国会で学力テストがはやっているようです。はやっているといっても、最近しばしば聞く程度ですが.....。漢字の読みや故事成語。いずれも首相に対する野党の質問です。漢字の場合は、攻撃的でした。今回のは、政策にかかわることですので特に問題はありませんが。でも、意味知ってますか、とわざわざ聞くこともないかと思います。こうして、よってたかって、日本国の首相の恥を全世界に発信していることを分かってやっていることだと思いますが.....。まぁ、外国では日本の国会などニュースになりませんが。問題は、政策や政治家としての資質にかかわらない事柄を国会で取り上げることが本当に必要なのかどうかということです。漢字が読めようが読めまいが、カップラーメンの価格を知っていようがいまいが、確定申告の時期を知っていようがいまいが.....。とにかく高い税金を払って国会が成立しているのです。その貴重な時間を最大限に有効活用していただきたと思います。学力テストは別の場所を設定して、国会議員が自らのお金で経費を負担して、思う存分やっていただければよいと思います。漢字が読めなくても政治はできると思います。そのためにブレインがいるのですから。でも、犯罪を犯したり、不正をしているとなると、これは問題です。その点は国会で扱うこともよいかと.....。なぜなら、国会議員はいろいろな意味で一般国民と違って保護されていますので。たとえば、多額の贈与税を払っていなかったらとしたら、一般の国民も払うだけで済むのでしょうか?首相は事情聴取を受けることもなく、単に支払うだけで済んだようです。もう一人の国会議員もそうだったようです。そしてもう一人の国会議員の場合も同様に支払うことで終わるのでしょうか?
時事通信によると
菅直人副総理兼財務相は22日夕の閣議後の記者会見で、鳩山由紀夫首相が東京地検に逮捕された民主党の石川知裕衆院議員の不起訴を望むと発言し、後に撤回したことについて「宇宙人と称せられている首相だから、地球人と若干、同じ言葉でもニュアンスが違ったりする」と述べた。その上で「そのことで深刻な状況が生まれるとは全く思っていない」と強調した。
えっ!これでいいのですか?一国の首相ですよ。首相の発言のニュアンスが宇宙人だから、地球人と若干違うので、深刻に考えることはないという。だったら、すべてが宇宙人的発言?どれが地球人の発言?つまり、国民は何を信じればよいのでしょうか?国民を惑わすような発言はやめていただきたいと思います。遊びではないのです。首相の発言はテレビやラジオ、新聞や雑誌、ネットで報道されるのです。さらに、それによって経済も左右されることもあるのです。それを宇宙人だからと一言で済ませてよいのでしょうか?首相だけでなく、民主党全体がおかしいのでは.....。政権与党ですので、頑張って欲しいと思います。きっと少なくとも4年間は日本をリードすることになるのですから。
菅直人副総理兼財務相は22日夕の閣議後の記者会見で、鳩山由紀夫首相が東京地検に逮捕された民主党の石川知裕衆院議員の不起訴を望むと発言し、後に撤回したことについて「宇宙人と称せられている首相だから、地球人と若干、同じ言葉でもニュアンスが違ったりする」と述べた。その上で「そのことで深刻な状況が生まれるとは全く思っていない」と強調した。
えっ!これでいいのですか?一国の首相ですよ。首相の発言のニュアンスが宇宙人だから、地球人と若干違うので、深刻に考えることはないという。だったら、すべてが宇宙人的発言?どれが地球人の発言?つまり、国民は何を信じればよいのでしょうか?国民を惑わすような発言はやめていただきたいと思います。遊びではないのです。首相の発言はテレビやラジオ、新聞や雑誌、ネットで報道されるのです。さらに、それによって経済も左右されることもあるのです。それを宇宙人だからと一言で済ませてよいのでしょうか?首相だけでなく、民主党全体がおかしいのでは.....。政権与党ですので、頑張って欲しいと思います。きっと少なくとも4年間は日本をリードすることになるのですから。
愛知県が「あいち子ども・若者育成計画2010(仮称)」を計画しているそうです。この計画は子供・若者育成計画を策定、健やかな成長と自立を支援していくための行動指針になるというものらしいのですが、その中で「子供・若者の範囲は0歳から30歳未満」と定義しているらしいのです。若者とは?なぜ30歳未満なのでしょうか。30歳になるまで県が面倒をみるということなのでしょうか。気持ちはわからないでもないですが、公の機関がこうした定義をするのは.....。
肝硬変の症状の1つで、門脈圧が亢進してしまい本来門脈を流れるはずの血液が門脈を通過することができず、腹壁の静脈を多量の血液が通るために、腹部の静脈が膨れてまるでギリシャ神話に出てくる「メデューサ」の頭のように見えることからつけられた症状です。前任校では消化管の講義でここまで話をしていたのですが、今では正常機能を話すだけにとどまっています。時間的な制約もありますが、生理学としてはまずは正常機能をきちんと理解することが大切になりますので。メデューサの頭については、興味がある方は調べてみてください。
この報道記事の真偽のほどは不明ですが、これも簡単に前言を翻す、勝手な思い込みの官僚排除という政治主導は無理、ということなのでしょうか。給料を払って働いている専門家がたくさんいるのに言葉は悪いですが利用しないというのは、おかしいのではと思います。上司は部下を上手く使うという能力も必要と思います。でないと、どんなに能力がある人でもできることに限界があるので、個人の能力の限界が組織としての限界になってしまいます。上司が部下を使いこなすことで、個人の能力の何倍、何十倍の能力を組織が発揮できることになるのではないでしょうか。
