イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

Kolbが居なくても問題ないような

2009-06-22 08:16:00 | イーグルス
 Donovan McNabbがとりあえずあと2年はチームに居る事になりました。元々Kevin Kolb.A.J Feeleyと3人ともあと2年の契約が残っているので2010シーズンが終わると全員同時に契約が終わる状況に変わりはありません。
 McNabbの今回の契約更改はカットしにくいような(ゴーストが残る)形になったようですし、スターター確約と言う事になりそうです。逆にKolbはトレード要員としてオファーを出していると言う噂が出始めて居ます。ただ、Kolbを買うチームが有るとは思えません、スターターが欲しいチームが手を出すはずが無いですし、若手を育てたいチームならドラフトで指名したでしょう。放出しても良いけれど元2巡指名の元を取れるようなオファーは来ないでしょうからトレードされる事は無いと思います。元を取る事を考えない処分価格にまで値を下げれば売れるのかもしれませんけれど・・・
 形としては不動のエースMcNabbに実績有るベテランバックアップFeeleyに未完の大器Kolbとバランス良く3人居るのと言う事になるのですが、どうにもKolbが将来スターターに成る絵が見えません。健康ならばエースで問題ないMcNabbにバックアップなら十分なFeeleyが居るので若手をじっくり育てられる環境で指名されたKolbですが、3年目の今年もスピードに付いていけずにINTを繰り返すようなら見限られる事になるでしょう。

 McNabbも契約更改を求めた割には、大っぴらにチーム批判をする事無く待つ事が出来ました。文句無い契約を手に入れましたしプレイに集中してくれるでしょう。Brian DawkinsやJon Runyan.TRAの放出でリーダー不在が最大の懸念材料と言われる今シーズン最古参のMcNabbがリーダーとしてチームをまとめられるのかがチームの浮沈のキーポイントに成ると思います。そう言う意味ではこのオフの過ごし方は悪くないでしょう。
 
 Feeleyは3番手の役割を地味にこなしているようです、戦術を理解するベテランの立ち位置はKoy Detmerを見て理解しているでしょうから出番が来ればプレイ出来る状態を維持しつつ機会を待つが出来るでしょう。

 下り坂のMcNabbに登ってこないKolb.そして3番手に落ち着いているFeeleyと先が見えないQB編成では有りますが、McNabbが去る時はチーム解体と覚悟するのならば悪くないQB編成だと思います。ただ、2番手でKolbが出てくるのは問題が有ると思います、Feeleyの方がKolbよりも確実に良いQBですし勝ち試合で経験を積ませるならともかく、まだ逆転の可能性が有る試合でKolbを使うのは16試合しかない事を考えれば間違っていると考えます。無理にKolbを育成するのではなく実績有るFeeleyを2番手に据える事が必要でしょう。

DBコーチ退団

2009-06-21 06:43:00 | イーグルス
 DBコーチアシスタントだったOtis Smithがチームから離れたようです。本来のDBコーチSean McDermottがDC代理として全体を見てDALのDCだったBrian Stewartがスペシャルアシスタントとして実質DBコーチの仕事をしています。DBは選手の入れ替えが多く指導力が重要なポジションなのですが、Smithが離脱する事になってしまいました。
 代わりとしてMichael Zorichをディフェンスのインターンとして雇っています。Penn StateからNYJ.ARI(まだPhoenix Cardinalsで東地区でした)を経て1994-98年までEaglesに所属していました。その後コーチをしていたとか言う話しは聞かないのですが1983年のドラフトから15年選手だった経験が有りますから若手の育成の力になってくれるでしょう。

 1巡指名のJeremy Maclinと6年23ミリオンで合意したと言う情報が有るのですが、多分ガセネタでしょう。1巡の16位から32位までは5年契約までだったはずです(契約のルールはころころ変わるので変更した可能性も有ります)同時に去年の1巡19位Jeff Otahが5年14ミリオン程度だったはずですから6年23ミリオンでは増えすぎでしょう。
 2巡指名のLeSean McCoyとMaclinの契約をトレーニングキャンプまでに済ますのは絶対に必要です。去年ルーキーで900ヤードの数字を残したDeSean Jacksonが居てもエースWR不足と言われ続けているのですから1巡指名のMaclinがエースになってくれることを期待するしかありません。またBrian Westbrookがキャンプ前半は休む事になるでしょうからMcCoyには開幕戦スターターを勝ち取ってもらわなければなりません。
 今の所フロントは交渉は順調でキャンプまでに周囲の契約を身ながら適度な金額で契約出来ると考えているようです。選手か代理人が欲張らなければホールドアウトする事無くキャンプに参加してくれるでしょう。


Ikeをカットするのが自然なのでしょうけれど

2009-06-19 06:59:00 | イーグルス
 OTAの後半はネタ探しが出来ていなかったのですが、Brian Westbrookの手術関連の話ばかりで誰が良かったとかと言う事はあまり載っていないようです。非公開の練習が多かったので仕方が無いのかもしれませんし、トラブルが無く順調と言う事なのでしょう。

