イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

今週も全員出場

2006-12-15 07:38:19 | イーグルス
 Donovan McNabb,Javon Kearseと攻守の最高給取り2人を失った他は、大きな怪我人無く過ごしている2006シーズンですが、@NYG戦も欠場無しで戦えそうです。

 木曜日の練習を休んだのはShawn Barberだけで、クエスチョナブルとなっていますが捻挫とかではなく痺れが出ると言う事なので試合には出場可能と考えられています。クエスチョナブルと公示されては居ますが、太股を痛めているRoderick Hoodと肩を痛めているMatt McCoyの2人は木曜日の練習に参加しています。WAS戦で足首を捻挫したJamaal Jacksonは練習に参加していますからNYG戦には問題なく出場できるでしょう。
 常にプロバブルに名前が有ったBrian Westbrookがリストから消えました、シーズン序盤は膝、中盤以降はつま先を痛めていましたがやっと万全の状態になりました。ほぼ同じサイズでオフシーズンには練習のアドバイスを受けているTiki Barberの前で成果を見せてくれる事を期待します。

 
 TEN戦でアクティブロスターに入りながら出場なし、IND戦では飛行機に乗り遅れて出場停止処分を受けていたBrodrick BunkleyはWAS戦でまたアクティブロスターに登録されながら出場無しに終わっています。Darwin Walkerがランディフェンスに苦しんでいる事を考えれば出場しない事自体考えられません、もう1人のバックアップSam Rayburnが良いのか、どうしようもない位Bunkleyが悪いのでしょう・・・。ラインに対しては疲労の分散をさせる事を最優先させるJIm Johnsonはスターターとバックアップのプレイタイムに差を付けないようにローテーションさせてきました、その状況で全く出番が無いのですからNFLのレベルでプレイ出来るような状態ではないのでしょう。ただ、DLコーチが今シーズン入れ替わっているので新コーチのPete Jenkinsがローテーションよりも良い選手を長く使うように変更している可能性はあります。
 ドラフト1巡指名のDTで1年目にここまで何も出来無い場合、2年目以降に急成長する事はあまり記憶に無いです。下位指名ならば3年目くらいに花開く事も多いポジションですが、カレッジの時点である程度完成された1巡指名が即戦力に成れないのは問題です。カレッジでの最終年度は9サックを記録していますし素材型の指名で3年後に期待をしていると言うような選手では無いと思います、ただカレッジで1年休む事になった足の常態が悪く下半身のトレーニングが出来ていないと言う情報もありますから怪我が癒えれば良くなるかもしれません。
 去年の今頃Matt McCoyに対してもLBは即戦力のポジションで2巡指名されるようなLBが1年目にダメなら期待出来無いと言い続けて来ました、今回の予想も外れてくれると良いのですけど。

Perry復帰、Short解雇

2006-12-14 07:17:32 | イーグルス
 スペシャルチームの切り札的存在だったJason ShortをカットしてRB/KRのBruce PerryをPSから引き上げました。

 プレイオフの可能性が全く無いのならば将来性と言う意味でPerryを使ってみるのは理解出来るのですが、NYG,DAL,ATLと地区優勝・ワイルドカード争いの直接対決3連戦の前にする動きでは無いです。Shortは6-4のサイズを持つSLBでリターンチームのタックル数では今シーズン4位の数字を残していますし、STキャプテンを務めた事も有る素晴らしいSTプレイヤーです。そうでなくてもSTの成績が良くない最近のチームにとってShortを失う事は大きなダメージになるでしょう。
 今回の解雇の理由は公式HPを見ても良く分かりません、過去2年足を骨折してシーズンエンドになっていて怪我への弱さが有るShortが今シーズンも足首の捻挫を負って1試合試合を休んだ。としか書いてないからです。先週のWAS戦には出場していますから致命傷と言うほど悪かったとは思えないのですが、WAS戦で怪我を悪化させたのかもしれません。他に原因を考えればルーキーのOmar Gaitherが良かったので後継者が見つかったと言う事なのかもしれません、Ike ReeseのようなバックアップOLB兼任で使えるSTをチームは好みます、STでは素晴らしいがLBとしては使えないShortは使いにくかった可能性がありそうで、今シーズンはキャンプでDEへのコンバートも検討されましたが結局LBに戻っています。

 Perryは4人目のRB兼KRとして開幕ロスターに残りましたが、Reno Maheが怪我から復帰してリターナーの代役としての役割を奪われると同時にCB陣の相次ぐ怪我でCBを補強する必要に迫られて解雇されPS枠でチームに帯同していました。
 今の時期昇格した理由を考えてみると、WAS戦で1キャリーしかしていないCorrell Buckhalterの代わりのインサイドランナー、最近平均で20ヤード戻せないMaheに替わるKR、どちらかの能力を必要とされたのでしょう。
 正直な事を言えば、KRとしてはSTLを解雇されているJ.R Reedを呼び戻した方が話が早い気がしています、Perryはファンブルが多くリターナーとしては見ていて怖いです。オフタックル辺りを駆け上がるスラッシャーとしての能力を必要とされたのならばこの動きは歓迎します、縦へのスピードと言う意味ではWestbrook以上の物を持っていると個人的に評価していますから。

