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Wolff再手術から解雇

2015-08-22 07:42:00 | イーグルス
 膝の手術が治ればスターターになる事が期待されていたEarl Wolffが解雇されました。3日前から医師の所に行っているとChip Kellyが言っていたのですけれど、Wolff本人のコメントで再手術を受けた事が明らかになりました。
 この手術でシーズンエンドなのか、11月くらいからなら復帰出来るのかはまだ分かりませんが、ウエイバーに掛かる時間が過ぎればEaglesのIRに入ると思われます。この時期に膝の手術を受けた選手を取るチームが有るとは思えませんから。

 この解雇でSの3番手争いはChris ProsinskiとChris Maragosの2人が争っているようです。Prosinskiはプレシーズン緒戦で無難にプレイしていた印象ですが、Maragosはパスカバーに難があるように見えました。サードチームで練習してはいますがプレシーズンゲームで良かったEd Reynoldsも3番手争いに加わってくるでしょう。
 正直、Wolffが3番手に居る状況での4番手5番手であればこの3人から誰が残っても大きな問題ではなくST枠だろうと考えていたのですけれど、3番手としては能力経験共に大きな問題が有ると考えます。

 同時にニッケルCBに問題が有るチームとしてWalter ThurmondをCBに戻すシナリオとしてのWolff復帰もなくなっています。
 ニッケルCBに関してはOTA以来RCBのスターターとして練習してきたNolan CarrollにニッケルCBの練習をさせた。と、地元誌で記事になっています。ルーキーEric Roweをスターターに昇格させるのか、スターターはCarrollでニッケル時にはRoweを外Carrollをニッケルに入れる変化を考えている可能性があります。これは良くある変化でRoweが縦に強く横に弱いとすれば(ファンブルを取ったプレイ見ても横が速いようには見えません)Roweは外専用と言う訳です。

 ニッケルまでがスターター扱いとして、スターターの5人までは平均に近い能力を持つユニットだと考えています。しかし、CBもSもその次 怪我人が出た際にスターターに昇格するバックアップが弱すぎます。Brandon Boykinの放出の時点でWolffがダメなのが分かっていれば出さなかったかもしれませんが、その後JaCorey ShepherdとWolffの2人を失いました。バックアップ1番手候補が3人も抜けたのですからデプスが薄くなるのも仕方が無いですかね。
 ここに来ての再手術からの解雇、予定外なのかある程度予想していたのか?それは分かりませんけれど、これから開幕までの3週間でバックアップを育てて使えるようにしなければなりません。上位5人のうち誰か怪我したらシーズンが終わるような状態で開幕は迎えたくありません。


 Marcus Smithのハムですが、MRIの結果致命的なものではなく、2-3週間の怪我と診断されました。開幕に間に合うのではないか?と見られていますが、ハムはたいがい予想よりも長引くので3試合目くらいから復帰してくれたら上出来くらいで考えておきます。
 こういう時に地元誌の記事はどこまで下駄履かせているか判断に迷うのですけれど、Vinny CurryのOLBコンバートは思ったよりずっと良い。と言う記事を見ています。
 バックペダルからのショートゾーンカバーで良い動きをした、TEにしっかり付いた。と有りますけれどどこまで本当ですかねえ。279ポンドと言う事になっているサイズで後ろに下がるのは相当しんどいでしょう・・・開幕までに落としたとしてもDEとして体を作ってきているのですから急に動きが軽くはならないと思います。

Marcus退場

2015-08-21 09:01:00 | イーグルス
 BALとの合同練習、メリットはファーストチーム同士で練習する事でレベルの高い練習が出来る事でしょう。タックルによる怪我人とかが出たり、乱闘とかが起こらなければデメリットは少ないと考えます。

 Sam BradfordがBALディフェンス相手に良いプレイを見せているようです。このままプレシーズン2週目の対戦には出場する予定です。開幕までに実戦練習の機会は2週目・3週目の2回しかないのですから温存している場合ではないです。サックの危機を潜り抜けて投げられるかが重要なのですから。タックルを怖がるようなプレイをするか?これがBAL戦の重要な見どころになります。


