Dion放出

　CLEとトレードが成立しDion Lewisを放出、去年の6巡指名Emmanuel Achoを獲得しました。

　Dionは先日からトレード要員として放出の話が有りました、リターナーとしてはスピード不足でしたが、RBとしてはもう少し上手く使えるのではないかと思っていたのですけれど、Bryce Brownが同じタイプなので必要無いと言う判断なのでしょう。
　AchoはTexas大出身で6-1 1/2で238ポンド、スカウティングコンバインでは40ヤード4.73、垂直跳び35インチ、幅跳び9フィート10インチ、ベンチプレス24回。シャトルとコーンは太ももの怪我で計測しませんでした。
　CLEに入団しましたが、ACL手術で試合に出る事無くIR入りしています。怪我は100パーセント回復している、と言う事です。カレッジではOLB、CLEではILBとして練習をしていたようで、Billy Davisが去年指導した教え子の獲得になります。
　CLEで怪我をするまでのプレイが良くてDavisに気に入られていたのかもしれませんが、DeMeco RyansとMychel KendricksにJamar ChaneyでILBは十分なデプスが有ります。戦術的に1年仕込んだAchoを取る事が目的の可能性も有りそうです。
　また、ST要員兼LBとしてAkeem Jordanからの若返りを狙った獲得と言う見方も有るようです。JordanはFA市場に出ていますが、このまま放出になるのかもしれません。


　同時に、PS組4人を解雇しました、 LB Ryan Rau,WR Ron Johnson,Marcus Dowtin,CB Chris Hawkinsなのですが、Rauが少し良いプレイをした程度でドラフト後のルーキーFAと良い勝負の選手達です。


　今回の動きがDavisの要請なのか、Dionを出したかっただけなのか、良くは分かりませんけれど、Davisのシステムを知る選手が入った事の方が大きい良いトレードと見る事も出来そうです。