イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

勝って流れに乗りたいところです

2010-09-12 18:55:00 | イーグルス
 明日早朝5:15からの開幕戦、ハンデは3点不利でホームの3点を足すと1TD程度戦力的に不利と予想されています。専門家の予想も圧倒的にGB勝利が多いです。


 PUPのVictor Abiamiri以外怪我人ゼロ(調整不足の選手は多数居ますが)と公示されて臨む開幕戦ですが、GB側にはPUPのAl Harris以外にも小さい怪我人が結構居ます。プレシーズンゲームでも欠場者が多かったですし、本調子でない選手も多そうです。Harrisの代役Tramon Williamsですが、ベテランコンビの後継者として期待されているようで大きなマイナスにはならないのではないか、とも言われているようです。また、SS Atari Bigbyが欠場しルーキーMorgan Burnettが出場します。このDB2人欠場をDeSean Jackson,Jeremy Maclin,Jason AvantにBrent Celekのレシーバー陣が翻弄出来るかが点の取り合いになった場合に重用です。 特にWilliamsとMaclinのマッチアップ、ここは勝たなければなりません。ここで勝ちSを引き付ければDeSean対Charles Woodsonで単純なスピード勝負を挑む事が出来るでしょう。
 重いだけでなく出足も持っているDL陣に対してパワー不足が懸念されるOL陣が押す事はあまり期待できません。乱打戦にならない為にもボールコントロールを狙いたい所ですが、OLが万全ではないですしランで押し込む事は難しいでしょう。エンドアラウンドやスクリーンのような変化球で左右に振る事が必要です。
 パスを投げる為に必要なパスプロテクト、軽量級を抑えるのは上手いのですが、重量級に押し込まれるとポケットがみるみるうちに小さくなる場面を多く目にします。加えて内外からブリッツが来るのですからKevin Kolbが安心してターゲットを探す時間を与えられるのか、この点にも疑問が残ります。

 結局、今年もパス中心で組み立てるオフェンスをやる事になるのでしょう。去年よりもショートからミドルのコントロールは良くなると期待されますが、ポケット内での視野はDonovan McNabbの方が上にプレシーズンでは見えました。どのタイミングでパスラッシュが来るのか、どのプレイは何人ブロックして何秒時間を取れるのか、これが分かっていないようなプレイも有りました、球離れ良く(フック以外の)5ヤードをRACが出やすい場所に投げてあげる事が出来るかどうか、KolbがNFLで生きていく為に必要なプレイが出来なければ勝利は難しいです。

 戦力的に不利であってもホームの開幕戦です、勝たなければなりません。ここで勝てれば比較的楽な前半戦を一気に駆け上がれるかもしれません、Kolb以下経験が必要な若手にとって勝ちながら経験を積むのか負けながら経験を積むのかは大きな違いが有ります。Kolbがどういうプレイをするのか、楽しみでもあり不安でも有ります。

2010シーズンクイズとオフ会のお知らせ

2010-09-12 13:43:00 | イーグルス
今年もMaknavさん主催のEaglesシーズンクイズを行います
回答はコメントでお願いします。

(1)Kolbが16試合スターターを守る。
(2)DeSean様が1200ヤード突破する。
(3)DeSean様がPRで2つはTDを決める。
(4)Celekのキャッチ数がチーム1となる。
(5)KolbのTD>INT。
(6)Coleのサックが12を超える。
(7)AsanteのINTが10を超える。
(8)GrahamもAllenもスターターの座を守る。
(9)Shadyが2回はファンブル&ロスする。
(10)レギュラーシーズン中2回はFlea Flickerをする!
(11)Playoff出場する。
(12)9勝かそれ以上。
(13)(番外編ですが)McNabbが失言する。

皆様の投稿をお待ちしています。



今週末辺りを考えていた2010シーズン開幕のオフ会ですが、同時開催のグッズ購入のことをすっかり失念していました。注文集めてアメリカから配達されるまでの時間を考えると今週末の連休は無理ですね・・・25日の週末辺りにオフ会を開催したいと思います。
先日四国からオフ会に参加していただいたリバティーベルさんにグッズを日本に送ってくれるお店を紹介してもらい、今回はそこを使おうかとも思ったのですが配達に時間が掛かるようなので今回もNFL.COMのショップを使いたいと思います。こちらの注文はYahooのメールの方にお願いします。

