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Manning欲しかったのか・・・

2012-03-24 04:13:00 | イーグルス
 フロント内部のパワーバランスの内幕が地元誌ではなくなぜかLA Timesの記事として書かれました。

 Andy Reidに取材をしたという訳ではなく、内部情報を基にした記事なのですが、去年のロックアウト後の派手な動きがReid主導ではなくHowie Rosemanが行ったもので、Reidが人事権を失っていた事。そして、オーナーJeffrey Lurieが次ダメなら解雇、と最後通告をしたように読み取れる記者会見の末にHC留任したと思えたのですが、Reidは人事権の掌握を要求してこのオフの地味な契約延長優先の動きはReid主導で行われた。と言うの記事が公表されました。

 これは予想通りです、去年のJason Babin獲得からKevin Kolbのトレード、Nnamdi Asomugha獲得などの動きは単体としてはともかく、総合して見た時にReidのやり方ではないのは感じていました。逆に、最近の契約延長重視の動きがReidらしい動きなのも感じます。
 Tom Heckertが他チームからの引き抜きをちらつかせる事で権力を増大させ、その後CLEに移動してRosemanが昇格した最近3-4年はReidの人事権が弱くなっていたのを感じていました。それを裏付ける情報が表に出てきただけで大騒ぎをするような事ではないでしょう。
 Roseman流の派手な補強とReid流の堅実な動き、良くも悪くもキャップコントロールをしつつタレントを集めて勝負する地盤を作ったのはReidだけでは出来なかったでしょうしRosemanが悪い、と言う事にはなりません。2人の対照的な動きがチームに良い効果を産む事が出来るかが問題なのですし、今チーム作りは正しい方向に進んでいると考えています。


 もう一つ、ReidがPeyton Manningに興味を持ったがEliと同じ地区には行きたくないと断られた。と言う話ですが、これは余計ですね。その後Eaglesの公式見解として、Peytonは素晴らしいQBで興味を持つのは当然の事。と言う声明が出されました。Michael Vickが拗ねる前に終わらせたいのでしょう。実際VickよりもPeytonの方がスーパーボウルに手が届く確率はずっと高そうですから・・・

 何でこんなタイミングでこのような記事が出てきたのか。色々と考える事は有りますが、Reidが人事権を再掌握した。最近のFA・ドラフトの動きの謎が少し分かったと言う事にしておきます。