健康を科学する!

豊橋創造大学大学院健康科学研究科生体機能学のつぶやき

加工肉の摂取

2015-11-09 08:30:24 | 研究
ハムやソーセージなどの加工肉に「発がん性がある」と世界保健機関(WHO)の外部組織・国際がん研究機関(IARC)が認定したことについて、国立がん研究センターが平均的な摂取の範囲であれば、大腸がん発生のリスクはないか、小さいので、極端に量を制限する必要はないとする見解を発表したそうです(YOMIURI ONLINE)。先日お伝えしたように、IARCは牛や豚などの赤肉も「恐らく発がん性がある」と認定。ですが、日本人の肉の摂取量は1日に赤肉50グラム、加工肉13グラムで、欧米などに比べて少ないそうです。国立がん研究センターが2011年に発表した大規模研究結果では、肉類全体を毎日100グラム以上食べる男性や、赤肉を毎日80グラム以上食べる女性は大腸がんのリスクが高まるが、平均的な摂取量ならば、がんのリスク上昇はみられなかったそうです。
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