老人雑記

生活の中で気づいた浮世の事

さくら貝は春の季語    怖いよ~

2016-08-12 22:31:36 | 俳句

     ☆    秋涼し手毎にむけや瓜茄子    芭蕉

「奧の細道で」金沢での句。
とある家でもてなされた芭蕉が、瓜や茄子をたべながら、涼しくなったと秋の到来を喜んでいる句だと思う。
この句に季語が三っも入っている。
俳句をたしなむ人が、芭蕉さんに季語が三っも入っていて季重なりですと言うだろうか。

しり取り俳句にあるページでこんな句を出した。

    🍒    水盤に散らしありけりさくら貝

病院で、診察を待つ時間が長かったから、しり取り俳句をスマホで楽しんだ。
待合時間が長いので、と最初に断って投句を独りでやった。
それがお気にめさなかったらしい。
三句つづけて投句をやった。

「むめこさん気をつけて下さい云々々、、、連続投句しないでください。そして、さくら貝は春の季語です」

何句も続けて投句したことは素直に反省をした。
が、、、、、
(水盤)は夏の季語。
この句の解釈もできなくて、なんと、なんと。
自信家の、しりとり俳句の管理者だこと。この御仁の心の狭さ、勉強不足。
「ほなけんどしりとり句会」である。

私は俳句の神様、芭蕉が季語をいくつ入れようと全て勉強になる。しっかりここから、学ぼうと思う。。

















他のしりとり句会からは 「大変だ、お大事に しりとりを続けて下さい、とコメントをしてくれた」
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袋   (NO 2)

2016-08-12 08:34:12 | 俳句
        🐇   階を三段跳に道をしへ

 道をしへは小さい虫だけれど、羽が美しくピョンピョンと目の前に来ると、思わず追いかけたくなる。
途中で止まって、こちらが近づくのを待っているのかと錯角さえおこる。


        ☆    道をしへ一筋道の迷ひなく   杉田久女

        ☆    わが斑猫妻と別れてかへす辺に    石田波郷 

久女と波郷。二句とも淋しさが身にこたえてくる。
久女の句は、虚子に拒否をされたのちの作?だと思えばなおさらに。 


      

茶系の木綿を集めてつないだ袋。
初期の作品。
パッチワークが楽しくて、楽しくてたまらない頃だ。
私の好きな色もはっきりと、固定してきた。
落ち着いた和布が好みだ。

          

留め金の代わりに、細い竹の節の部分を利用して作ったのを使用している。
買えばどこにでもあるけれど、自分でオリジナルの物を作る。
ボタンなどもいくつか作った。
これも楽しい。
手ごろの太さの金木犀の枝を、2ミリくらいの暑さに切る。
ニスを塗って、錐で二つ穴をあける。
洋服には着けなかったが、色々の場面の飾り釦として利用をした。
田舎に住んでいると、木の実や、蔓を集めて、鉢カバーを作る材料などはすぐに集まる。
殿 との散歩の途中で見つけておいて後日、夫の手を借りて蔓を採りに行く。

葛の蔓は軟らかくて編みやすい。
鉢カバーは小一時間もあれば出来る。
ガーデニングに使って、要らなくなれば、捨てればよいのだ。

最近はそんなこともやらなくなって、野山はもっぱら散歩専用に。

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