3巡70位から3つトレードダウンして73位で指名したのはDT/DE Milton Williamsでした。
Texas州出身で高校時代はバスケットボールもプレイしています。Louisiana Tech進学後レッドシャツ無しでプレイしますが、1年生の時は数字を残していません。2年生は13試合出場で5.5サック、3年生では4.5サックを記録してカンファレンスUSAのファーストチームに選ばれました。
プロデイの計測は身長6-3 体重284ポンド 腕の長さ31インチ
40ヤード4.67、ショートシャトル4.33、スリーコーン6.96、垂直跳び38インチ、幅跳び10フィート1インチ、ベンチプレス34回を記録しました。
シーズン中は278ポンドだったようで、身長はともかく体重がDTとしては足りません。DEなら体重は十分なのでしょうけれど、腕の長さが31インチなのを考えるとDEとしてOTの外を回るようなプレイが通用するのかな???と疑問ですね。そういう訳でDTなのかDEなのかどこに適性が有るのか?と言う所で意見が分かれるようです。
高校の最高学年から4年間で50ポンド増量したみたいです。500ポンドのベンチプレス動画を公開していますし、バルクアップする努力が出来るタイプなのでしょう。
長所
筋肉量が凄い、上半身が強い
パワーを相手に伝える技術が高い
小柄だが1対1なら押されず耐える
短所
ダブルチームを受けるのは苦手
一歩目の鋭さは平凡
DT/DEどちらでもない可能性
さて、ここまではドラフトサイトの評価のまとめになり、ここから試合を見ての評価となるのですけれど、2試合見た感想はワークアウトウォリアー掴んだかな?と言う気持ちです。
まず、個人に焦点が来てる試合を見ました
https://www.youtube.com/watch?v=8Zbc8ddGjMY
シーズン最終戦になるわけですが、動きが重すぎてボールの移動についていけてない。走れば参加できるプレイでも簡単に見送ってしまう、パスラッシュの動きが単調。良い所無しです。
次にBYU戦を見ました
https://www.youtube.com/watch?v=LHxZoZA3MkA
こちらはWilliamsに〇も↑も付いて無いのでプレイごとに探す所からになったのですが、プレイタイム少ないですね。背番号97なのですが、91や47もDLに居て角度的に分かりにくかったり、カメラの切り替えで見失ったりと出てるのに見えてないプレイが有るかもしれません。
1本目の動画に比べればちゃんとプレイしてます。けれど、測定数値からイメージした、フットワークでOLの内側に潜り込むようなスピードや逆サイドのランプレイにまで顔を出すオープンフィールドでの速さ、みたいなものはほとんど見れません。システム的にEaglesのDLも抜きに掛かればQBまで行けそうな時でもOLをコントロールする事優先の命令が出てるだろうなあ・・・って事が有りますから、そういう制限があるのかもしれませんけどね。
良い面としては、OLをしっかりコントロールして押し込みに掛かっています。BYUのQBが1巡2位のZach WilsonなのですぐにボールをさばかれてしまってQBに届いてないようになっている面もあるでしょう。
それでも、この2試合だけ見るとシーズン終了時はポジションランキングに載るか載らないかくらいの評価だったのも理解します。怪我を無理して出ていたとか事情が有るのかもしれませんけれど、3巡の選手には見えませんでした。もう少しLouisiana Techの動画を時間が有る時見る事にして、追記をする事になると思います。
計測数値はDLの歴代トップクラスのようですし、地域スカウトなんかは指名候補のプレイは高校時代から全部見る。なんて話も目にしていますから、たまたま出来の悪い試合をみたのかもしれません。
最終的にドラフト評価サイト等見ても、3巡程度の評価に落ち着きましたから、見ていない良いプレイもあるのでしょう。
***追記***
UTEPとNorth Texas戦も見ました。
3-4のDEとして左右入れ替わりながらプレイをする感じです。ダブルチームされる事も多く、ダブルチームされると試合から消されてしまいますが、これは仕方がないでしょう。
1対1の時を見ると、相手が細身と言うかパワーで勝利出来る時は押し込む。相手が機動力皆無の350ポンドくらいあるような巨漢だとそいつと相撲して試合から消える。相手によって極端な結果です。
巨漢相手に機動力で翻弄するような器用さも、普通にスピンやハンドテクニックで処理していく技術も乏しく、上半身のパワーに頼ったプレイが目立ちます。
一歩目の鋭さが無く、すぐに上体を起こされてしまい単純なパワー勝負になる。も少し下半身の強さが有れば、もう少し前傾で相手の横を抜けるような体重の掛け方が出来れば、と思うのですけれどね。
Vinny Curryのドラフト時を思い出す、と言う意見も聞いたのですが、確かに単純に体重乗せて前に押し込んでるだけ。と言う意味では似てるかもしれません。
ただ、一歩目の鋭さが無いのはNFLレベルのOL相手だと厳しいかもしれません。腕が短い(31インチ)ですし、出足で良い位置が取れないのはハンデになるでしょう。
パワー勝負で勝たないと仕事が出来ないのように見えました。技術面でかなりの鍛錬を積まないとNFLレベルでの活躍は難しいと判断します。測定種目の抜群の記録を試合で出せていない素材、伸びる余地のある素材。と考える事にします。
