はぶて虫のささやき

日々の出来事について、雑感を書いてます。
映画やスポーツも大好きです!
(旧:はぶて日記)

あくまでも、個人の感想(妄想)です

2021-07-23 | 日記
「平成の怪物」松坂大輔が、今季限りでの引退を表明した。

今さら取り上げるほどの話題とも思えないが、いまだに松坂には信者が結構いて、彼の偉大さをより誇張するために、彼らは「松坂世代」という言葉を用いていることが多い。

今回もまた週刊ベースボールに、その信者とも思える記者の記事が載っていた。

タイトルは「名球会ゼロも好投手輩出の『松坂世代』」

https://news.yahoo.co.jp/articles/95c3a31d47713a2f27232bcc39cb7a8d5a0b9be7

確かに、デビュー当時から大リーグに行った当初の松坂はスゴかったので、「怪物」と名付けることは否定しない。

また、名球会という組織も、金やんが自分の利益のために作った私的団体だから、そこに入っていないからと言って、たいした選手ではないと言うつもりはない。

名選手でありながら、その加入資格に到達していないということで名球会入りしていない選手もたくさんいる。

とは言え、「松坂信者」の人たちが言うほど、松坂世代の人たちが、そこまでの選手かと言われると、とてもそうは思えない。

もうすでに忘れかけている人さえいる。

今回取り上げられた投手も、松坂の他には藤川球児、杉内俊哉、新垣渚の3名。

藤川はいいとして、杉内もいちおうエースとして活躍していた時期もあるが、新垣って、一時的に良かっただけだろう。

わざわざこの程度(?)の選手を持てきてまでして「松坂世代」と呼びたがる理由がよくわからないが、たぶんこの記者は松坂の少し下の世代なのではないかと思う。

自身のブログでも以前取り上げているが、その時の記事を書いた記者が、まさにそれだった。

https://blog.goo.ne.jp/habutemushi/e/0f8c44aab1a6f2bc277b478f1d555c25

つまり、自分自身の立場に置き換えてみると、それは江川投手に該当する。

いまだに、私にとってスゴい投手の一人が、この江川であるが、ちょっと年上であることから、「カッコいいお兄さん」でもあるし、神格化(?)したくなるような投手だった。

残念ながら、同世代で活躍した選手はそれほどいない(広島の達川くらい?)が、わざわざ「江川世代」などという虚構を作り上げるつもりもない。

そのブログでも書いたが、松坂世代よりも、1988年生まれ(現在33歳)のいわゆる「ハンカチ世代」の方が、人材は豊富だ。

何せ大リーガーが3人(田中将大は日本に帰ってきたが、他に前田健太・秋山翔吾)に、すでに名球会入りしていてハリーの記録を抜く可能性大の坂本勇人、その他にも柳田悠岐、大野雄大などがいる。

この記者にとっては、彼らは年下なので、それほどの思い入れがないのかも知れないが、ある意味スゴい世代だと思うぞ。

いずれにしても「松坂世代」と言う人って、どうにも話を誇張しすぎるきらいがあって、好きになれない。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« いよいよ・・・ | トップ | 映画評2014 ~ プロミシン... »

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事