Graham痩せてると良いな

　怪我人情報から、Mychal Kendricks,Zach Ertz,Kiko Alonsoが練習を休みました。
　Kikoは脳震盪によるものですが、医師の検査を受けたとかNFLの規定で練習が出来ないと言う記事は見ないので単純に静養しているのかもしれません（脳震盪リハビリプログラムを受けなければ復帰できない可能性は有ります）
　KenとErtzは練習後の記者会見で理由は説明されませんでした。フィールドには出てきてアップはしたようなので重症ではないのでしょう。

　ILBが2人欠けた事でNajee GoodeとEmanuel Achoがファーストチームに入っていたようです。昨日Kiko離脱でセカンドチームに定着したと記事になっていたルーキーJordan Hicksはセカンドチームのままだったらしく、ファーストチームにはまだ早いのかもしれません。


　Earl Wolffが復帰後初のタックルを決めています。膝の手術から復帰中でOTAなどは休んでいましたが、トレーニングキャンプから合流しています。普通に練習できているようですし、デプスの薄いS陣ですから3番手を固めてくれる事を期待します。


　Sam Bradfordが凄く良いと連日好評ですね。この手のスパイラルきれいで落とすの上手なQBは練習では評判が良いものです。問題はプレッシャーが掛かった時の反応ですから・・・それでも、2度のACLから復帰して投げているのは朗報でしょう。
　Mark SanchezもOTA以来の好調を維持しているようです。2度AFC決勝まで行ったQBですし、2番手としては優秀で当たり前なのですけれどね（Sanchezもプレッシャーとかメンタルが弱い、練習では良く見えるタイプですし）


　Brandon Grahamが凄く動きが良いと言う記事が有りました。Trent Cole放出からの再契約でエース確定のシーズンですし気合が入るのは当然でしょう。問題は250ポンドくらいまで絞れるか？3-4移行から2年間、4-2ニッケル時のDE兼任でしたが、それはVinny Curry辺りに任せて3-4OLBとしてのスピードを重視するべきだと思います。
　元々OL処理するのは下手じゃないですし、少しくらい落としてもランで狙われる事はないでしょう。
　逆にGrahamがコケるようだとパスラッシュ掛からなくて酷い事になります。ディフェンスで一番のキーマンはGrahamかもしれません。

Moffitt居たのか・・・

　Kiko Alonsoが脳震盪で練習を休みました。現地5日は練習休みだったのですが、その前日4日の練習の時の影響のようです。情報が出揃っていないのでどの程度かは不明ですけれど、移籍組としてはシステム習得などに影響が出るでしょう。

　Travis LongがIRに登録されました。Chip KellyのインタビューではMarcus Smith,Brad Jones,Bradon HepbumがOLBのセカンドチームとしてデプスを埋める予定のようです。
　KikoをOLBで使うのか？と言う質問にはどの選手も複数のポジションを練習している。と答えているのですが、脳震盪で休んでしまったのでOLBで練習するところは見られませんでした。

　DeMeco RyansとMychal KendricksがILBのファーストチームで3番手にはルーキーJordan Hicksが入ったようです。


　OLの5番手争いが面白くなっています。RGのファーストチームにはMatt Tobinが入っていますが、去年Tobinよりも長い時間起用された（Tobin序盤怪我していましたけどね）Andrew GradnerがTobinと共にファーストチームに入った。SEAの元3巡でDENにトレードされた後に一度引退していたJohn Moffittがファーストチームに入った。など、3人での争いになっているようです。Moffittは19試合出場15試合先発と引退後1年間練習していない点を除けばこの3人の中では実績は1番です。ただ、現在流行中のお金よりも健康を優先すると言って引退した選手なので、あまり期待するとすぐ引退しちゃうかもしれませんが。
　Dennis KellyはRTのセカンドチームに居るようです・・・


　気になっていたWR陣の配置ですが、Riley CooperとJosh Huffがワイドアウト、Jordan Matthewsがスロットのファーストチームのようです。Nelson Agholorがキャンプで初めてファーストチームに時々昇格した。と言う記事がありました。
　あとはAgholorがHuffかCooperを追い落とせるか？と言う事になります。Huffは外で使って相手のチームのエースCBの相手は厳しいと思いますけどね。


　Eric Roweもファーストチームに顔を出したようです。ただ、Nolan Carrollの方が良く見えると言う記事も有りましたからファーストチーム固定にはまだ遠いようです。サイズを活かして2TEセット相手のダイムDB辺りが1年目の仕事としては適切かもしれません。



　Kikoの脳震盪は気になります。DeMarco Murrayも休んだようですが、これは去年仕事し過ぎたのでスロー調整でも開幕に出れるなら問題ないでしょう。

WRの組み合わせ

　今一番気になる情報はWRの並び、どうやらJordan Matthewsはスロットメインで練習しているようですが、2TEの時は下がるのかワイドアウトに移動するのか？そして、ファーストチームのワイドアウトが誰なのか？普通に考えればRiley Cooper,Nelson Agholor,Miles AustinにJosh Huffまでの争いでAustinはスターターでは無いと考えていますから、AgholorかHuffかになるのですけれどね。
　私はCooper外してJordanとAgholorがワイドアウトHuffがスロットの若手3人がベストだと考えているのですけれど、Cooperが外れたと言う話は聞きませんしJordanはスロットでSam Bardfordのパスを取ったと言う記事を目にしますから私の理想形にはならないのでしょう。

