今月になって二度、図書館へ行きました。貸出期間が二週間なので、一度借りると、二週間以内に再び図書館へ行くことになるからではありますが…。私って、結構、忘れっぽくて、一度読んだ本も 「いつ」 「どこで」 「だれの」 「著書」を読んだのか、記録していなければ、忘れていた…なんてことがあるんだなぁと、最近、思った次第です。著者名で選ぶ本もあれば、タイトルを見ると面白そうだから!という理由でチョイスする場合もあります。「フリーター、家を買う」はまさしくタイトルで選んだ著書でした。とっても幸運なことに、最近、友達に勧められて 有川浩さん…男性作家だと思いこんでいた!…彼女の著書、「ストーリー・テラー」「三匹のおっさん」「三匹のおっさん 再び(リターンズ)」 「ラブコメ今昔」とたて続けに読んだのですが、実は、「フリーター、家を買う」を書いたのも有川浩さんだったのだ!と知るのは最近のことでして。 たまたま著書一覧に、この本の名前があったから。そうでなければ、「図書館戦争」の著者と有川浩さんも結び付かなかったでしょうね。
この三年間、自分が読んで楽しむための読書からは、随分と遠ざかっていました。編集長に 「そろそろ書きたくて うずうずしてきたのでは…?」と聞かれても、実際のところは 「創作意欲はゼロだった」 理由は2つ。介護福祉士に一年、社会福祉士に通信教育在籍期間を含め二年、合計三年という時間をほぼ専門書を読むために費やしてきたから。 そして 「個人情報保護法」でしょう…やっぱり。 心温まるお話だったにしろ、ブログに書くことは以前のように 自由がきかなくなったこと。 特に この一年は 何か書こうとしたら、きっと暗い話になってしまいそうだったから…。 いつだって全力投球で愛情だけでオープンマインドで相手に…ということは、ざっと この5年、影を潜め、「自分を殺して生きていく」が日常になってしまったんですよね。自分を語らない、出さない、色々あって他に選択肢はなく表面上のお付き合い、みたいな。 21歳の時、「絶対、こうなってはダメだよ。大人になると、皆、そうなっていく。でも今のまま、ずっと変わらないでね」と(英語で ある人に)言われた時は、変わるわけないと自信を持って答えたものの、結局、「一番なりたくない自分」になってしまったんじゃないか…って。嫌な部分ばかり見ていると、そうなっていく…そうなってしまった、なんて言い訳、しちゃいけないんだけど。
このブログも、個人情報や内容によっては書けないことを踏まえた上で 5年くらい前までは「素」の自分を語っている気がする。その後は当たり障りのない内容で、文章を書く楽しみ事態、もうすっかり忘れていた。読書の”本当の”楽しみも…。
たくさんの本を読めば、創作意欲も沸く、そんな相乗効果があること自体、すっかり忘れてしまっていたんです。創作意欲といっても大げさなことじゃなくて、
「文章を書く楽しみが再び沸気起こった」ってこと。
これは ある意味、奇跡に近い、うん!
メモしないと忘れてしまうから、読んだ本のタイトルと著者名をざっと ここに記しておきます
- 宮部みゆき・著 「ICO霧の城」 (上) (下) ゲームが元となったファンタジーらしい。街ごと、人ごと石になってしまうあたり、「眠りの森の美女」を思い起こさせる。
- 有川浩・著 「三匹のおっさん」 「三匹のおっさん 再び(リターンズ)」 還暦を迎えたおじさま三人が地域のために大活躍する物語。孫の名前が 「ゆうき」って
- 有川浩・著 「ラブコメ今昔」 タイトル通り、自衛官の ”恋”を集めた物語。とにかく笑った!
- 有川浩・著 「ストーリー・テラー」 あとがきを読んで3度のビックリ!著者は女性だったのか…ううん、それより、この物語って、どこまで実話
- 村山由桂・著 「天使の卵(エンジェル・エッグ) 浪人生の主人公が偶然電車の中で見かけた女性は8歳年上の精神科医、春姫…以下、略。
- 村山由桂・著 「青のフェルマータ」 オーストラリアの青い海。自閉症治療にイルカたちが…こちらも他でお腹一杯、語ったから、ここでは省略。
- 村上春樹・著 「1Q84」book 1(前)(後)
- 村上春樹・著 book 2 (前)(後)