 チームで最高のスペシャルチーマーを解雇して人数的には余っているRBとKRを補強する今回の補強、NYG戦でどういう使われ方をするのかを見ないと良い動きとも悪い動きとも評価が難しいです。宿敵Michael Strahan不在でJon RunyanとShawn Andrewsの右サイドへの速いランを出せると考えたのかもしれません。

地区首位まで1ゲーム

2006-12-13 08:40:56 | イーグルス
 色々と急用が重なって更新できませんでした。

 CAR戦に勝ち、NFCのワイルドカード争いの6番目に滑り込んでいる状態で迎えた@WAS戦は21-19で逃げ切りました、これでNFC-E首位のDALが8-5、NYGと共に7-6の1ゲーム差で追う展開になりました。両チームと直接対戦が残っているので十分に地区優勝の可能性が残る事になります。

 WAS戦はTB戦でやられた事をやり返したような一戦だったようです。トータルオフェンスヤードは263ヤード対415ヤードで圧倒されました、しかしINTリターンTDで得点するなど押されつつも耐える試合展開で何とか逃げ切りました。
 前半Jeff Garciaの2本のTDパスとMicheal Lewisの84ヤードINTリターンTDで21点を連取し、WASの反撃に苦しんだものの最後は自陣3ヤードからのファーストダウンをFGに抑えて時間を潰しきっての勝利となっています。
 ランディフェンスはLadell Bettsに171ヤード走られる酷い状態です、これが21-3と点差が開いた状況でパスを警戒した結果なのか純粋にランディフェンスが崩壊したのかは放送が無い状態ではなんとも言えないのですが、いくらパスを警戒したとしても171ヤード走らたのはラインが押されたと考えて良いのでしょう。ルーキーQB Jason Campbellに4回のスクランブルで38ヤードも取られてます、推測になりますがアグレッシブにパスラッシュを仕掛け続けた結果だと思います。ブリッツを入れてロールアウトされた時にスクランブルのロングゲインは出る事が多いです、ニッケル・ダイムでゾーンを引いているのならばそれほどスクランブルでは走られないでしょうから。経験の少ない若手相手にブリッツで脅かしてINTを奪うのはJim Johnsonのいつものやり方です、それなりにプレッシャーはかけていたのでしょう。
 やはりランディフェンスが問題になります、特に試合の前半では左のガードへのラン、Darwin Walkerを狙われてロングゲインを許しています。Trent ColeとWalkerの部分が弱いのは仕方が無いのですが、リードして逃げ切る展開ではなくリードされて時間を潰されるような展開になった場合のこの2人のランディフェンスの弱さは致命的です。DTにはSam Rayburnを入れる手段が残っていますが、DEのバックアップに打つ手が無い事は大きな問題点として残る事になります。

 Garciaはパス成功率も悪くないですし、2TDでINT無しとベテランらしい無難な数字を残しています。Brian Westbrookも88ヤードランで稼いでいますしつま先の怪我を考えれば上出来でしょう。
 問題はハーフタイム以降あと1つ取れれば試合を決まられる場面でドライブできなかった事です、ランが来ると読まれてしまった場合のWaetbrookのランはパワーの無さを痛感させられます、こういう時にShawn Andrewsの後ろを付いていけるだけのパワーが有るRBの必要性を感じます、3&OUTでは変化を付ける前にドライブが終わってしまうのですが、Correll Buckhalterの有効活用を考えて欲しいです。
 サック0ですしWestbrookが平均5ヤード走って居るのですからラインは良くやったと褒めて良いでしょう、Traがここ3試合素晴らしい働きをしていると言う評価もありますし状態が良いようです。
 
 最後のディフェンスをFGに抑えきった後のドライブで5分潰した事は大きな収穫です、それまで全く時間を潰せずにディフェンスに掛かる負担は大きかったでしょうからもう1回ボールを相手に渡したらば負けて居たでしょう。最後時間を潰されて負けていただけに、時間を潰して勝ったのはチームにとって大きな自信になるはずです。

全員練習参加

2006-12-09 23:11:57 | イーグルス
 CAR戦で鼻を骨折したMicheal Lewisと太股の怪我を負っていたRodreick Hoodが木曜日から、膝を痛めていたDarren Howardが金曜日から練習に復帰しました。これで今週も全員試合に参加出来る見込みになりました。つま先の怪我でCAR戦途中一時離脱したBrian Westbrookも練習には参加しています、この怪我が去年負ったものなのかどうかは良く分からないのですがあまり無理をして欲しくないです。
 
