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ニッケルの大穴は埋まらず

2015-08-18 08:34:00 | イーグルス
 プレシーズンゲームの緒戦IND@PHIは36-10で快勝、2015シーズンは勝利で幕を開けることになりました。


 Sam Bradfordを温存し、DeMarco Murray,Zach Ertz,DeMeco Ryans,Kiko Alonso,Mychal Kendricksと怪我で欠いた布陣となりました。
 ファーストチーム同士はお互いに2シリーズ(IND側は2シリーズ目の途中からQB入れ替えました)そこでの得点は7-3でしたが、内容ではやや押されていた感じです。
 ファーストチームで目立った点ですが
WRはJosh HuffとRiley Cooperが外、Jordan Matthewsがスロット、HuffとNelson Agholorが入れ替えで右WRに入っています。AgholorへのフラットをタックルミスしたプレイでTDを奪いました、単純にタックルミスなのですけれど、その後の加速はなかなかでした、キャッチミスが有りましたけれど素材としてはAgholor1巡に期待に答えてくれそうです。

 DBはLCBにByron MaxwellでRCBにNolan Carroll、記録上はSSにWalter ThurmonでFSにMalcolm Jenkinsなのですが、左側にJenkinsが居る事が多かったように見えます。サイズ考えてもJenkinsがSSでThurmonがFS扱いかもしれません(左右で分けているだけかもしれません)ニッケルにはJaylen WatkinsとEric Roweが入っていました。
 Roweですが、ファンブルを記録したプレイはバンプするはずのLBが素通りさせたからか簡単にアクロスのルートに入られで千切られましたね・・・その後追いかけてファンブルさせた訳ですが機敏さと言う点では大型CBの欠点が出そうです。セカンドチームではLCBとニッケルで出ていました、外の方が良いかもしれませんね(コーチは外で育てるとキャンプ中に発言しています)
 Watkinsはファーストチームで使うには足も手もお粗末でした。特にセカンドチームでRCBに入った時にはTDを許すタックルミスに1対1のステップで触れもしないで抜かれるなどミスが目立ちました。
 地元で好評だったルーキーFAのDenzel Riceですが、厳しいですね。TBカバー2のようなシステムを使っていたので仕方が無い部分は有りますけれど、ディープで簡単に置いていかれています。
 Brandon Boykinを放出して、JaCorey Shepherdを失ったニッケルCBを誰が勤めるのか?大きな穴が開いたままになっています。

 OLではキャンプでも日替わりでファーストチームが変わるRGにこの試合ではAndrew Gradnerが入っています。試合後の記者会見でも固定しないで使っていくと答えていますから、今後も日替わりで見ていくのでしょう。
 セカンドチームは左からMatt Tobin,Jukian Vandervelde,David Molk,John Moffitt,Dennis Kellyと並んでいます。この中ではVanderveldeが悪く見えました、途中Cでもプレイして居たのですがスナップ後に簡単に抜かれるプレイなど有り9人編成なら落ちるのはVandervenldeだと思います。


 セカンドチームではMarcus Smithが予想以上にダメでしたね・・・・・・体脂肪率を落として動くが良くなったと聞いていたのですが、足の回転は変わらず(元々260ポンドとしては後ろに足が動く選手でした)課題のパワーアップと判断力は改善されていません。
 OLと手の出し合いをすると足が止まる、組み付きながら足を回すのが下手なのですけれど、それはこの試合でも変わっていません。そして、QBに襲い掛かるのかRBやTEを見るのか、プレイブックに従っているのでしょうけれど、動き出しが遅いです。
 単純にパスラッシュさせたプレイでもセカンドチームRTにピックされていましたし、押し潰す形でポケットを狭める事も出来ていません。15サックを記録して1巡指名された選手ですが、そう言う野獣的な動きは見る事が出来ません。

 掘り出し物はTE Eric Tomlinson、ミドルレンジでフリーにる動きを見せました。速くないのにフリーになるのはルートに出るタイミングが良いのかブロックTEと相手に放置されたのかどちらかでしょう。来週セカンドチームで良い仕事ができればErtz不在の間チームに残るかもしれません。
 ST専用だったTrey Burtonも元QB,RB,FB,WR,TEの万能性を見せてくれました。パワーと言う点には不満が残りますけれど、ルートに出たときのスピードはTEとしては面白い武器になってくれそうです。


 3巡指名のJordan HicksはファーストチームとセカンドチームでILBに入りました。まだ動きが硬いですし、飛び込むかDLの後ろで待つか?と言った判断にワンテンポ遅さも感じます。ですが、ボールに絡んだときの動きは上々でした、来年以降ILBの要として期待する事は出来そうです。
 Brandon Grahamはパスラッシュの場面は多く有りませんでした。その代わり、バックペダルでRBをマークしたプレイでは動きの軽さと課題のパスカバーの上達が見えました。ややお腹弛んでるようにもみえましたけれど、今の段階でこれくらい動ければ十分でしょう。


 セカンドチーム同士の対戦で圧勝した訳ですし、収穫の方が多い試合と言って良いでしょう。ただ、ニッケルCBをどうするのか?Marcusが伸びていない、この2点は大きな問題になりそうです。



 チャットですね、後で直しときます・・・一ヶ月くらい使わないと勝手に閉鎖されるんですよね。ドラフトから2回保守したのですけど・・・・・・