🍒 初秋の庭に摘みけりブルーベリー
今朝、夫がブルーベリーを
「朝夕、水をやったけれど、少し水気が足らない、しなびている」
がと小さな籠に摘んでくれた。
最初は大な鉢に、寄せ植え感覚で飢えたブルーベリーだけれど、数年前から実をつけはじめた。少々であるけれど、味は上々、楽しく食べる。
姫 は私の留守中は オヒス をおこしてばかりいたとは想像が出来ない。
のんべんだらりと、幸せそうな顔をして、背後霊のように一刻も傍からは離れようとはしない。
入院中のしりとり俳句。
ベッドで、テレビを観ているばかりでは、本当に退屈。頭の中は空っぽで、思考能力はいつもに増して低下をしている。
🍂 浜風の向き変はりけり猫じゃらし
🍃 瓜畑浜に続ける白き径
🍂 くちおしや波さらひゆくサングラス
🍃 波に丸く瓶のかけらや秋の浜
🍂 鷺草に風あるごとく無きごとく
🍃 蝋細工ごと空蝉の眼かな
🍂 砂の舞ふ雨乞ふ念仏踊かな
🍃 お帰りと駅員笑まる帰省かな
🍂 逃げ水を突き掃い来る対向車
🍃 フルチンの児がとび出しく夏のれん
🍂 稲の花杖を頼りの老遍路
🍃 手におへぬじゃじゃ馬むすめ晩夏光
他には (5 7 5)の体をしているのみ。
おおかたほ そんな句ばかり。
皆さんに迷惑をおかけしました。