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4人目まではお買い得でした

2009-05-02 03:53:00 | イーグルス
 スティールなのか売れ残りの欠陥商品なのかは今すぐには分かりませんが、今年のドラフトはほぼ全員スティールと言って良いドラフトでした。大手ドラフトサイトの予想と実際の指名した順位を比べてみます。
 ドラフトサイトですが、1 Draft Countdown 2 Scout.com 3 TSN(The Sporting News) 4 GBN(Great Blue North Draft Report) 5 PFW(Pro Football Weekley)の5つでPFWだけはスカウティングコンバイン前のデータによる順位です。最後の6が実際に指名された順番になります。

                      1  2  3  4  5    6
1巡19位 WR Jeremy Maclin    2  2  4  2  2   3
2巡53位 RB LeSean McCoy    4  4  4  4  3   4
5巡153位 TE Cornelius Ingram  4  7  4  2  2   10
5巡157位 CB Voctor Harris    11 11 21 12 12  24
5巡159位 OL Fenuki Tupou    17 10 NR 13 17  13
6巡194位 WR Brandon Robinson 17 24 25 16 21  24
7巡213位 OL Paul Fanaika     21 17 13 15 10   7
7巡230位 LB Moise Fokou     18 NR  8 22 12  15

 Maclinはほとんどの所でTop10候補になっていました、そう言う意味で19位で取れたのは素晴らしい指名だと思います。平均的なサイズと素晴らしいスピードの組み合わせが高く評価されています。
 McCoyはRB4番手の評価のままの指名です、RBがニーズのチームが少ないのは予想通りでした、53位で取れたのはお買い得と言えるでしょう。多くの所が外に出るスピードは無くタックルからタックルまでのランナーとする中で、TSNはインサイドランの評価が極端に低いです。
 IngramとHarrisは共に2-3巡が予想されていました、欠陥商品の売れ残りなのか素晴らしい掘り出し物なのかは分かりませんが、ドラフト終了時の評価としては最高の指名となります。Ingramの怪我の回復への評価が割れ気味ですし、ブロックが出来ないのかやれば出来るのかも分かれます。Harrisはコンバインでの40ヤード4,6を懸念するかオールアメリカン選出を高く評価するかが分かれています。
 Tupouは3巡程度の評価から情報無しまで大きく差が付いています、OLマニアが欲しかった素材(ただしOL指名の成功率は低い)を信じましょうか。
 Robinsonは特別サイズの無いポゼッションレシーバーですし、スピードの無さに対する評価の差がランキングの差になっているようです。
 FanaikaはOGとして7巡からルーキーFA程度の評価という点でほぼすべて一致します、OLが余っている状況で指名するような選手では無いでしょう。
 Fokouは40ヤード4,66のスピードを高く評価するかしないかで評価が分かれています。ST専用かOLBとしても使えるのかは評価が分かれます。

 スターターに成ってくれるかどうかはまだ分かりませんが、一般的な評価は上位4人の指名はスティールと評価して良いでしょう。ドラフト1回で3人スターターが出れば十分に成功のドラフトと言えますし高い評価を得るに値する指名と考えて良さそうです。