FA市場が開きましたが、どのチームのキャップのやりくりに苦労しているのか派手な動きは少なく終わりそうです。
1年キャップ無しの年がありましたが、その前の2009年から3年連続でほぼ据え置きのキャップ総額では苦しくて当たり前ですね。それまでは118ミリオンの次は125、その次は135のような形で増え続け、それを見越して契約していたのですから。
放送権料の見直しが来れば大幅なキャップ増が来る、確かに今までよりも高額の放送権の契約にはなるでしょうからキャップは増えるでしょうけれど、それほど跳ね上がりはしないと私は考えています。NFLが自分で放送する試合を増やしている事(全部の週で木曜日に試合やる事になりましたし、去年はFOXだったかCBSどちらかが放送する試合無いからと放送権を借りるなんて事にもなりました)景気が上向きではない事(株式市場は最近急上昇していますが、ユーロの財務の問題は解決していませんし、今株式市場に向いているお金が原油など資源に流れれば一気に景気は下を向くでしょう)そういうことを考えると、2年後まで持ちこたえれば良い、そう言うキャップ管理は危険だと思います。
さて、Eaglesは(WASとDALの没収分を1.6ミリオン増やすと計算すると)約9.5ミリオン残っている所からのFAスタートです。
最初にやった事は後2年契約が残っているTodd Herremansとの契約延長となりました。2004年の4巡指名でディビジョン2の無名校から入団しスターターを確保後は足の手術など何度か怪我を負いつつも欠場の少ないタフなLG兼LTとしてOLの中心選手となりました。ルーキー時の4年契約をすでに更新していたのですが、今回3年契約で11ミリオンのボーナス込みで21ミリオン程度(この総額は各種出来高達成時のようです)の契約となりました。ボーナスはサインボーナスや来年支払われるロスターボーナスだと思われます(今年はキャップがきついのでロスターボーナスは来年でしょう)
Herremansとの契約延長の意味を考えてみると、3年21ミリオンの金額からLGに戻す気が無くRTとして使い続ける。と言う事でしょう。1年7ミリオンはLGとしては高すぎます。Jason PetersとHerremansのOTコンビは各種数値でもリーグ屈指の成績でしたし、なによりMichael Vickが何も出来ないままあっという間にサックされる場面が減った安定感を21ミリオンで買ったのでしょう。他にやる事が有るだろ?と言いたい気持ちは有りますけれど、Herremansの引きとめに関しては悪くないと思います。
去年のシーズン途中STLを解雇されていたLB Ben Leberを施設に呼んでワークアウトを行ったようです。ストリートFAなのでFA解禁を待つ必要が無いLeberを今呼んだ意味は、FAでLBを取る際の交渉材料ですかねえ・・・33歳の10年選手をこのタイミングで呼ぶ意味、もしかするとベテランミニマム(呼び名は変わったようですけど、1年契約の時の優遇枠は有った筈です)を利用するには新年度の契約にする必要があるのかもしれません。
これはAndy Reidらしい動きだと思います。6-3で244ポンド、10年選手ですがゾーンカバーの悪くない選手の印象があります。とりあえずベテランLBを1枚入れておく(キャンプに残れるかは若手の成長次第)と言う保険をかけてドラフトに向かう。中途半端な手当てで済ませようとするのはReidの悪癖だと思いますが、治らないのですねえ・・・
書いている途中にTrent Coleとの契約延長のニュースが入ってきました。2005年の5巡指名からプロボウルDEとなったColeはすでにルーキー時の4年に加えて5年間25ミリオン程度の契約延長を済ませています。Herremans同様にあと2年契約がある所での延長となりました。これはColeの能力からすればあまりにも薄給な事でJason Babinとバランスが悪すぎる事を考慮してのボーナスでしょう。Coleの能力と言う点では少しずつ落ち始めている面が見られますが、功労賞と考えれば支払って当然の契約延長だと思います。
Herremansは11ミリオン保障で最大21ミリオン、Coleに関しては年数金額ともに現段階では情報がありません。後で更新する事になるでしょう。