鳩山首相は、逮捕された石川議員について「(事件の)事実関係がまだよく見えていない中で、最終的な判断を控えている。起訴内容やその他がどういう状況になるかをもって判断したい」と述べ、現段階では議員辞職を求めないということを記者団に語ったそうです。これはどういうことでしょうか。それでは議員辞職を求める基準はどこにあるのでしょうか。一国の首相としての発言だと思いますが、これはどの議員にもあてはまることなのでしょうか。国会議員とは何でしょうか。そこから考えてみる必要があるのではないかと思います。国会議員も一国民であるというのならば、今回の鳩山首相の考え方も1つの考えかもしれません。でも、国会議員を国民から信託された国民の代表、国民の模範となるべき者?などと考えると、首相の発言は納得できるものではなくなるのでは.....。何度も述べていますが、思いつきでコメントされているのではないでしょうか。一国の総理大臣であるという立場を考えたコメントをお願いしたいと思います。将来が本当に不安に.....。
久しぶりに、東京大学を訪問しました。と言っても、本郷キャンパスではなく駒場の方です。今日は、京王井の頭線の駒場東大前から行きました。この駅が最寄り駅、と言うよりまるで東京大学の為の駅のようです。駅の階段を降りるとそこが正門。便利です。渋谷駅からも徒歩圏内で、時間に余裕があるときは歩くこともあります。だいたい20分ぐらいでしょうか。東急文化村を抜けて松濤の高級住宅地をを抜けると山手通りに出ますが、そこがちょうど駒場キャンパスの裏門付近です。一時期、細胞培養実験を東京大学で実施させていただいていたので、よく通いました。このキャンパスは、とにかく人が多いです。単なる通行人や近所の人もいると思いますが...。久しぶりに行きましたが、工事をいろいろな所でやっているのに驚きました。また、裏門のところに保育園がありましたが、閉園しているようでした。多くの学生が行き交うキャンパスで少しエネルギーをもらったような気がします。来年から本学の卒業生がここに通います。そうです。本学から東京大学大学院に進学する学生がいます。彼にはしっかりと研究してもらいたいと思っています。
だいぶ昔になりますが、ある政治家の立ち回りを当時のマスコミが「風見鶏」と評していたことを思い出します。鳩山首相の今国会での答弁やマスコミとのやりとりを見ていて、その言葉を思い出しました。ある発言をしては、マスコミの報道の仕方や世論の動向を見て、早い時には翌日にはその発言内容を変えてしまう。どうしたものでしょうか。一国の首相としては、やはり一貫した態度が求められるのではないでしょうか。もちろん、間違った方向へミスリードしてもらっては困ります。そのために首相補佐官をはじめ多くのブレインがいるのだと思います。ですので、単に一個人としての感想を述べるのではなく、総理大臣としてきっちりと説明や発言をしてほしいと思います。もし、できないのなら、毎日の朝夕に行っているマスコミとの会見をおやめになった方がよいと思います。現状ではかえって国民は不安になります。また、国会での答弁は事前に十分ブレインと対応を協議した上で、答弁書を作成してほしいと思います。あいかわらず、日本の将来に不安が.....。
バンクーバー五輪に出場するスピードスケート日本代表チームの第1陣17選手が、直前合宿地のカナダ・カルガリーに向けて出発したそうです。その中に、中学生の高木美帆選手がいます。いやぁ、立派なものです。ゴルフの石川選手といい、最近は非常に才能がありかつ能力が高い若い選手が目立つようになってきました。その一方で、こうした選手はまだまだ少ないので、マスコミが盛んに報道します。でもどうでしょうか。あまりの過剰な期待や特別扱いは、彼女の将来を危うくしてしまう可能性があるのではないでしょうか。できることならば、騒がないでそっとしておいて欲しいと個人的には思います。
医学書院が発行している週刊医学界新聞があります。そこで新春対談としてJAXA宇宙医学生物学研究室室長で宇宙飛行士の向井千秋先生と日本宇宙航空環境医学会理事長で東京慈恵会医科大学学長・細胞生理学講座教授の栗原敏先生の「2010年 宇宙医学の旅」という対談が1面から3面にわたって掲載されていました。私も日本宇宙航空環境医学会の一員で、宇宙医学研究を行っているので、こうした情報発信は大変うれしいことだと思っています。宇宙空間はあまりにも日常から遠い存在なので興味を持たない方が多いのですが、実は医学生物学の研究においては非常に重要な実験・研究の場であるのです。地球上で分からなかったことや理解できないかったことが、宇宙空間で発見されたり確認されたりすることがたくさんあります。加齢や不活動などによる生体諸機能の退行性変化に関しては、宇宙空間では容易に再現ができます。したがいまして、宇宙空間で新規治療法や新薬の開発が容易になるのです。一人でも多くの方が宇宙医学に興味を持っていただければと思います。何か宇宙医学について質問がありましたらいつでもご連絡いただければと思います。可能な限り回答いたします。もちろん、私どもの研究室で宇宙医学の研究を行いたいという方も大歓迎です。