 Jack Ikeguwounuの強盗(と言うより空き巣)の裁判で無罪になる可能性が高くなりました。先に裁判をしていた双子の兄弟が無罪になったようで、Ikeも無罪判決を受けると考えられています。
 手術した右膝の状態は良いようで、来月のトレーニングキャンプで生き残りを賭けた競争をする事になります。Sheldon Brownがトレードされずにチームに残りそうですし、Ikeは5番手のCBと言う事になっています。Joselio Hansonと4番手を争う事になりますが、Hansonはこのオフに5年21ミリオンの契約をしたばかりですからカットは考えにくいです。生き残るにはCB5人体制にするだけの(最近はCB4人S4人のDB8人体制が続いています)実力を見せる事か、Sheldonか新加入のEllis Hobbsをトレードさせるだけのアピールをする事が必要です。
 道はかなり険しいでしょうが、Lito Sheppardの時のようにSheldonを来年トレードする準備をしているのであればIkeをキープする可能性は有るでしょう。トレードで入ってきたHobbsは放出しやすく、またNEのシステムを知る選手として仕入れ値の5巡2個よりも高く売れる可能性が有ると思います。フロントがSheldonとHobbsの処遇をどう考えているのか、Ikeが頑張る事以上に周りの影響で生き残れるかが決まる事になりそうです。

通常更新に戻ります

2009-06-18 07:22:00 | イーグルス
 今日から通常の更新ペースに戻れると思います。まあこれからトレーニングキャンプが始まるまではニュースがほとんど無いのですけれど。

 Donovan McNabbが今シーズン終了後にFAになるオプションを放棄する代わりに2年間で5ミリオン程度給料を上乗せする事で合意しています。これで2年24ミリオンになりNFLで3番目に高い年俸のQBになりました。Kevin Kolbの状況を見ればMcNabbに去られる訳には行かないですし致し方ないです。サラリーキャップのへそくりを使い切るつもりで今年勝負する(新労使交渉の結果へそくりが無効になると考えているのかもしれません)と言う事でしょうが、来年サラリーキャップが無くならない時にはこのオフにベテランを大量放出する事になるかもしれません。

 現行の放送権料の契約はまだ少し続きますが、グッズ売り上げは減少しているでしょうし、毎年値上げしてきた入場料も今年は据え置きのチームが多いようです。この状況で選手とオーナーの取り分が決まったとしてもここ数年のような急激なサラリーキャップ増にはならないと思います(放送権料は毎年増えていくので放送権の契約が切れるまでは大丈夫かもしれませんが)大型契約を連発していますから今年よりも来年、また再来年とキャップヒットは増えていきますしサラリーキャップが継続する場合には大きな問題が出るでしょう。


 OTAでは大きな怪我人も出ず、ルーキーもそれなりの評価を得て終わりました。順調と言う事で良いと思います。Brian Westbrookの予定外の手術だけがアクシデントでした、無理に開幕に間に合わせる必要は無いのですがシーズン全体に大きな影響が出る事になるでしょう。LeSean McCoyにプレイタイムを与え、結果としてWestbrookとプレイタイムを分け合うようになってくれれば良いのですがそう上手くは行かないでしょう。

OTA終了

2009-06-12 07:25:00 | イーグルス
 4週に渡るOTAが終わりました、次はトレーニングキャンプで7月26日からルーキーと若手、29日から全員参加の練習が行われます。
 3週目と4週目のOTAは忙しくて記事をあまり読めては居ないのですが、Brian Westbrookの手術の話ばかりでOTAで誰が良かったと言う話が少なかったような印象です。

 Westbrookは自宅でリハビリを始めていますが、トレーニングキャンプには別メニューでの参加になるようです。開幕までに試合に出れる状態に戻れない場合はバイウイークが4週に有りますからその前後の復帰を目指す事になるのでしょう。

 ルーキー時の4年契約の最終年を迎えるMax Jean-GillesがDrew Rosenhausを代理人に雇いました。Stacy AndrewsとJason Petersの加入、Shawn Andrewsの復帰でGillesがスターターに割り込むのは難しい状況です、だから今の段階(去年はShawnの怪我の後11試合にスターターで出ています)での契約延長を求めたいのかもしれません。またはスターターになれないならばトレードを要求するつもりかもしれません。
 ただ、スターターとしての契約延長は無いでしょうし、トレードの要求も難しいと思います。Andrews兄弟とTodd Herremansが手術からの復帰になります、スターター経験の有る中堅Gillesは貴重な存在ですからトレードはしないでしょう。とはいえ、バックアップなのですからホールドアウトされても痛くはありません。このタイミングでの代理人変更に大きな効果は出ないでしょう。

 ドラフト下位指名選手が4年契約で合意しています、1巡Jeremy Maclinと2巡LeSean McCoyの2人が残りましたが、ここら辺は他の選手の契約がまとまるのを見ながらになるでしょうしトレーニングキャンプ直前の契約になるはずです。