　ここにSeyi AjirotutuがWR6人目としてロスターに残るか残らないか？これが53人枠を争う際のぎりぎりと言う感じでしょう。去年のドラフト2.3巡と今年の1巡と言う事で伸びる要素は大いに有りますが、現段階ではDeSean Jackson,Jeremy Maclinと2枚看板を連続で出した分の能力低下は確実です。

　プレシーズンゲームでは明らかになるのですけれどプロボウラーを連続で放出した穴埋めは今居る人材の組み合わせで補わなければなりません。どう組み合わせますかねえ？

Long3年連続3回目のIR

　お久しぶりでございます、生きてます。

　まず、旅行なのですけれど、私の家庭的な理由で実行が難しくなっています。もう一週間と言うスパンでの旅行は当面無理かもしれません。もう少し調整するつもりですが、可能性は低いです。


　トレーニングキャンプが始まる前にトレードが有りました。Brandon BoykinをPITに放出、来年の5巡指名権を手に入れました。今年のディフェンスプレイの60%に出場した場合には4巡指名権に替わる条件付です。
　Boykinのサイズの無さをChip Kellyが嫌っている説は前々から有りましたから驚きはしませんが、ニッケルCBとしてはリーグ屈指の能力を持っているBoykinを出す。Chipらしいポリシー優先の人事なのですけれど、戦力低下は否めません。
　60%のプレイで4巡、スターターなら間違いなし、ニッケル専門だとぎりぎりって所ですかねえ。2RBセットのチームはかなり少ないですから、基本は2TEか3WRな訳で、2TEのチームだとPITなら3-4のベースディフェンスでLBがTEを見る、3WRならニッケル入れるのが基本でしょう。そう考えると60%はニッケルだけだと難しい気がします。
　CBはWalter ThurmondのSSコンバートでデプス相当薄いですからねえ。ルーキーズから誰か飛びぬけてこないと穴は埋まりません。アテが有るのか無いのか、Chipの人事は前後考えてないように見えますから・・・・・・
　Boykinに対して、私はそれほど評価高く無いです。このオフもスターター挑戦？と言う話が地元誌でも出ていましたし、Nolan CarrollよりBoykinのが良いと言う投票結果も有りました。でも、ニッケル専用機と言うのが私のBoykin評です。問題はニッケルの代役どーすんの？？？って事ですけれど。
　ルーキー時の4年契約の最終年度、ただでUFAになる前に対価を得たのか、戦力を安く流出させたのか、これは今後の怪我人の有無やルーキーズの成長次第です。


　トレーニングキャンプが始まっています、Sam Bradfordは健康状態も良いようでファーストチームのQBとして練習をしています。本人も100%に近い状態とゴキゲンだったようですし、赤いジャージを着ているうちは問題なくプレイするでしょう。あとはプレシーズンゲームでサックの危険をどう乗り切るか、タックルされた時の膝の耐久度もどうですし、プレッシャーが掛かった時のプレイが雑とかスナップ前の読みをしない（しているように見えない）と言うSTL時代の悪評を覆すのは実戦でのプレイになります。


　2年連続プレシーズンの最終戦やらシーズン開幕戦やらに膝やってしまったTravis Longが左ACL断絶と言う事でシーズンアウトの診断を受けました。Longは毎年良い動きを見せて期待されるのですが膝3度目・・・特に今年はOLBの人数不足で3番手になる事を期待されていたのですが、勿体無いです。
　この事で、Boykinと並んで放出の噂があったMychel Kendricksがチームに残りそうですね。怪我人が出た際にKiko AlonsoをOLBに回してKenを入れる形を残す必要が有るでしょう。ILBのバックアップ陣が急成長してKikoがOLBやってる時くらいカバー出来るなら別ですが、多分そう言う事にはならないと思います（残念ですけど）　
　それでも、そう言うの関係なく出す奴は出すのがChipなので、まだKen放出の可能性は残っているのでしょうね。3巡貰えるなら出すのも考えますけれど、5巡（条件で4巡）程度なら出す必要は無いです（飼い殺しになるとしても）


　KikoがOLBもやれるとは言え（Brad Jones,Emmanuel Achoも出来るでしょう、Jordan Hicksは基本4-3OLBで3-4OLBは分かりません）3-4の花形OLBが手薄なのは大問題です。
　元々Brandon GrahamとConnor Barwinのスターターコンビの次のセカンドチームがMarcus SmithとLongで実績ゼロ。FAでもドラフトでも補強なしで大丈夫？と言う状態でした。ここでLongを失いましたから元々だぶついているILBから一人はOLB専任にコンバートが有るでしょうね。
　ルーキーHicksはDeMeco Ryansの後任なのでしょうから（カレッジでのサック数も少ないですし）OLBコンバートは無いでしょう、Smithも2年目でどれだけ成長しているのか？去年のままなら使い物になりません。
　12ミリオンのTrent Cole放出は致し方ないのですけれど、安くて1年間使い捨てに出来るベテランパスラッシャーをキープしておいた方が良いのではないかなあと思います。LongとSmithでセカンドチーム組ませている時点で何らかのプランは有る。と良いなあ・・・


　そして、Boykinが抜けたニッケルCBにはJaCorey Shepherdが入っています。今年のCB3人の中ではカレッジの時のプレイは一番良く見えましたし、OTAでも評価高かったですからニッケルなら即戦力の可能性は低くないでしょう。
　もうBoykinは居ませんし、Sのバックアップ陣が急成長してThurmondをニッケルに戻す。なんて事も無いでしょうからShepherdが穴を埋めてくれると信じたいです。


　出遅れましたが、こちらもそろそろ平常運転に戻したいと思います。よろしくお願いします。