田舎暮らしのサンデー毎日

望まなくても、前期高齢者の仲間入りされられちゃった、年寄りのわがまま日記です。

福祉大会

2007年03月04日 | ボランティア
4つの町が、合併して初めての我が市の第一回「福祉大会」、
合併前にもこんな行事あったなんて知らなかった。
役をやらされて初めて知った。皆の頑張りすごいし大変だ。
800人集めてしまった、席が足らなかった、あわてて椅子を動員した。
長い来賓の挨拶は考えなくちゃいけないよ。
行政のイベントは挨拶に参加者は嫌になる。
「もう、やめろよ」「来る時間を間違えた」なんて声があちこちから聞こえる。
役人の書いた原稿を読むだけの挨拶なんて、誰も真面目に聞か無いよ。
でも、「基本講演」、日本社会事業大学、学長大橋謙策先生が登場して
雰囲気が変わった、大学の先生の話は今までの私の経験では
眠かった、でも、今日は眠くなかった。雑音が無くなった。
素晴らしい、心に響く話をしていただけた。皆真剣に聞いた、感動した。
時間オーバーで熱演下さった中でも、「自由、平等、博愛」フランス国旗の
例をとって、日本の私たちに欠けていたのが「博愛」では無いのだろうか?。
そのとおり、裕福な日本なんて勘違いしている我々に警鐘だ。
向こう3軒両隣なんて言葉が判る国民がいなくなってる。
「隣は何をする人ぞ」こんな人々が最後に公共の福祉を求める。
隣近所のお付き合いが如何に大切かを心に響く話術で引き込まされてしまった。
明日からも、今まで以上に心に素直にみんなが幸せになれるよう、
困ったら楽になってお隣や近所の人に相談できる雰囲気作りに
さりげなく進めたいと真剣に想ったし、仲間も作るのが
私の人生かなぁ、何て感じた。大橋謙策先生、ありがとうございました。