イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

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アウエイなら勝てる

2013-11-12 04:50:00 | イーグルス
 @GB戦は27-13で勝って5勝5敗の5割に戻しました。ホーム全敗アウエイ全勝と言うのも珍しい記録です。

 Nick Folesはパスの回数(と言うかオフェンスのプレイ数自体が多分今シーズン最小でした)は少ないものの3TDパス+いざと言う時のデザインドローやスクランブルを見せました。Chip KellyはまだMichael Vickが復帰したら・・・と言っていますけれど、安定感を考えればFolesをエース固定するべきでしょう。
 最初のDeSean JacksonへのTDパスはディープがやや短くINT寸前でした。ディープがどこに落ちるか投げてみなければ分からなかった去年に比べれば格段の進歩ですけれど、まだディープのコントロールは甘いです。Riley Cooperへの2TDに関しては良いところに落としています。

 LeSean McCoyが久しぶりに爆発しました。左右への振り回しも効いていましたし、リードオプション独特のミスマッチを作るシステムが機能しています。先週7TDを決めた事と最近の低迷でパスディフェンス対策をしてきたのかもしれません。
 特筆すべきなのは弟4Qでの時間の潰し方です。クイックテンポで一回セットしてから時間を潰してランプレイ。ディフェンスからすれば対策を指示する時間を取らせない新戦法を使いました(コーチからの無線指示が出来なくなりますし、セットしてしまえば選手同士の意思疎通も難しくなります)そこで見え見えのランプレイでゲインし続けたMcCoyとBryce Brownのコンビで9分時間潰したのは素晴らしい事です。

 Jason Petersが足首の怪我でサイドラインに退きましたが、プレシーズンから良いプレイを見せていたAllen Barbreが十分に穴を埋めました。Petersがいつ復帰するのかは不明ですけれど、プレシーズン欠場していたDennis Kellyも復帰していますし致命的な事にはならないはずです。


 ディフェンスには大きな怪我が出ています、Mychal KendricksとRael WolffがACL、即IRなのかは今後の検査を待つようですが厳しい事になるでしょう。
 ただ、Najee Goodeが破綻なくプレイしていました。2番目のILBにTEカバーさせる3-4だと重要なのですけれど、今のシステムだと結構誰がやってもどーにかなるポジションですし(Kendricks使うの勿体無いくらいでした)狙われない程度に頑張ってくれれば大丈夫かもしれません。
 Patrick Chungが復帰した試合ですし、Wolffの穴はそのまま埋める事になります。問題はバックアップが居なくなる事、Kurt Colemanが今のシステムでプレイしている記憶が無いです・・・
 
 Brandly Fletcherが欠場しましたが、予想に反してBrandon BoykinではなくRoc Carmichaelがフル出場しました。途中左右をCary Williamsと入れ替わるなど柔軟に使い分けていましたし、ここも破綻する事無く(GBにもレシーバー陣の怪我が有り、お互いに誰?と言うマッチアップでした)1試合こなしました。Carmichaelも5-10登録とサイズが大きな差がある訳ではないです、殊勲のエンドゾーンINTもありましたけれど、個人的にBoykinのパスカバーは信頼していないのでニッケル固定は正解だと思いますが、実績皆無(たまに出てはやられているイメージしかなかった)Carmichaelを使ったのは良い度胸していると思います。次またCarmichael使ったら分析されて狙われるでしょう、そこで良いプレイが出来たら素晴らしい拾い物になるのですけれど、ちょっと難しいと考えています。


 QBは3番手、レシーバーもWRとTEのスターター不在、OLも怪我人続発とGBのオフェンス陣がセカンドチームに近いのにも助けられました。また、エンドゾーンでのINTやTD未遂のパス2つと本来この点数で抑える実力は無いのですけれど、結果13失点は評価するべきでしょうね。

 
 Alex HeneryのFGミスとColt Andersonのパント処理ミス。勝ったから良いですけれど、STの基本的なところのミスが気になります。Coltはあそこでボール触って何をする気だったんだろう・・・