スーパーボウル 素晴らしい試合でした。最後の止まれなくてTD取っちゃったはあの後逆転されたらMarion Barber以上の凡ミスとして語り継がれる所でしたけれど、事無きを得たのは本人は安心したでしょうね。
NE、と言うよりもTom Brady率いるオフェンスにとって、最も戦いにくい相手がNYGだったのでしょう。相手に常に駆け引きを仕掛け、プレイとは関係ないところでも次のプレイに使う仕掛けをばら撒くオフェンスにとって、それに付き合わずにシステムを丸ごと壊しに来るプレッシャー重視型のディフェンス(BALやPIT)には苦戦をする傾向にあります。
言うまでも無く、Wes WalkerとRob Gronkowskiの2人がメインターゲットで、Gronkowskiが怪我でデコイにしか使えなかった事を考えれば大健闘でしょう。アンダーニースががら空きになっていた事を見ても、TEはある程度放置でWRをしっかりカバーした(SをWRを見させた)結果だと思います。 Aaron Hernandezも活躍しましたが、2枚TEが並べば別の結果だったかもしれません。
INTもプレッシャーの中、TE目掛けて高さ勝負の競り合いを期待したらカバーがSではなくLBでサイズ負けした不運でした(多分BradyにはLBがあの深さまで付いてるのが見えなかったのでしょう)
代わってEli Manningの強引にも見える場所に投げ続けたピンポイントパス、こんなの長い間見ていますがEagles戦でこんなに良いEliは見た事がありません。
同時に、幸運も見方にしていました。Jerod Mayoが通り過ぎてしまったTDパスにしても、もしかしたらMayoが見えていなくて投げてしまっただけかもしれません・・・少なくともEli側から見たリプレイではあのタイミングであそこに投げる理由が無いですし、Mayoから見れば内側は自分とダブルチームだから投げてこない、外に来るだろうと山を張ったら内に来たパスなのではないかと(見直せば分かるのかもしれませんけれどね)生観戦ではそう見えています。
しっかりしたオーバーすローで大型のWRに高いボールを投げる。DLにチップされない高さから、DBを競り合ってもINTは無い高さに投げ続けたEliのコントロールがNEのカバーを打ち破りました。適当にとってこいを投げている普段のEliとは何かが違う集中を見せました。
そして、本来NYGのパワーポイントのChirs SneeがVince Wilforkに完封される中、カットバックで右から左に切り返し続けたラン。3rd1の場面で右と左どっちで取りに行くかの場面で最初から左に行って取ったのを見て、NEらしい裏表の使い方(普段は取らせてもいざと言う時には裏を取りに行く)をする余裕が無いのを感じました。ああいう所でWilforkに逆を行かせた上でSneeにはLB2枚ぶつける様な事をするのがNEだと思うのです。
ミスの無い、最後の最後まで締まった好試合でした。87年のSF-CIN以来のスーパーボウル観戦でもベストの一戦と言って良い素晴らしい試合でした。お互いに小さい損失を出してでも一発で流れが変わるようなダメージを受けないように細心の注意を払いつつも時として大胆に勝負を掛け、それを成功させる。アメリカンフットボールにもっとも必要な駆け引き、分析と実行をする為の準備。本当に高いレベルの試合でした。
NE、と言うよりもTom Brady率いるオフェンスにとって、最も戦いにくい相手がNYGだったのでしょう。相手に常に駆け引きを仕掛け、プレイとは関係ないところでも次のプレイに使う仕掛けをばら撒くオフェンスにとって、それに付き合わずにシステムを丸ごと壊しに来るプレッシャー重視型のディフェンス(BALやPIT)には苦戦をする傾向にあります。
言うまでも無く、Wes WalkerとRob Gronkowskiの2人がメインターゲットで、Gronkowskiが怪我でデコイにしか使えなかった事を考えれば大健闘でしょう。アンダーニースががら空きになっていた事を見ても、TEはある程度放置でWRをしっかりカバーした(SをWRを見させた)結果だと思います。 Aaron Hernandezも活躍しましたが、2枚TEが並べば別の結果だったかもしれません。
INTもプレッシャーの中、TE目掛けて高さ勝負の競り合いを期待したらカバーがSではなくLBでサイズ負けした不運でした(多分BradyにはLBがあの深さまで付いてるのが見えなかったのでしょう)
代わってEli Manningの強引にも見える場所に投げ続けたピンポイントパス、こんなの長い間見ていますがEagles戦でこんなに良いEliは見た事がありません。
同時に、幸運も見方にしていました。Jerod Mayoが通り過ぎてしまったTDパスにしても、もしかしたらMayoが見えていなくて投げてしまっただけかもしれません・・・少なくともEli側から見たリプレイではあのタイミングであそこに投げる理由が無いですし、Mayoから見れば内側は自分とダブルチームだから投げてこない、外に来るだろうと山を張ったら内に来たパスなのではないかと(見直せば分かるのかもしれませんけれどね)生観戦ではそう見えています。
しっかりしたオーバーすローで大型のWRに高いボールを投げる。DLにチップされない高さから、DBを競り合ってもINTは無い高さに投げ続けたEliのコントロールがNEのカバーを打ち破りました。適当にとってこいを投げている普段のEliとは何かが違う集中を見せました。
そして、本来NYGのパワーポイントのChirs SneeがVince Wilforkに完封される中、カットバックで右から左に切り返し続けたラン。3rd1の場面で右と左どっちで取りに行くかの場面で最初から左に行って取ったのを見て、NEらしい裏表の使い方(普段は取らせてもいざと言う時には裏を取りに行く)をする余裕が無いのを感じました。ああいう所でWilforkに逆を行かせた上でSneeにはLB2枚ぶつける様な事をするのがNEだと思うのです。
ミスの無い、最後の最後まで締まった好試合でした。87年のSF-CIN以来のスーパーボウル観戦でもベストの一戦と言って良い素晴らしい試合でした。お互いに小さい損失を出してでも一発で流れが変わるようなダメージを受けないように細心の注意を払いつつも時として大胆に勝負を掛け、それを成功させる。アメリカンフットボールにもっとも必要な駆け引き、分析と実行をする為の準備。本当に高いレベルの試合でした。