 Marcus Smithが右のハムを痛めて退場しました。MRI検査の結果は出ていないのですが、片足立ちで退場したようですし肉離れですかねえ。シーズンアウトではないでしょうけれど、それなりに時間が掛かる怪我になりそうです。

 これでTravis Longと2人OLBを失いました。現在バックアップ陣の1番手はBryan Braman、2番手はBrad Jonesとなっています。本来ST専用(HOU時代に少しだけOLB経験有り)のBramanとILBが本職のJones(GB時代ILBのポジションを失ってからOLBを少しだけプレイ)です。
 Kiko Alonsoが脳震盪から復帰し、DeMeco RyansとMychal Kendricksも練習に出ていますからこれ以上怪我人が出た場合にはKikoかKenをOLBに回す事を考えるでしょう。KikoがOLBでプレイできればDeMeco-KenのILBコンビに大きな問題はありません。
 しかし、これ以上の怪我が出るかもしれませんし、パスラッシュを本職とするROLBのバックアップが不足しています。ついにVinny CurryがOLBで練習を始める事になりました。Curryは元々4-3DEで280ポンドに上げる事で3-4DEにコンバート、ただし常時3-4DEで出るにはランストップに問題が有り、パスシチュエーション時専用の3-4DEとニッケル時の4-2-5DEで2シーズンプレイして来ました。
 3-4OLBとしてパスラッシュは出来るでしょうけれど、問題はOLBとしてのパスカバーやオープンフィールドでRBを追い詰めることが出来るのか?と言う事になります。Chipの好みはOLBもパスラッシュだけでなくショートゾーンカバーをさせる多様性なのですけれど、Curryにはバックペダルは難しいでしょう。これも、BAL戦で見れますかねえ・・・前半はファーストチームでしょう、後半セカンドチームに移行した後のOLB陣をどう試すのか?ここは見ておく必要が有るでしょう。

TEとSのデプス

2015-08-19 13:02:00 | イーグルス
 脳震盪で練習を休んでいたKiko Alonsoが復帰しましたが、DeMeco RyansとDeMarco Murrayは休んでいます。
 Eral Wolffは練習前の準備運動にも顔を出していないようで、膝の状態が相当悪いのではないか?と地元誌で記事になりました。一時期練習に復帰していたのですが、準備運動にも出てこないのは非常事態でしょう。普通は別メニュー組も準備運動くらいは参加しますから・・・
 スターターは左右(SSとFS)の配置に違和感は有りますけれどMalcolm JenkinsとWalter Thuromndのコンビで確定、3番手に入る予定だったWolffが無理となると、練習でファーストチームに入る事が有るらしいChris Maragosが3番手なのかもしれません。ただ、プレシーズンゲームを見た感じST専用に有りがちな平面でのランサポートは優秀でも後方(特に左右サイドラインまでのCBサポート)での動きはイマイチですね。Asante SamuelとWRをダブルチームでカバー出来たQuintin Mikellが特殊だったのでしょうけど・・・
 プレシーズンゲームで2INTのEd Reynoldsはスピードよりも頭脳の選手だと評価しています。3番手QBのミスチョイスをINTにしたのは評価しますが、ファーストチームで活躍できるかは別だと思います。
 Chris ProsinskiとJerome Couplinはあまり印象に残っていません。Wolffが居ないとS陣のデプスにも大きな影響が出るでしょう。


 お休み中の事になりますが、Zach Ertzがコアマッスルの怪我で当面お休みとなっています。股関節に近い部分の怪我で、スポーツヘルニアほど重症ではない。と情報が出ています。少なくともプレシーズンは全休で開幕に間に合うかどうか?のようですけれど、大概こう言うのは復帰遅れますからねえ、4週目くらいまでに戻ってくれば上出来で下手すれば後半からくらいで思っておいたほうが気が楽でしょう。3WR1TEシステムで行くのでしょうし(ベストレシーバーのJordan Matthewsをスロット固定しました)Brent Celekが怪我をするような事態にならなければ復帰をあせる必要も無いです。
 ただ、Ertzが復帰するまでの間、CelekとSTでも有能なTroy Burton2人と言う訳には行かないでしょう。プレシーズンで良かったEric Tomlinsonはチャンスだと思います。