 WASとの再戦になります、4勝8敗と苦戦しているWASですが、Clinton PortisをIRリスト入りさせLadell Bettsがエースランナーとなりました。そのBettsは1回平均4,6ヤード走っていますしランオフェンスはリーグ10位ですから、ランディフェンスの弱いEAGLESにとっては楽な戦いにはならないでしょう。QBもMark BrunellからJason Campbellに変えています、今の所結果が出ていませんがランで組み立てる事を許せば力を発揮するかもしれませんし、来年以降の事を考えても波に乗せてはいけませんから今のうちに叩いておくべきでしょう。
 OLは強力です、怪我に泣いたPortis抜きでリーグ10位のランオフェンスを作り、被サックはリーグ4位の少なさです。IND戦のようなライン戦で負け続け後手後手に回る様なディフェンスをしてしまうのは避けなければなりません。両OTが強力ですし、すっかりパスラッシュが届かなくなった現状を考えると、Santana Mossへの長いのを貰ってしまう可能性も有りそうです。
 ラインで負けなければ良いディフェンスが出来るでしょう、ラインで勝てなかったとしてもIND戦のような消極的なディフェンスにはなって欲しくないです。長いの貰っても良いから積極的に前に出るディフェンスをして欲しいです。

LB入れ替え

2006-12-08 16:33:00 | イーグルス
 CAR戦で最初のディフェンスプレイの時にOmar Gaitherが写っていたのでニッケルパッケージで試合を始めたのかDhani Jonesをついに下げたかと思っていたのですが、Matt McCoyがスターターから降格されていました。5-11で220ポンド(公称230ポンド)のMcCoyよりも少し大きい6-1で235ポンドのGaitherの方を起用する事でランディフェンスの強化を狙ったようです。

 GaitherはNOにトレードされたMark Simoneauを追い出す形でニッケルLBとMLBのバックアップとしてチームに残留したルーキーですが、カレッジではSLBでプレイしていてOLBでもプレイ可能です、単純に若いSimoneauと考えて良いです。これまでMcCoyと入れ替わるのはShawn Barberだったのですが、Barberが膝の怪我で欠場した為にGaitherが抜擢されました。実際GaitherとMcCoyのプレイタイムがどれ位の比率だったのか(注目してなかったので)良く分からないのですが、今週の@WAS戦もGaitherがスターターになる事がほぼ決まっているようです。
 去年の2巡指名だったMcCoyが今年キャンプでBarber,Simoneauより良い動きをしていると評価され、シーズン序盤はそれなりに良い動きをして居たと思って居ただけに今回の降格は残念です。多分放送が無かったランディフェンスが崩壊して連敗中だった試合で酷いプレイをしたのでしょう・・・。確かにサイズに問題は有るのですが、最近のLBは6-0 225くらいの選手が結構居ますしカレッジでSだった選手をOLBに回すことも多いです、そういう意味ではMcCoyが特別小さいと言う訳でもないはずです。DLがランディフェンスに無力な為にLBはタックルをするよりもリードブロッカーを捌く能力(体力)が必要なのかもしれません、そういう状況ではMcCoyのような選手を上手く使うのは難しいでしょう。
 
 LBが弱点といわれ続けるのにはJim JohnsonのディフェンスはDLとDBの使い方に変化が無く、LBの変化で状況に対応させると言う点に有るのではないかと考えています。
 ランディフェンスが弱ければDLの重量化を計れば良いのでしょうが、常に計量パスラッシャーを並べ続けます。2年連続DTを1巡指名しましたが2人とも290ポンド程度の軽量小型DTでした、常にランディフェンスが弱いと言われているチームの補強としては微妙な選択です。その結果MLBにはパスカバー能力皆無のJermaiah Trotterをランディフェンス重視で使わなければなりません、そうすればTrotterの両脇にはパスカバー重視のOLBを置く必要が出てきて結果としてアウトサイドのランディフェンスに問題が出ます。Trotterの前のMLBにはWLBが本職のSimoneauを使いましたが、結局ランディフェンスが弱くてシーズン途中で交代しています。LBの使い方を固体出来無いために、その場その場で補強したLBが戦術に合わなくなってしまうことがLB陣の低迷を招いているのではないでしょうか。結構LBをドラフト上位で指名したり、4年8ミリオン程度の中堅LBを何人もFAで獲得して居るのですが結果が出ていません。

 Gaitherを起用する事に異論は有りません、若手にチャンスを与える事は良い事だと思います、ただそれならばMcCoyの所ではなくJonesと入れ替えて欲しいです。Trotterに年齢的な衰えが見えていますし、将来のMLB候補であるGaitherにはWLBよりもSLBとしての経験を積ませることが良いと思います。SLB候補のCris GocongはDEに戻す事になるでしょう(キャンプでの評価を見ているとSLBでTEに付くのは無理そうですしここがチームの弱点なのですから)そういう意味ではニッケルで使える程度のパスカバー能力が有るGaitherをSLBで固定出来れば素晴らしい事です。