

写真の「ニシン漬け」、福井の一部、山間地の得意の漬物だ、大根を一口大に刻み、身欠きにしんも一口大、米麹と塩で漬け込む、気温が緩めば、大根が柔らかく漬けあがる、寒いときだけの、最高のご馳走。
隣の石川県では、蕪と鰤を使って、「かぶら寿司」として、有名になり、販売されているが、福井の「にしん漬け」は、家庭の味覚、販売されているのは見たこと無い。
福井でも、山間部だけの、隠れたグルメ、祖母から、母親へ、母から家内へ、家内のにしん漬けは、私の自慢でもあり、飲み友達には、おすそ分けしている、残念なのは、息子の嫁が、顔をしかめて、食べようともしない、伝統のグルメも、これまでか?、硬い身欠きにしんが、入れ歯の爺さんにも、楽しめるグルメに変身の、この技術?、何とか続けて欲しいものだ。


