デジャブ！？

プロ野球交流戦、カープは昨日も日本ハムに負けて同一カード２連敗となり、３カード連続の負け越しとなった。

これで、ここまで２勝６敗で、まるで開幕直後のカープを見ているようだ。

昨日の試合でも、鳴り物入り（？）とは言え新人の吉田輝星を相手に１点しか取れず、エース大瀬良の好投をフイにした。

ただ、吉田もいい投球をしていたと思う。

球速は表示では１４０kmそこそこだったけど、打者が完全に振り遅れているのを見ると、かなり球が伸びているのかなあ、という気がした。

とは言え、新人の立ち上がりを攻めて、初回は１死満塁だったのに、１点も取れないようでは、カープの打線もかなり重症だ。

これまで調子の良かった選手が、揃って調子を落としている感じで、急降下気味の野間は先発からもはずされたが、田中・安部は相変わらずで、鈴木誠也・西川・會澤・磯村と、揃いも揃ってチャンスで凡退している。

バティスタは、調子云々ではなく、ナメてかかったらどデカい一発を放つ期待感はあるのだけど、それ以外で何となくなく打ちそうだったのが長野だけって、ちょっとヒドいだろう。

投手も、アドゥワ・野村が打ち込まれ、床田・大瀬良が負けた今、頼れる人がいない。

中継ぎ陣は、中村恭平が良くなり、レグナルト・フランスワともに安定しているけど、彼らにつなぐ前にリードされているので、どうしようもない。

２軍に落とされた野村の代わりに薮田が上がってきたのだけど、こいつの場合どうも信用できないので不安だ。

パリーグの場合、中継ぎ陣も含めて軒並み球が速いので、コントロールだけで勝負しているような野村や中崎では心許ないことこの上ない。

だったら、今のところどうなっているのかわからない岡田の復活を待った方が、まだ期待できる。

いずれにしても、まだ後１０試合も（！）ある。

今日の先発は若い山口だから、全幅の信頼を置くことはできない。

何だって、こんなに調子の振れ幅が大きいのだろうかね。

何だか梅雨とともに、気分も落ち込みそうだ。