はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
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(旧:はぶて日記)

日本は、ポール・マッカートニー???

2012-03-25 | 日記
アホ発言連発の鳩山さんや、無責任発言と責任転嫁発言の連続だった菅さんと違って、余計なことはおろか、必要なことまでほとんどしゃべらない野田首相。

そういうイメージがあったのだけど、実は「しゃべりが下手」というのが正解らしい。

いろいろと問題点が指摘されているにもかかわらず、まずは加入することが前提となっているかのような例のTPPについて、野田さんが次のように例えたらしい。

「TPPはビートルズ」
そして、「日本はポール・マッカートニーで、アメリカはジョン・レノン」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120324-00000094-jij-pol


「ポールのいないビートルズはあり得ない。そして、アメリカ・レノンと二人でハーモニーしなければならない」ということらしいが・・・

うん、はっきり言って、何が言いたいのかよくわからない。

いや、ポールとジョンがいなければビートルズはあそこまで成功しなかった、というのはわかる。

しかし、この二人は最初から一緒で、ジョンが作ったグループに、ポールが後から入ったわけではない。
そして、ジョンとともに、ビートルズを強烈な個性で引っ張っていく。
つきり、日本とは真逆のイメージがある。

むしろ、後から入ったのは、リンゴ・スターだ。
デビュー直前に、それまでのドラマーがクビになって、そしてリンゴが加入した。
ビートルズにおけるリンゴは、刺身のツマみたいなもので、時々「イエロー・サブマリン」や「オクトパス・ガーデン」とか中程度のヒット曲は出すけれど、全般的にビートルズのバックバンド的な存在感しかなかった。
解散直前にも、ポールからドラムについていろいろとダメ出しをされ、イヤになって自ら脱退しようとしたほど・・・らしい。
性格的にもおとなしく、あまり目立たなかったらしい。

こうして見ると、むしろ日本はリンゴ・スターみたいだ。
つまり、グループの中での発言力がたいしてなく、アメリカからいろいろと注文をつけられ、文句も正面切っては言わず、陰でグチを言うだけ。

とてもじゃないけど、ポールの器じゃないと思う。

それと・・・

ジョン・レノンって、狂信的なファンに殺されるんだけど、この例えは何かの暗示のつもりだろうか?
これに対して、ポールの方は、かつての輝きはないものの、いまだに第一線で活躍。
「いずれは、日本の天下になる」って言いたいの?

ある意味、かなり強気な発言かも知れない。

アメリカを前に、こんな例えをしてもいいんだろうか?
ビートルズ・ファンが怒る、とかいう以前に、例えとしての意味がよくわからない。


野田さんと言う人は、例の「どじょう」発言にしても、泥にもぐってひっそりと生きている動物に例える時点で、「どういう例え?」と思っていたが、あんまりしゃべらない方がいいみたいだ。
特に、「例え」話はしない方がいいかも。



カッコよく言おうとすればするほど、「はあ?」と思われるような発言をする人って、たまにいる。

例えば、こんな人とか?

http://2chcopipe.com/archives/51655758.html





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