Texas州出身で高校時代はバスケットボールもプレイしています。Louisiana Tech進学後レッドシャツ無しでプレイしますが、1年生の時は数字を残していません。2年生は13試合出場で5.5サック、3年生では4.5サックを記録してカンファレンスUSAのファーストチームに選ばれました。
プロデイの計測は身長6-3 体重284ポンド 腕の長さ31インチ
40ヤード4.67、ショートシャトル4.33、スリーコーン6.96、垂直跳び38インチ、幅跳び10フィート1インチ、ベンチプレス34回を記録しました。
シーズン中は278ポンドだったようで、身長はともかく体重がDTとしては足りません。DEなら体重は十分なのでしょうけれど、腕の長さが31インチなのを考えるとDEとしてOTの外を回るようなプレイが通用するのかな???と疑問ですね。そういう訳でDTなのかDEなのかどこに適性が有るのか?と言う所で意見が分かれるようです。
高校の最高学年から4年間で50ポンド増量したみたいです。500ポンドのベンチプレス動画を公開していますし、バルクアップする努力が出来るタイプなのでしょう。
長所
筋肉量が凄い、上半身が強い
パワーを相手に伝える技術が高い
小柄だが1対1なら押されず耐える
短所
ダブルチームを受けるのは苦手
一歩目の鋭さは平凡
DT/DEどちらでもない可能性
さて、ここまではドラフトサイトの評価のまとめになり、ここから試合を見ての評価となるのですけれど、2試合見た感想はワークアウトウォリアー掴んだかな?と言う気持ちです。
まず、個人に焦点が来てる試合を見ました
https://www.youtube.com/watch?v=8Zbc8ddGjMY
シーズン最終戦になるわけですが、動きが重すぎてボールの移動についていけてない。走れば参加できるプレイでも簡単に見送ってしまう、パスラッシュの動きが単調。良い所無しです。
次にBYU戦を見ました
https://www.youtube.com/watch?v=LHxZoZA3MkA
こちらはWilliamsに〇も↑も付いて無いのでプレイごとに探す所からになったのですが、プレイタイム少ないですね。背番号97なのですが、91や47もDLに居て角度的に分かりにくかったり、カメラの切り替えで見失ったりと出てるのに見えてないプレイが有るかもしれません。
1本目の動画に比べればちゃんとプレイしてます。けれど、測定数値からイメージした、フットワークでOLの内側に潜り込むようなスピードや逆サイドのランプレイにまで顔を出すオープンフィールドでの速さ、みたいなものはほとんど見れません。システム的にEaglesのDLも抜きに掛かればQBまで行けそうな時でもOLをコントロールする事優先の命令が出てるだろうなあ・・・って事が有りますから、そういう制限があるのかもしれませんけどね。
良い面としては、OLをしっかりコントロールして押し込みに掛かっています。BYUのQBが1巡2位のZach WilsonなのですぐにボールをさばかれてしまってQBに届いてないようになっている面もあるでしょう。
それでも、この2試合だけ見るとシーズン終了時はポジションランキングに載るか載らないかくらいの評価だったのも理解します。怪我を無理して出ていたとか事情が有るのかもしれませんけれど、3巡の選手には見えませんでした。もう少しLouisiana Techの動画を時間が有る時見る事にして、追記をする事になると思います。
計測数値はDLの歴代トップクラスのようですし、地域スカウトなんかは指名候補のプレイは高校時代から全部見る。なんて話も目にしていますから、たまたま出来の悪い試合をみたのかもしれません。
最終的にドラフト評価サイト等見ても、3巡程度の評価に落ち着きましたから、見ていない良いプレイもあるのでしょう。
***追記***
UTEPとNorth Texas戦も見ました。
3-4のDEとして左右入れ替わりながらプレイをする感じです。ダブルチームされる事も多く、ダブルチームされると試合から消されてしまいますが、これは仕方がないでしょう。
1対1の時を見ると、相手が細身と言うかパワーで勝利出来る時は押し込む。相手が機動力皆無の350ポンドくらいあるような巨漢だとそいつと相撲して試合から消える。相手によって極端な結果です。
巨漢相手に機動力で翻弄するような器用さも、普通にスピンやハンドテクニックで処理していく技術も乏しく、上半身のパワーに頼ったプレイが目立ちます。
一歩目の鋭さが無く、すぐに上体を起こされてしまい単純なパワー勝負になる。も少し下半身の強さが有れば、もう少し前傾で相手の横を抜けるような体重の掛け方が出来れば、と思うのですけれどね。
Vinny Curryのドラフト時を思い出す、と言う意見も聞いたのですが、確かに単純に体重乗せて前に押し込んでるだけ。と言う意味では似てるかもしれません。
ただ、一歩目の鋭さが無いのはNFLレベルのOL相手だと厳しいかもしれません。腕が短い(31インチ)ですし、出足で良い位置が取れないのはハンデになるでしょう。
パワー勝負で勝たないと仕事が出来ないのように見えました。技術面でかなりの鍛錬を積まないとNFLレベルでの活躍は難しいと判断します。測定種目の抜群の記録を試合で出せていない素材、伸びる余地のある素材。と考える事にします。