軽視されるLBとS、これがNFL全体の流れではありますけれど、DL増やすよりLBかSのスターターの底上げの方が強いチームになるでしょう。
LB T.J EdwardsがCHIへ、Kyze WahiteがARIへ移籍し、スターターが両方流出しました。
Nakobe Dean 2年目 1巡候補が肩などの怪我とサイズ不足の懸念で3巡までスリップしました。動きは軽くシーズンオフにバルクアップしているようでMLBとして先発が予定されています。
Nicholas Morrow 単年契約 今年も他チームの3番手を拾うやり方となりました。OAKでの4年間は最初の2年はバックアップ、その後2年スターターを務め、21年に移籍したCHIでは全プレイ出場しています。
Roquan Smithをトレードに出すほどの活躍・・・ならFAで簡単には流出させないですよね(1ミリオンですから)3年間スターター経験が有りますしDeanと組むスターターになるはずです。
Patrick Johnson 3年目 LBかDEか迷う所ですけどね。
3-4OLBで使うのが正しい選手でしょう。4-3DEでも4-3SLBでも無い気がします。
Christian Elliss 3年目 わずか6%のプレイタイムですが、他に22年LBでプレイした選手が居ませんから4番目です。
Shaun Bradley 4年目 LBとしてはゼロプレイ、STでは活躍しています。
Davion Taylor 3年目 3巡指名も22年のファイナルカットに残れずPSで1年過ごしました。
3番手から後ろが実績ゼロと言うかマイナスみたいな状況です。2-3巡でLB1人入れないとチームとしてまずいです。4巡くらいでバックアップ指名するのがベターなのですけど、4-6巡無いですからねえ・・・
CB スターター両方流出まで有る状態でしたが、お金を払って両方残し、CINからGreedy Williamsまで獲得しました。
Darius Slay 残り3年 トレード志願から契約延長して残留となりました。2年足しているのですが、実際3年プレイするかはわかりませんね。 21年に比べるとスピードの衰えが見えた22年でした。が、まだまだ1流のCBです。
James Bradberry 3年契約(実質2年) 2年23ミリオン(12ミリオンゴースト出ます)3年38ミリオン。これがどちらになるかは2年後に決める事になるのでしょう。
ゾーン向きですが、穴にならない程度にはマンカバーが出来ます。ディープまで1対1をやるとスピードの限界が見えます。
Avonte Maddox 3年契約の2年目 怪我で終盤欠場し、試合勘(とコンビネーション)の不足を突かれる形でスーパーボウルでのノーマークTD2発を貰う一因になりました。
ニッケルCBとしてパスカバーに特筆する所はないのですが、ランパス両面の対応と言う点で水準以上のNCBです。FS転向の可能性もありますがNCBで使った方が良い選手です。
Josiah Scott 4年目 怪我に泣きつづけましたが、やっと健康なシーズンを過ごしました。NCB/Sですが、パスカバーは特別良くないです(と言うか数字で見ると酷い数字になります)CB5番手で残れないかもしれません。
Greedy Williams 単年契約 19年の2巡指名ですが20年は肩の怪我で全休、22年はハムの怪我によりIRで開幕し中盤復帰して11試合に出場していますが、10回投げられて9回成功2TDとQBレーティング満点の158.3を献上してしまいました。
さて、記録上は19.21年に関しては水準のパスカバー成績を残しています。が、22年の数字の悪さはどうにもならないですね。ハムの怪我が治ってなかっただけなのか、もうダメなのか。評価は難しいです。
Zach McPhearson 3年目 Bradberryが加入しなかったらRCBのスターターであったはずのMcPearsonですけれど、ディフェンスでは9%のプレイにしか参加できませんでした。外の控えだと両エースが居る間は出番ないですからねえ・・・
Josh Jobe 2年目 CB最後の一人としてほんの少しだけプレイしました。
Mario Goodrich 1年目 PSで1年過ごしました。
CBはGreedy加入とJosiahやMcPearsonがバックアップに居るからこの6人でCB陣組める。と、思っていたのですが、調べると誰も4番手任せられないかもしれない、と不安になりました。
CBの高年齢化ゆえの10位指名には、少なくともあと2年は現行の3人がスターターでやるわけです(契約上切れないし)からCB取るの?と思っているのですが、10位に誰が残るか次第ですが、1-2巡で1人取っても良い状況かもしれませんね。
S スターター2人がFAで流出しました。C.J Gardner-JohnsonとSlayどっちを残すか?ならCJGJ残して10位でCB指名が良かったのではないかと思うのですけれどねえ・・・・・・
Terrell Edmunds 単年契約 1巡指名でPITに入り5年間ほぼフル出場。パスカバーも致命的に悪くはなくなんでこんなに安く買えたのかよくわかりません。去年のオフも1巡の5年目オプションを貰えずFAになってドラフト直前まで契約貰えなかったので、何かあるのでしょうけれどね。
Justin Evans 単年契約 17年のTB2巡指名、スターターでプレイしていましたが翌18年の中盤つま先の怪我でIR入り、19年はアキレス腱の怪我でプレイせず、20年もPUPのままシーズン中盤に解雇されました、
22年にNOと単年契約で復帰、15試合に出場しました。Sの3番手だったようです。
Reed Blankenship 2年目 ドラフト指名漏れが意外だったのですが、運動能力が平凡で頭脳でプレイするタイプはウケが悪いですかね。
1年目から45%のプレイタイムを得ていますし、怪我の多いEvansを打ち破ってスターターを確保するかもしれません。
K’Von Wallace 4年目 典型的なCB/Sの外れトゥイナーになってしまいました。CBやるスピードはなく、Sやる判断力はなく、NCBに必要な小回りの機敏さもない。スリーディープの3人目のSが合っているとは思います、
Andre Chachere 3年目 ST要員です、18年から7チーム目のEaglesで屋っと試合に出て定着しました。
スターター候補が2人とも単年契約である事から10位でBrian Branchの予想や2-3巡でSの予想も多いのですが、Blankenshipの成長で片枠埋まると計算するならそこまで急務でもないような気がします。パスカバー能力の落ちたSS専用機のベテランはFAにいくらでも残るのですが、パスカバーのフィジカルと判断力を兼ね備えるSは希少なのでそういうタイプが欲しかったら上位指名使う事になるでしょう。
LBの3番手が手薄を通り越して不在、これは大問題です。WRの3番手はFAでベテラン拾ってくれば(スピード不足に目をつぶれば)なんとかなるのですけれど、LBでランパス両面見れるタイプはあまり落ちてないのですよね。CBもイメージよりもバックアップ陣の数字上の成績が悪いです。
6個の指名権を持ちますが、2個は7巡ですからねえ・・・4-6巡を出しているのはバックアップの確保と言う点で大きなダメージです。
10位か30位をダウンして3-4巡を増やしたいですけれど、当日展開がどうなるのかはわかりませんからねえ。
7巡2個はあてにしない(残った中で取るしかないですから)1-3巡の4個(とダウンして増やすであろう1-3個)でWRとLBの3番手、エースRB候補、OLとDLの新旧交代、CBとSの補強。どう考えても足りませんね・・・・・・