イーグルスファンの独り言 Philadelphia Eagles Fan Blog

フィラデルフィア イーグルス ファン ブログ

良くなる兆しが見えません

2011-10-07 07:03:00 | イーグルス
 Marty Mornhinwegの記者会見、レッドゾーンオフェンスが酷い事に付いてどう思うか質問されて、トータルヤード、ファーストダウン更新回数、サードダウン更新率、この3つがリーグトップクラスのオフェンスが失敗しているとは思わない。と、見当違いの回答をしました。ゴールライン前でファンブルをする為には70ヤード程度ボールを運ばなければならないので、オフェンスが前進をしているのは事実なのですが、レッドゾーンで取りきれなかったシリーズを1つTDにしていれば勝っていた試合ばかりです。全体として良い数字を残しているのに、レッドゾーンだけ取り上げられて批判されたくない。と言う所でしょうけれど、レッドゾーンが致命的で首になったSean McDermottの事を忘れないで欲しいものです。
 第4Qで点が取れない事に付いても、第3Qまでは上手く行っているのだから問題ない、ハーフタイムでの順応に失敗している訳では無い。と言っています。これまたちょっとでも点が取れていればダメ押しになったり逆転出来た試合も有るのですから、これは言い訳としてどうなのでしょう・・・

 Danny WatkinsはEvan MathisではなくKyle DeVanの代わりにRGに入る事になりました。ミニキャンプ無しのルーキーシーズンですし調整と順応に手間取っただけで素材として悪くないのであればそろそろ始動しても良い頃でしょう。プレシーズンを見る限り今年は無理と判断したのですけれど、使う以上は使えるだけの実力が有る事を期待します。プレイオフの可能性が有る時点で育成のシーズンにされる訳にはいきませんから。


 Juan Castilloの記者会見、ランディフェンスについて聞かれて、DLがギャップを責任もってコントロールしなければならない。と答えたのですけれど、そう言うシステムじゃないよね・・・・・・とにかく飛び込むペネトレイト重視(時にはラン重視もするでしょうけれど)のシステムを採用しておいて、DLにギャップを埋めろって、そんなの出来る訳がないです。Castilloは何を見て、どこに行こうとしているのか全然理解できません。言葉尻を取っても仕方が無いのですけれど、これじゃあ改善されるわけが無いです。

 Trent Coleの欠場と入れ替わりにDarryl TappがREのスターター、Jason BabinがLEで出場予定、Jaqua Parkerは出れるかもう少し様子を見るようです。そして、Antonio Dixonの代わりに再契約したDerek Landriについては、良い選手だったしカットする時は厳しい決断だった、システムも理解しているしすぐにローテーションで使う事になる。と、4番手のDTとしてすぐに使う事になるようです。
 
 最近3試合、第4Qで36点を失っている事に付いての質問がなかったのは残念です。DLが110パーセントの力を出しているから疲れるのは仕方ないとDLに付いての質問で答えているのですけれど、相手も終盤は疲れてますからねえ・・・リードして終盤を迎えてパスを投げさせるのがゲームプランでそれが崩壊している現状をどう見ているのか知りたいです。


 どうにも、良くなる方向に向かっていない印象の2人の記者会見。今のまま熟成させても仕方が無いと思いますし、チームはどこに向かうのでしょう。 

DixonはIR行きLandriと契約

2011-10-05 08:28:00 | イーグルス
 Andy Reidの記者会見、まずは怪我人からです。
 Antonio Dixonは上腕三頭筋断絶でIR入りする事になりました、明日手術を受ける予定です。去年中盤からスターターを奪い、最も成長した選手と言われていただけにここでの戦線離脱は残念です。シーズン終了後にRFAになります。
 Trent Coleはふくらはぎの怪我で2-4週欠場すると見られていますが、まだ精密検査の結果が出ていません。
 Jason Petersの太ももの怪我も重傷のようです、少なくとも来週の@BUF戦は欠場予定です。

 穴埋めとしてファイナルカットで解雇したDerek Landriと契約しました。カットの時にはすぐに次のチームが決まるものと思っていたのですが、ここまで売れ残っていたのはラッキーです。十分に穴埋めが務まるでしょう。
 Coleの離脱と入れ替えでDarryl Tappが戦列に復帰する予定です。Jaqua ParkerがBUF戦で戻るかはまだ不明ですが、復帰は近いみたいですしBrandon Grahamも6週目から復帰する予定ですからBUF戦を乗り切れば何とかなるでしょう。
 Patersの代役はKing Dunlapが務めます、去年も悪くないプレイをしましたし致命的な事にはならないとは思いますけれど、今年のPatersはランブロックでも好調ですしちょっと差があるのは否めません。