ニッケルの大穴は埋まらず

2015-08-18 08:34:00 | イーグルス
 プレシーズンゲームの緒戦IND@PHIは36-10で快勝、2015シーズンは勝利で幕を開けることになりました。


 Sam Bradfordを温存し、DeMarco Murray,Zach Ertz,DeMeco Ryans,Kiko Alonso,Mychal Kendricksと怪我で欠いた布陣となりました。
 ファーストチーム同士はお互いに2シリーズ(IND側は2シリーズ目の途中からQB入れ替えました)そこでの得点は7-3でしたが、内容ではやや押されていた感じです。
 ファーストチームで目立った点ですが
WRはJosh HuffとRiley Cooperが外、Jordan Matthewsがスロット、HuffとNelson Agholorが入れ替えで右WRに入っています。AgholorへのフラットをタックルミスしたプレイでTDを奪いました、単純にタックルミスなのですけれど、その後の加速はなかなかでした、キャッチミスが有りましたけれど素材としてはAgholor1巡に期待に答えてくれそうです。

 DBはLCBにByron MaxwellでRCBにNolan Carroll、記録上はSSにWalter ThurmonでFSにMalcolm Jenkinsなのですが、左側にJenkinsが居る事が多かったように見えます。サイズ考えてもJenkinsがSSでThurmonがFS扱いかもしれません(左右で分けているだけかもしれません)ニッケルにはJaylen WatkinsとEric Roweが入っていました。
 Roweですが、ファンブルを記録したプレイはバンプするはずのLBが素通りさせたからか簡単にアクロスのルートに入られで千切られましたね・・・その後追いかけてファンブルさせた訳ですが機敏さと言う点では大型CBの欠点が出そうです。セカンドチームではLCBとニッケルで出ていました、外の方が良いかもしれませんね(コーチは外で育てるとキャンプ中に発言しています)
 Watkinsはファーストチームで使うには足も手もお粗末でした。特にセカンドチームでRCBに入った時にはTDを許すタックルミスに1対1のステップで触れもしないで抜かれるなどミスが目立ちました。
 地元で好評だったルーキーFAのDenzel Riceですが、厳しいですね。TBカバー2のようなシステムを使っていたので仕方が無い部分は有りますけれど、ディープで簡単に置いていかれています。
 Brandon Boykinを放出して、JaCorey Shepherdを失ったニッケルCBを誰が勤めるのか?大きな穴が開いたままになっています。

 OLではキャンプでも日替わりでファーストチームが変わるRGにこの試合ではAndrew Gradnerが入っています。試合後の記者会見でも固定しないで使っていくと答えていますから、今後も日替わりで見ていくのでしょう。
 セカンドチームは左からMatt Tobin,Jukian Vandervelde,David Molk,John Moffitt,Dennis Kellyと並んでいます。この中ではVanderveldeが悪く見えました、途中Cでもプレイして居たのですがスナップ後に簡単に抜かれるプレイなど有り9人編成なら落ちるのはVandervenldeだと思います。


 セカンドチームではMarcus Smithが予想以上にダメでしたね・・・・・・体脂肪率を落として動くが良くなったと聞いていたのですが、足の回転は変わらず(元々260ポンドとしては後ろに足が動く選手でした)課題のパワーアップと判断力は改善されていません。
 OLと手の出し合いをすると足が止まる、組み付きながら足を回すのが下手なのですけれど、それはこの試合でも変わっていません。そして、QBに襲い掛かるのかRBやTEを見るのか、プレイブックに従っているのでしょうけれど、動き出しが遅いです。
 単純にパスラッシュさせたプレイでもセカンドチームRTにピックされていましたし、押し潰す形でポケットを狭める事も出来ていません。15サックを記録して1巡指名された選手ですが、そう言う野獣的な動きは見る事が出来ません。

 掘り出し物はTE Eric Tomlinson、ミドルレンジでフリーにる動きを見せました。速くないのにフリーになるのはルートに出るタイミングが良いのかブロックTEと相手に放置されたのかどちらかでしょう。来週セカンドチームで良い仕事ができればErtz不在の間チームに残るかもしれません。
 ST専用だったTrey Burtonも元QB,RB,FB,WR,TEの万能性を見せてくれました。パワーと言う点には不満が残りますけれど、ルートに出たときのスピードはTEとしては面白い武器になってくれそうです。