1年キャップ無しの年がありましたが、その前の2009年から3年連続でほぼ据え置きのキャップ総額では苦しくて当たり前ですね。それまでは118ミリオンの次は125、その次は135のような形で増え続け、それを見越して契約していたのですから。
放送権料の見直しが来れば大幅なキャップ増が来る、確かに今までよりも高額の放送権の契約にはなるでしょうからキャップは増えるでしょうけれど、それほど跳ね上がりはしないと私は考えています。NFLが自分で放送する試合を増やしている事(全部の週で木曜日に試合やる事になりましたし、去年はFOXだったかCBSどちらかが放送する試合無いからと放送権を借りるなんて事にもなりました)景気が上向きではない事(株式市場は最近急上昇していますが、ユーロの財務の問題は解決していませんし、今株式市場に向いているお金が原油など資源に流れれば一気に景気は下を向くでしょう)そういうことを考えると、2年後まで持ちこたえれば良い、そう言うキャップ管理は危険だと思います。
さて、Eaglesは(WASとDALの没収分を1.6ミリオン増やすと計算すると)約9.5ミリオン残っている所からのFAスタートです。
最初にやった事は後2年契約が残っているTodd Herremansとの契約延長となりました。2004年の4巡指名でディビジョン2の無名校から入団しスターターを確保後は足の手術など何度か怪我を負いつつも欠場の少ないタフなLG兼LTとしてOLの中心選手となりました。ルーキー時の4年契約をすでに更新していたのですが、今回3年契約で11ミリオンのボーナス込みで21ミリオン程度(この総額は各種出来高達成時のようです)の契約となりました。ボーナスはサインボーナスや来年支払われるロスターボーナスだと思われます(今年はキャップがきついのでロスターボーナスは来年でしょう)
Herremansとの契約延長の意味を考えてみると、3年21ミリオンの金額からLGに戻す気が無くRTとして使い続ける。と言う事でしょう。1年7ミリオンはLGとしては高すぎます。Jason PetersとHerremansのOTコンビは各種数値でもリーグ屈指の成績でしたし、なによりMichael Vickが何も出来ないままあっという間にサックされる場面が減った安定感を21ミリオンで買ったのでしょう。他にやる事が有るだろ?と言いたい気持ちは有りますけれど、Herremansの引きとめに関しては悪くないと思います。
去年のシーズン途中STLを解雇されていたLB Ben Leberを施設に呼んでワークアウトを行ったようです。ストリートFAなのでFA解禁を待つ必要が無いLeberを今呼んだ意味は、FAでLBを取る際の交渉材料ですかねえ・・・33歳の10年選手をこのタイミングで呼ぶ意味、もしかするとベテランミニマム(呼び名は変わったようですけど、1年契約の時の優遇枠は有った筈です)を利用するには新年度の契約にする必要があるのかもしれません。
これはAndy Reidらしい動きだと思います。6-3で244ポンド、10年選手ですがゾーンカバーの悪くない選手の印象があります。とりあえずベテランLBを1枚入れておく(キャンプに残れるかは若手の成長次第)と言う保険をかけてドラフトに向かう。中途半端な手当てで済ませようとするのはReidの悪癖だと思いますが、治らないのですねえ・・・
書いている途中にTrent Coleとの契約延長のニュースが入ってきました。2005年の5巡指名からプロボウルDEとなったColeはすでにルーキー時の4年に加えて5年間25ミリオン程度の契約延長を済ませています。Herremans同様にあと2年契約がある所での延長となりました。これはColeの能力からすればあまりにも薄給な事でJason Babinとバランスが悪すぎる事を考慮してのボーナスでしょう。Coleの能力と言う点では少しずつ落ち始めている面が見られますが、功労賞と考えれば支払って当然の契約延長だと思います。
Herremansは11ミリオン保障で最大21ミリオン、Coleに関しては年数金額ともに現段階では情報がありません。後で更新する事になるでしょう。