 
 そして、コーチ陣の入れ替えに付いて聞かれた時、Juan Castilloを含め、全員今の配置のままと答えました。今からコーディネイターを入れ替えるとしても、内部昇格以外は考えにくいですしワイドセットを推し進めたJim Washburnにやらせてもあまり意味が無いのかもしれません。
 

 SF戦で悪いプレイが目立ったEvan MathisとDanny Watkinsを交代させるかもしれません。プレシーズンゲームを見ている限りではまだMathisのがマシかと思ったのですけれど、プレイオフの可能性が減って育成モードに入れば使って伸ばす事になります。4週目が終った時点で育成モードの話なんかしたくは無いのですけれど・・・

つまらない試合を2度見るのは拷問ですよ・・・

2011-10-04 06:29:00 | イーグルス
 レギュラーシーズン4週目、SFとの試合は23-3から逆転され23-24で負けました。1勝3敗となります。

 ATL,NYG戦と同じ事をまた繰り返しただけ、ゴール前の拙攻と一発を貰ってしまうディフェンス、それに今回はFGミスが加わっての敗戦です。チーム状況が良いと日替わりヒーローが現れるものですが、ダメなチームは一箇所良くなるとまた別の場所が悪くなる、そう言うチームになってしまったようです。

 第3Q途中で23-3と20点リードしている試合展開と言うのに、RBのランは12回で31ヤード、時間を潰す意識の無さが明確にデータに出ています。確かにこの試合はLGのEvan Mathisが対面Justin Smithに完敗し続けた事やスピードの有るLB陣をLeSean McCoyが打ち破れなかった事を見ての采配だったのでしょうけれど、これだけリードしてランで逃げれないのは構造上の問題です。3-4の中でもSFの3-4はDLが狭くセットしてインサイドを潰し、外はLBの集散でカバーの印象なのですが、インサイドを潰され、外に出るのを待たれました。
 パスは惜しいドロップも有りましたけれど、パスカバー機能不全のSF相手ならこのくらいは当然でしょう。時として勝負をかけに来たプレイでサックを奪われたり、プレイを壊されたのが課題として残ります。
 ゴールライン前でのRonnie BrownのファンブルやレッドゾーンからTDが取れずにAlex Heneryが33ヤード前後(つまり敵陣15ヤード前後でFGになると言うことです)で5本FGを蹴っている事からもレッドゾーンまではSFのパス守備を打ち破れるが、密集で打破出来ずに終っている事、ATL.NYGと続いた決め手の無さがディフェンスが決して良くないSFにすら通用し無い事を示しました。
 Heneryのイージーな2本のミス、ホームで35ヤード前後を2個外すのは問題外ですが、ルーキーを使っている以上は少し我慢して使うしかないです。
 Marty MornhinwegとHoward Muddのシステムの相性の悪さを感じます。パワーより機動力のOL編成ではインサイドに飛び込ませるだけでは取れませんし、ギャップを突破したDLによるファンブルロストを何度貰えばすむのでしょう。
 WRにサイズが無く、今年はブロック重視の調整をしているように見えるBrent Celekもレッドゾーンターゲットとしては不足です。Michael VickとDeSean Jacksonを使った外へのスピード勝負も全く使いません、機動力重視のOLこそそう言うゾーンプレイが合うはずなのですけれど、実際にはテンポの悪い複雑なブロックで止められる事を繰り返しています。パワー不足の補い方を分かっていないのがこの結果を生んでいるのは明白なのですが、なぜ同じ事を繰り返すのでしょう。


 ディフェンスではワイドナインの回数を減らし、通常の4-3に近いセットを採用しました。ただ、ビックプレイを貰う場面ではDTとOGの1対1で勝っているのに、CがLBを取りに行くのを容認する為にタックルする役のLBを取られてしまうとロングゲインを貰う、他のLBがただ見ているだけになってしまうのは代わりません。
 OLコーチとして見た時に、4-3相手にしてCがMLBを簡単に取れるディフェンスの攻略って凄く簡単だと思うのですが、なぜそれを立場が逆転した時に容認出来るのか、Juan Castilloは何を考えているのかが本当に分かりません。DLはJim Washburnに任せて、LBをカレッジでプレイしたCastilloがLBを担当する、そう言うユニットごとの指導だけで11人に一貫性が無いように見え続けます。
 これまでよりもギャップコントロールが出来ているように見えても、結局RBが走ってくる1人分の隙間に誰も手を伸ばせなければ意味が無いです。次の改善策としてはLBの横に付けているSをLBの後ろに付ける事になるのでしょうけれど、やらないのだから何か欠点が有るのでしょう。

