序章～想い出の夏の風

コナサン、ミンバンワ！2009=平成21年8月も、拙日記を宜しくお願い致します。

例年、この8月は、何やら流れで「特集日記」の体裁となって参りました。又も「何となく」にて恐縮なのですが、今夏は「想い出の夏の風」と題して、身の周りの出来事や、良く拙話題となる政治社会、そして8月には避けて通る事のできない、戦争と平和の事共にざっと触れて参れたら、などと愚考している所です。

さて、今夜は全国で問題となっている長雨の事に少し触れようかと思います。
ご多聞に漏れず、当地東海も先月来、雨がちの日々が続きます。もう陽射しとは、一週間はご無沙汰ではないかと思います。特に明日にかけては、当地と関西、北陸が雨天の中心となりそうで、強い降雨も予想されています。
想えば、こんな気候は今から16年前の1993=平成5年にもありましたね。
拙記憶が正しければ、あの年の8月は盆休みをも含め、ほぼ全期間が雨がちで、梅雨明けの判定もできなかったのではないかと思います。下旬の一時を除き、ほぼ連日曇りか雨で、日照不足から農産物の高騰が起こったのを覚えており、このまま行けば、今夏も同様の状況となるのではないでしょうか。

気象に関する報道によれば、長雨の直接の原因は太平洋高気圧の弱体と、北方の中国大陸にある寒気団の動きがない事が原因の様ですが、もう一つ、南太平洋の水温が高い所謂「エルニーニョ現象」も関係している様です。
現在、我国南方の太平洋にて台風予備軍、熱帯低気圧が生じつつあり、来週後半我国の近くを通るとの観測もある様です。この動きによって、大きく遅れている梅雨明けの目安が掴めるかも知れません。
明日も雨模様の様ですが、後1週間位は、日照に関しては我慢の日々と言う感じでしょうか。
とに角、降雨が避けられないのであれば、これ以上の水害の拡大だけはない様、心より祈りたい所です。*(雨)*