 3巡指名のJordan HicksはファーストチームとセカンドチームでILBに入りました。まだ動きが硬いですし、飛び込むかDLの後ろで待つか?と言った判断にワンテンポ遅さも感じます。ですが、ボールに絡んだときの動きは上々でした、来年以降ILBの要として期待する事は出来そうです。
 Brandon Grahamはパスラッシュの場面は多く有りませんでした。その代わり、バックペダルでRBをマークしたプレイでは動きの軽さと課題のパスカバーの上達が見えました。ややお腹弛んでるようにもみえましたけれど、今の段階でこれくらい動ければ十分でしょう。


 セカンドチーム同士の対戦で圧勝した訳ですし、収穫の方が多い試合と言って良いでしょう。ただ、ニッケルCBをどうするのか?Marcusが伸びていない、この2点は大きな問題になりそうです。



 チャットですね、後で直しときます・・・一ヶ月くらい使わないと勝手に閉鎖されるんですよね。ドラフトから2回保守したのですけど・・・・・・

困った事になりました

2015-08-10 08:23:00 | イーグルス
 大金払ったFA選手は怪我をするとか、もう一人居るから片方怪我しても大丈夫とか言ってると両方怪我するとか、ジンクスはたくさん有るのですけれど、一番多く目にする奴をやってしまいました。放出して層が薄くなったポジションから壊れていく・・・・・・
 Brandon BoykinをPITに放出して代役にニッケルDBとして抜擢されたルーキーJaCorey Shepherdが右ひざを痛めてカートで退出、MRI検査の結果はまだ出ていませんがACLの可能性が高いようです。MRIの結果次第で即IRかもしれませんし、断絶ではなく損傷なら大きな問題にはならない可能性も有るでしょう。ただ、ACLでカートで運ばれた場合はダメな時が多いです(ACL切れても歩くことは出来るので、歩いて退場して検査受けたら切れてましたと言うのも有ります)
 ドラフト時に今年のCB3人組の中では一番実戦に出てくるのは早いだろうと予想していたShepherdでしたが、これで離脱となるとBoykin出したのが致命傷になるかもしれません。その後の練習ではEric RoweではなくJaylen Watkinsがファーストチームのニッケルに入ったという事ですが。去年のプレイの印象からすれば今年53人枠に残れないだろうと言うのが本音の選手です。
 スターターはByron MaxwellとNolan Carrollに任せ元々FSで外よりニッケルから始めた方がコンバートは楽でしょうからRoweをニッケルで育成するかもしれません。
 また、Eral Wolffが練習に復帰した事、そしてSSのファーストチームがWalter ThurmondではなくChris Maragosで練習していると言う記事を2日連続で見ています。Quintin MikellのようにST専用からプロボウルに出る(オールプロセカンドチーム1票でしたが選ばれてしまったり)ような選手に成長する事も有りますから、Maragosが実はSSで凄い可能性はゼロではありません。
 そしてS陣がMalcolm Jenkinsを軸に、WolffとMaragosで行けるのならばThurmondをニッケルに戻す事も出来ますからDB陣はBoykins放出、Shepherdの怪我で再シャッフルの可能性が高いと予想します。

 ShepherdがIRに入った場合のデプスチャートは
LCB Byron Maxwell ???
RCB Nolan Carroll Eric Rowe
NCB Eric Rowe  Walter Thurmond
SS  Walter Thurmond Eral Wolff
FS  Malcolm Jenkins Chris Maragos

 なのですが、ThurmondがNCBに入ってSSにWolffが入る可能性も有るでしょうし、なによりCB陣の4番手がすでに誰なのか分かりません・・・
 WASで去年いまいちだったCB/SのE.J Biggers,ルーキーRandall Evans,Denzel RiceそしてWatkinsしかロスター上にCBが居ません。この中から選べと言われても正直選びたくないです。そう考えるとBoykin出した後のShepherdの怪我のダメージは大きいです。
 先日まではBoykinとShepherdが居て誰を落とすか?って状況だったのですが、こう言う状況で一人出すともう一人壊れるとか、良く有る話なんですよねえ・・・