 パスラッシュはそれなりに掛かっていました、無理にワイドにしなくても十分な効果は得られていたと思います。が、Trent Coleの怪我で今後個人技に頼れなくなった時にどうするのか、大きな問題となります。
 スクリーンやRBへのショートからRACでどれだけ走られるのか、LBの能力不足、Sとの連携不足が本当に酷い。マークしているのではなく一緒に走っているだけでボールが来た瞬間に手を出す事すらしないから(付いて行けてないからその余裕が無い)ちょっと良いボールを投げられると簡単に取られてしまいます。そしてオープンフィールドでのタックルの技術不足はタックルが仕事のポジションとは思えません。
 
 コメントにも有りましたが、Castilloではなく若手ポジションコーチを引き抜いていれば、これだけのタレントを持ってこんな酷いことにはならなかったでしょう。Andy Reidのお友達主義の限界をオフェンス・ディフェンス共に見せられています。なんでポジションコーチのMuddやWashburnのやりたい事を全体を管理するコーディネイターより優先しなければならないのか(実際どうやっているのかは知りませんけどね)コーチの再編成が必要です。キャップぎりぎりで今後も悪化するだけのチームを作って勝負を掛けたシーズンにコーチ陣が足を引っ張る、総監督Reidの責任を含めて今後コーチ人事は大荒れになるでしょう。

今回はパス

2011-10-03 00:27:00 | イーグルス
 SF戦プレビュー、なんとかSF@CIN戦を見ながら書き上げたのですが。真面目にマッチアップとか考えてもワイドセットとレッドゾーンオフェンスがぶち壊すのでしょうし、アップしない事にしました。ここで負けたらコーチ陣の首が飛ぶかもしれませんが、それはそれで良いような気がします。

ケブラー製の手袋使っても痛いものは痛いと思う

2011-10-01 09:27:00 | イーグルス
 SF戦の怪我人リストが公開されています。右手指の打撲で痛みが引いていないMichael Vickですが防弾チョッキなどに使われる特殊素材で作った手袋を使い出場する予定です。利き腕ではないですからスナップを受ける時以外はほとんど使わないでしょう。脳震盪・首の怪我も完治では無いでしょうからこの試合もスクランブルは極力避けるはずですし、右手が影響するのはサックされた時になると思います。サックされたら即ファンブルでは困るのですけれど・・・
 太ももの怪我を負っているJeremy Maclinは練習を休んだ日も有ったのですけれど出場予定、Winston JusticeはずっとプロバブルですしそろそろスターターとしてOL再編成が有るかもしれません。出場か欠場か分からないのは胸の筋肉を傷めて2試合欠場したDarryl Tappで出れるのではないかと言われていたのですけれどダウトフルと公示されました。
 SF側はNYJから来たBrandon EdwardsとFB Moran NorrisがSFに残っていて欠場決定、Frank Goreは先週の試合中に足首を痛めて欠場の可能性も有ったようですが、プレイ回数を制限する形で出場してくるようです。ランディフェンスに致命的欠陥が有りますし、Goreの状態は気になります。
 

 SFのHC Jim HarbaughはLeSean McCoyに対してPatrick Willisをスパイに付けるかも、と牽制してきたようです。McCoyの欠点は方向転換のときに完全に足が止まってしまう事で(そこからの1歩目が凄いのですが)スパイを付けられるとロスタックルの危険が増します。同時にスクリーンパスの脅威を消すことにもなるでしょう。
 しかし、スパイを付けて、それが抜かれた時にロングゲインはやってくるものです。今のMcCoyならばWillis相手でも良い勝負が出来るかもしれません、本当のエースRBとはそう言うものでしょう。

 DeSean Jacksonは3試合で158ヤード、1試合50ヤードでも16試合なら800ヤードですし酷い数字と批判されるほどではないのですけれど、リーグベストのWRを自称するには寂しい成績です。ダブルチームされる事が増え、左利きVickの背中側の為にショートのタイミングパスがなかなか飛んでこないとか不利な要素が増えてはいるのですが、単純な1対1でもマークを外せずに居るリプレイが増えている気がします。去年は空いているのに投げてもらえないリプレイを見たのですけれど、今回俺はデコイだから・・・と言った感じでハーフスピードでCBをジョギングしているようなプレイが目に付きます。Vickはロールアウトからのパスが有りますし、諦めずに走る事がキャッチを生むのですけれど、何か気が抜けているようにも見えます。
 契約は契約でフィールドでは全力を出している、DeSeanはそう言っているのですけれど、ATL戦最後のパントリターンとかを見ても切れも落ちている感じですし何かが去年と違うように見えます。ホールドアウトの調整遅れも開幕から一ヶ月、そろそろ取り戻すでしょうし気になります。

 
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