オフ会では2010シーズンの話と同時に現地観戦会についても話をしたいと思っています。

緒戦から厳しい審査を受けます

2010-09-11 19:02:00 | イーグルス
 2010シーズン開幕戦のGB戦ですが、普通開幕戦と言うものはデータが無いですし去年の成績からオフシーズンの出入りを見てランが強いパスが強いと言う事を想像するわけです。しかし、GBの主力がほとんど変わっていないのに対し、うちは色々といじり回したので実際戦力的にどうなのかが予想できません。
 その上、惰性で契約しているTSNのプレビューが去年より更に簡素になりました・・・オフェンスディフェンスのマッチアップのポイントのような物をまとめていたのが無くなり、正直お金を払って見る必要の有るデータがほとんど有りません。対戦相手を調べる上で重宝していたのですけれどねえ、それでもTSNとの契約は多分打ち切らないですけれど(ドラフト時のデータを遡って調べるのに必要なのです)今年は対戦相手の研究が難しくなりそうです。

 
 GBのオフェンスですが、うちよりもWR/TE陣が良い リーグでも数少ないチームです。プロボウル級のWR2人にTE1人、投げるのもAaron Rodgersですし連続して1200ヤードを超えたRyan Grantも居るスキルプレイヤー陣に死角は全く有りません。
 WR-CB,TE-MLB/SSのマッチアップはかなり厳しいです、特にEllis Hobbs側に配置されるWRをどう抑えるのか、Asante SamuelにINTを狙わせるトラップを使うには逆側1対1を抑える事が必要ですからHobbsが簡単にやられるようだとDBが打つ手なしの状態になる事も予想されます。Hobbs側にSが付けばAsante苦手のディープへの投げ込みが来るでしょうし、Jermichael FinleyをStewart Bradley1人に任せるのも厳しいでしょう。
 逆に、Hobbsが何とか互角の勝負をしてくれればSがフォローに付いたりランディフェンスを重視してGBオフェンスのバランスを崩す事を狙えるようになるはずです。まずはスターターに昇格したHobbsが穴となるのかならないのか、緒戦からディフェンス最大の疑問点に判決が下る試合になります。

 打開点は言うまでも無くDLがOLを叩き潰す事になります。耐用年数切れと言えなくも無い両OTをTrent ColeにBrandon Grahamの2人がどう突破するか。ブリッツ無しでそれなりにプレッシャーが掛かればLB陣のパスカバーは去年より数段上ですから簡単にやられずに済むかもしれません(LBのショートゾーン、TE対策もディフェンスの課題としていきなり厳しい審査を受けます)
 中央は普通にやれば負けないマッチアップでしょう、怪我無く順調そのもののDT陣がランをしっかり止めてDEがQBに襲い掛かる。これが出来て初めて勝負を始められる事になります。ラインが互角程度ではスキルポジションの劣勢の方が強く出ます、例年以上のライン強調の補強の真価を問われる一戦です。

 この試合で30点取られてもGBなら仕方がないとダメージは残らないでしょう(50点取られたらDC首かもしれませんが・・・)DLを強くしてDBの脆さを打ち消す、2010年のディフェンスがどれくらい通用するのかを見せてもらいましょう。

怪我人が全く居ないなんてはじめてかも

2010-09-11 08:19:00 | イーグルス
 オフェンス・ディフェンスの次はスペシャルチームです。

 チーム最古参のDavid Akersはプレシーズンを見る限り飛距離に問題は無さそうです。若干滞空時間が短くなった印象は有りますが、腿の怪我などでエンドゾーンまで全く飛ばない時期に比べれば回復しています。
 若手の挑戦を退けたSav Roccaはプレシーズン好調です。あとは時たま出るミスパントを減らす事が出来るかどうか、特に反則で蹴り直しの時に集中を欠く点には注意してもらいたいです。
 手品師は今年もラスベガスから帰ってきています。

 リターン専用で53人枠に残したJorrick Calvinですが、KRはEllis Hobbs、PRはDeSean Jacksonを使う方針に変わりは無いようです。となると、アクティブロスターに入らず怪我が出た時用の保険かもしれません。試合中にアクシデントが有った場合にはJeremy Maclinがリターンの代役を務めるようです。ただ、Maclinのリターンにスピードを感じませんオールアメリカンに選ばれたリターナーなのですけれど・・・


 開幕戦のGB戦、怪我人は全くのゼロで迎える事になりました。Jamaal Jackson,Nick Coleもプロバブルにすらなっていませんが、プレシーズン1試合も出ていませんし実戦で使った時にどうなるかはやってみなければ分かりません。もしもの時にはReggie Wellsが居ますしデプス補充と言う意味でWellsの獲得は大きな意味を持つでしょう。

