意も、陽射しに外仕事は油断したもの。風も無く、温かさあれども用心訓えられる為り。

 今年は、桜の咲く頃上京したく計画の範囲調整に悩む。リエさん地に泊めて貰えるので懸念はなく、下町散策優先。深川に行くと浅蜊丼が食べたくなるし、築地も外せず食い意地に誘われ煎餅の焼き立てに浅草寺は行くの。

 宮城谷昌光作品、宮部みゆき著作の総て読む。天空の舟・太公望・夏姫春秋・香乱記、ソロモンの偽証・クロスファイア・龍は眠る・孤宿の人には想い深く文章もなぞれる。歴史物は苦手と云う方に、お奨めの書籍ですな。

 フォローさんが増えてに、たじろぎ焦る。個人的には、誰彼に面白がられる内容ではなく医者嫌いの偏屈者。毎日の記載時、書くこと余りあるを思う様に纏め綴れば愉しみ也。文章への抵抗なく、流調な儘がうれしいわ。

 旧暦の暮らし向き、月の満ち欠け殊更として他には気働きせずも佳し。日頃から心に留め於いてにも、急かず・妬まず・願わずと思える也。気持ちの均整失えば、他人を貶め・嫉み止まず気づかない行動には愚かさとも。


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6 コメント

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Unknown (sr1007)
2025-03-01 08:56:24
sr1007
8時過ぎに起きて、おはようございますです。
寝起きの頭ガーンです。
奈良のしゅにえ(修二会)てこんな漢字を書くのだと初めてしりました。ニュースで聞いて言葉は知っていましたが(笑)
沢山の読書力スゴイ。
私も頑張って読みま〜す。
楽しい予定があると毎日ウキウキしますね。まづは体調整えての準備ですね。
今日も良きこと多かれしと願います。
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作者は好み (アナザン・スター)
2025-03-01 10:29:45
sr1007さん、宮城谷昌光著作は、重耳からでした。
ところが読めなかった。
中国の歴史に、興味もなく・・・天空の舟、これに嵌りました。
当時は、近くに本屋がありました。
面白い作品は、最初の3行で決まります!
手当たり次第に読み漁りましたが、中でもあの作品は人物像が鮮明で、見事としか云えません。

他人の評価は、後の世にされますが、間違った見識もあるかもです。
宮城谷昌光さんは、そういった時代考証も難なく書かれているのでファンです。

宮部みゆきさんは、現代物も時代読み物区別つかない巧みな文章構成です。
架空の設定かもですが、リアルさが迫り、背筋が伸びる作品も多い。
伏線の巧みさにはもろでの👏
そういう書き手になりたく思える日々です。

何時も応援、ありがとう♡
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こんにちわ (力丸ママ)
2025-03-01 16:37:06
2月堂の修二会も20年以上前に姉と朝バスで行き2月堂の前庭に5時間並んであのお松明見ました
心が洗われるようでした姉はクリスチャンですが清々しかったと言っていました。そして姉は独身でまだ勤めていたので夜行バスで帰り職場に行きました。それでも体調崩さず良い経験が出来ました。なつかしいです
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奈良には (アナザン・スター)
2025-03-01 16:55:20
力丸ママさん、5時間も並ばれて・・・
年齢には然程ではなく、意気込みでしょうか。
テレビでは観たことがあります。
長蛇の列に、恐れをなしました。

旧暦の睦月朔日、その後は西大寺観音・裸祭り、日を於いて、奈良二月堂修二会。
これが過ぎると、晩春ですね。
彼岸浄土から、陽射しも強く汗ばむ季節になりますね。

今日の気温は19℃。
明日から気温が元に戻るとか。
春霞の日中です。

身体も寒さを逃れて、ほっとされてですね。
お近くへの散歩、楽しみですね。

有難うございます。
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ありがとう ございます (はなまる アヤ)
2025-03-01 18:30:04
こんにちは
いつもお世話になってます 心強い励ましのコメントに 勇気をもらってます。 83歳 流れに逆らわづ 良い思い出作りに 成るように 添ってゆこうと 思います 月曜日に 「お母さんの 作った カレーが食べたい」? とのリクエストに 日曜日から 煮込んで 持って行こうと 頑張ってますよ・・・・・
出来る限りのわがままを聞いてやろうと思います。 
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心の底を (アナザン・スター)
2025-03-01 19:00:23
アヤさん、長年連れ添っての思いやり。
慈愛の深い観音さまです。
魚籃観音の掛け軸・絵図がありますね。
あれは、夫を奪われ子どもを殺された魚の憤怒を、観音さまは慈悲を以って救われました。
アヤさんの胸中に走馬灯の如く流れる思いの数々にも多くの悲喜ががおありでしょう。
やさしさは、時に勘違いもあります。
それでも僅か乍ら残っているなら、看取りたいものですね。
並みの心ではできませんわ。
今は笑顔でなさることが、凡てへの赦しだと思えますの。
アヤさんのやさしさは、ひしひしと亘ってきます。
どうぞご無理なく、ご自分へも労りをね。
お大事になさいませ。

訪問・コメントを有難うございます。
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