Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

参画~想い出の夏の風

2009-08-05 23:37:00 | インポート
猫さん今晩は。関東に続き、随分遅れましたが当地東海も今週初、ようやく梅雨が明けました。これから暫くは、又毎年の様に、猛暑と熱帯夜に手を焼く事となりそう。その様な中、お忙しい本業の合間を縫って書道や韓国語の習徳など、高質な自己啓発に取り組む貴方の真摯な姿勢には、私はいつも心打たれています。何分の一かも真似できれば良いのですが、中々そうは参りません。これも熱意が足りないだけの話なのですが。苦笑

さて、初夏の貴日記にもあった、一般国民より選ばれた裁判員が加わっての刑事裁判がいよいよ今月より東京地方裁判所を皮切りに開始されました。東京都の方々の関心は極めて高く、傍聴席の定員約60に対し、実に2000名を超える希望があったやに聞いております。
今週月曜より始まったこの裁判、やはり殺人容疑の件でありました。
70代の男性被告は容疑事実をほぼ認め、裁判の中心は、60代だった被害女性の瑕疵の有無と、それに伴う量刑の軽重となるのでしょうか。
報道によると、男性被告の殺害動機は、被害女性の飼育していたペットの公害によるとも言われ、犯行当時の殺意の強弱も原告、被告側で主張が異なり、又、被害者遺族の証言も一貫性に疑問符が付くなど、明日の判決までにまだ曲折が予想されます。

その様な中、裁判員の方々は初め疲れが見えたり、不慣れである為に被告人等への質問が皆無などの問題がありましたが、昨日、そして今日と、場数を踏む度に慣れて来たご様子で、質問回数も次第に増え、国民参加の裁判らしい様相を呈して来ている様です。こり辺りはまあ、法務当局の狙い通りと言う所でしょうか。

過日の貴日記にて、貴方は1999=平成11年に山口県下にて生じた、未成年だった男性被告による母子惨殺事件の裁判より、色んな事共を学んで行きたい旨を記されたのを覚えております。この事件も確かに難しさがあるのは事実です。
無辜の母子の生命を、自らの快楽の為に一方的に奪った罪業は万死に値する一方、当時未成年だった被告への死刑宣告は可能か、僅かでも更生の余地は本当にないのか、この辺りがやり直し裁判の争点となる事でしょう。20名を超える被告弁護団の一部には、明らかに公正な姿勢に欠ける向きもあるとされ、私も可能なら極刑が至当とは思います。

私のこの分野のテーマは、やはり「勝者の裁き」と呼ばれ、戦後の我国史上最悪の不当案件とされる、東京裁判こと極東国際軍事裁判でしょう。
大東亜戦争こと太平洋戦争を主導したとされる7名の方々を、戦勝諸国は国際法を「ここまでやるか」と言う程に曲解し、強引に適用してA級戦争犯罪人の汚名を着せた挙句、絞首台へと追い詰めた「ただの報復」と言われる不当な横暴は断固糾されるべきであり、再審請求が行われて然るべきと思います。刑死の7名の方々は、対連合国に限っては全員無罪の可能性だってあるのです。
「原爆を投下した人間がいる。その者たちが、裁いているのだ」。この言葉を、私は一生忘れない様にしなければと思っている所です。
勿論、東京裁判の事は、まだまだ私も勉強中。更に進めて、もっと見識を深めなければならないのも事実です。

さて、東京に続いて当地愛知でも、今秋には裁判員参加の裁判が開かれる見通しとなりました。お互いに今回は選外でも、二巡目、三巡目で選ばれる可能性も大きいのです。
貴記事にもありましたが、私も裁判に加わる場合も考えて、普段よりできる準備はした方が、と最近思っている所です。
次第に様子の分り始めて来た裁判員制度。お互いその場に臨んでも、叶うなら努めて心静かに取り組んで参りたいものですね。

P.S 今回記事は、拙知友の方への呼びかけの体裁でありますが、勿論他の各位のコメントも承ります。次回以降の記事も、同様と致します。*(日本)*
コメント
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