来年の1巡指名はCBかな・・・

2010-09-10 10:12:00 | イーグルス
 QB入れ替え、怪我人続出で不安定なオフェンスに対して、プレシーズンゲームを通じてディフェンスは安定していました。ファーストチームがプレイした6Qで取られたのは21点だけです。

 ドラフト1巡Brandon Grahamがスターターを確保しています。特にGrahamは出足の鋭さ、OLを抜いた後の加速を兼ね備えています、内側をスピンで抜いていく技量はまだ見せていないのですがカバレッジサックを取れるスピードは十分に見せてくれました。
 Trent Coleの逆サイトに逸材が入る事でDL4人すべてが一流と言って良い布陣です、バックアップも去年よりデプス・能力共に良くなりました。
 LB陣もStewart Bradleyの復帰で核が出来ました、WLBを両側に配置する新布陣で2TEセットに対する脆さを消す事が出来るのかに今後注目したいと思います。去年怪我人連続した事でルーキー以外はスターター経験豊富なバックアップも居ますし、DL以上に場面場面で入れ替える事になりそうです。
 フロント7はドラフト時に書いた筋書き以上の状態で開幕に臨む事が出来そうです。

 問題なのはセカンダリー、Asante Samuelは(個人的には問題山積みですが、今すぐ表面化はしないでしょう)リーグトップクラスの評価を受け続けています。Quintin Mikellもランにパスにと縦横無尽の働きをしていますが、スピードよりも反応速度が落ちてきた印象で無反応のまま抜かれる事が増えたように見えます。30歳になりましたし、5-10のサイズでハードヒットを続けてきたダメージが出てくる頃かもしれません。
 そして、Ellis Hobbsが入るRCBが徹底的に狙われるのかある程度カバー出来るのか、ここが今年のディフェンスの成否を分ける事になると考えています。5-9のサイズは高さのミスマッチを簡単に作ってしまいますし、バンプで封じ込めるのも苦手です、リターナー兼任のスピードは有りますがディープまで付いていくよりもショートエリアで俊敏な動きをした方が良いCBでしょう。悪く言えばショートエリアでは高さで負け、ディープまで付いていくタイプでもない、と言う事になります。大型WRとのマッチアップでどれだけの抵抗が出来るのか、投げれば通るようになってしまうとディフェンスを根幹から作り直す事になってしまうでしょう。
 Nate Allenも2巡指名で大器の片鱗は見せていますが、まだまだルーキーらしいミスや技術体力不足の方が目に付きます。将来を見据えて使いながら育てて行く事になりますが、Brian Dawkinsがやっていた事をやらされるのですから楽な仕事ではありません。スピードよりも判断の早さが求められますが、経験不足をスピードで補えるのか、去年散々狙われた左右両方のWRを縦に走らせ、抜けそうなマッチアップの方にディープを投げる、これを左右どちらがより危険なのかを判断して投げる前にカバーする事が出来るかがこのチームのFSとしてやっていけるかどうかの基準になると考えます。
 ニッケルDBJoselio Hansonがプレシーズンゲームで抜かれまくりました。スターターをやる能力が有ると言われていましたが、スピードも機敏さもまったく感じないプレシーズンでの動きにはがっかりです。ニッケルであればSのフォローを受けやすいので縦への一発を貰う事は減るでしょうけれど、怪我の多いスターターのバックアップと言う意味では失格と言わざるを得ません。
 ダイムに至ってはSTエースのDimitri PattersonにルーキーTrevard Lindly,Kurt Colemanの争いです。充実のLBと手薄なDBを考えれば4WRセットでダイムディフェンスを強いる事でミスマッチを作りに来る事が懸念されます。4-1-6だけではなく3-2-6ダイムを研究しているでしょうが、3rdロング以外の場面で投入するのは難しいと思います。
 世代交代をする為に若手を獲得して育成してきたが、育成に失敗しベテランの穴を埋められないままになってしまったのはOLと一緒です。OL同様CBもFAで大金を注ぎ込んで改善をしようとしていますが、OL以上にデプスが薄く危険な状態です。

 4-3の肝であるDLの整備と言う点ではTrevor Lawsの成長とDEの大幅な入れ替えで今の所は成果を出しています。その分しわ寄せが来たDBの弱さをどこまでカバー出来るのか、Sheldonを出さずにHobbs/SheldonがRCBとニッケルに入りHansonをダイムに置けるようならここまで不安じゃなかったのでしょう。弱点を見せずに長所を意識させる駆け引きをSean McDermottが出来るのか、FA・ドラフトから自分のやりたい方向でチームを作ってきた2年目の今シーズン真価を問われる事になります。