健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

大学院での研究のいざない

2014-02-03 08:30:14 | 研究
先日、骨格筋研究へのいざないの記事を書きましたが、再度思うことを書きます。ここ連日のように生物学の常識を覆したSTAP細胞を発見した若手女性研究者に関する報道がなされています。彼女は立派な研究者だと思います。おそらく、今後も素晴らしい研究をいくつもしてくれるでしょう。その彼女が言っていたことですが、「数十年後や100年後に役立つ研究をやっていきたい」ということ。非常に大切なことで、気になったことです。昨今の研究界を取り巻く雰囲気は、すぐにでも役立つ研究をすべき、あるいは役立つ研究こそがいい研究であるというようなものがあります。「すぐに役立つ研究」とはなんでしょうか。大学院に入学してくる学生さんに聞いてもやはり同じようなことを聞くことが正直多いです。ですが、すぐに役立つとはどういうことでしょうか。よく考えてみてください。研究とはある意味積み重ねです。ですので、正確性や再現性が求められるのです。大きな目標を立て、そこへ向けて現段階でできることは何か、現段階で確実に証明できることは何か、というものを考えてみるのも重要だと思います。自分の研究の限界を知ることは重要なことです。大きな目標へ向けて一緒んい研究をしませんか。
骨格筋研究に興味関心のある方ならバックグラウンドは問いません。まずはお問い合わせください。大学を卒業されている方ならどなたでも受験できます。また、短期大学や専門学校を卒業されている方でも、卒後の職務経歴から受験資格がある場合があります(4年生の専門学校を卒業された方の多くは、大学院受験資格があります)。
研究室の見学も大歓迎です。
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