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OG Josh Anderws

2014-06-17 02:56:00 | ドラフト
 OLをドラフトで取らなかった分、ルーキーFAで4人獲得しています。通常8人から10人のOLへの割り振りの7人はまでは確定済み(去年のスターター5人+Allan Barbre,Dennis Kelly)そしてCのバックアップが8人目に入るでしょう。若手が入る枠は無く、最初からPS行き前提の競争をしているのかもしれません。

OG Josh Anderws Oregon State
 身長6-2 3/8体重311ポンド、スカウティングコンバインには招待されず、プロデイで40ヤード5.03、ショートシャトル4.64、スリーコーン7.40、垂直飛び29インチ、幅跳び8フィート、ベンチプレス25回を記録しました。

 California州Fontana出身、高校時代はOTで3年間スターター、4年生の時はDTでもプレイして56タックルを記録、バスケットボールではPFのポジションだったようです。(当時の体重は不明)
 カレッジに進学後、1年目はレッドシャツ、2年目にバックアップのC兼ST要員でプレイします。その後LGに移りスターターになります。特にカンファレンスの表彰などは受けていません。

レッドシャツ
1年生 6試合出場
2年生 7試合出場 5先発
3年生 12試合出場 12先発
4年生 13試合出場 13先発

 ドラフトサイトによる長所と短所
長所
 LGだけでなくCの経験もある
 素早く、出足が良い
 OLの外側にまで出てリードブロックが出来る

欠点
 相手のアサイメントを読み間違える
 ホールディング癖
 フリーブロック(対面が居ない)時に棒立ちになる

 Cと両側のOGの3ポジションでプレイ可能だけれど、NFLレベルで活躍するにはパワー不足でクイックネスも標準以上ではない。カレッジではLGだったけれど、Cのバックアップとしてなら53人枠に残れるかもしれない。と言う総評を見つけました。

 個人特集の動画は無かったのでOregon戦を見ました。OLはDLなどと違ってセットの位置が固定なので試合全体から探すのは楽なポジションです。
 よく見ると、5巡指名のTaylor Hartとがっつり対面で当たってます。ランプレイでの1対1はやや押している、パスプロテクトは時たま抜かれるけれど互角。Andrewsの良さはダブルチームブロックで軽く当たってからLBを拾いに行くようなフットワークを活かしたプレイのようです。
 スクリーンパスでもパスが通った時にはかなり深い位置でSを拾っていたり、パワーよりもフットワークに特色があります。問題はパワーですね、280ポンド級の3-4DE相手に互角程度だと、300ポンド以上のDTを相手にするのは難しくなるでしょう。
 LGとしてのプレイしか見ていませんが、Cのバックアップを狙った方が53人枠やPSに残る可能性は高くなるでしょう。Jason Kelceのサイズを見てもCには機動力を重視していますから、Cの技術が確かなものであれば、ロスター争いに加わるかもしれません。