Zech McPhearson

　4巡で指名したのはCB Zech McPhearsonでした、Avonte MaddoxをスターターからニッケルCBに格下げする事が出来るCBを取る事がドラフトにおける2番目に重要な案件だと考えていて、3巡でCBではなくDL取った時は84位をDeVonta Smithに使ったダメージが次で出るかもなあ（それ自体は100点満点のトレードアップでした）4巡じゃあスターターは残ってない（確率が下がるだけで当たりが残って居る可能性はありますけどね）CB問題は解決しないなあ・・・と思ったわけです。個人的に外やれると見ていたCBは3巡最後の方で指名されたIfeatu Melifonwuで尽きました。
　初日なら当たる確率が80%だったくじ引きが3日目に引くと確率10%になる、当然の事です。低い確率の中でチームが当たりを引く運と分析力に賭ける事になりました。

　
　Zech McPhearsonは父親Gerrick McPhearsonがNEでDBとしてプレイ、兄もNYGにドラフトされたDBでした。Baltimore出身でPennStateに進学、翌年の1年目はレッドシャツで過ごし1年生で11試合に出場、2年生では13試合に出場し、Texas Techに転校します。3年生で12試合に出場5PD、4年生では10試合に出場し4INT10PDを記録しています。

　身長5-10 1/2で196ポンド
40ヤード4.50、ショートシャトル4.03、スリーコーン6.84、垂直跳び40インチ、幅跳び10フィート10インチ、ベンチプレス14回を記録しています。幅跳びはなかなか見れない数値です。
　
　長所
ストレートスピード
マンとゾーン両方出来る
STで優秀
　短所
バックペダルが硬い
ジャンプボールの飛ぶタイミングが下手
タックルでギャンブルする

　2020年の試合を2試合見ました、が、リプレイとか切ってしまっている2試合なので（パスが飛んできたとしても）DBのカバーが（スナップからボールが飛んでくるまでのポジショニングとかが）どうだったのかまで掴めないフィルムでした。PennST時代の試合はカバーが見やすかったのですが、クッションを置いてボールに反応する時のカバーはなかなか良かったですし、マンよりゾーン向きかなあと言う印象を持ちました。

　寸評と3試合見ただけでの評価は難しいのですが、フィジカルなゾーンカバーDBで外もニッケルもカバー3でのSも出来てSTでも優秀な選手と言う事です。MaddoxからCB2番手を奪うのは難しいかな？と思いますが、ニッケルCBのポジションを競うことになるのでしょう。

　気にしてなかったのですけど、投稿する時にZech？Zachじゃないの？だと思いますがスペルチェックの注意が出ました（笑）フルネームだとZechariah McPhearsonになります。