Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

第二次安倍内閣 発足へ

2012-12-26 07:47:25 | 国際・政治

各位お早うございます。晴朗なれど、大変寒い朝を迎えた当地名古屋。この年末年始も、晴雨を繰り返しながらも、概ね低温の傾向の様だ。折しも難敵、ノロ・ウィルスによる胃腸病も流行の兆しを見せている。お互い、健康安全には引き続き留意の上、良い正月へと繋げられればとも思います。

さて、昨日まで世間にては、欧米の祭典 クリスマスに因んだ賑わいを見せた様だが、俺はと言うと、大学時代に学んだ、先の大戦に絡む我国の戦後処理に大きく影響した東京裁判こと極東国際軍事裁判のあり様が許せないので、どうしても祝意は表せない。人類史上最悪の冤罪事件ともされる、この判決の犠牲となった、A級戦争犯罪人の汚名を脊負わされ、死刑台の露と消えた7名の各位、「殉国之七士」への改めての大きな弔意と、その後の所謂「敗戦後遺症」を現在まで引きずった結果、特に精神面の荒廃を招いた不良な戦後政策への憤りを、今新たにしている所。つまり「Merry Christmas」の気分には、俺個人はとてもなれないと言う事であります。

その様な中、先の衆院選にて勝利した、安倍自由民主党執行部が、今日中に組閣に踏み切る見通しとなった。先の震災復興と、全国レベルでの経済再生が急がれる中、新内閣は初めから忙しくなるだろう。女性閣僚は、現状お二方の様だが、その他に、同党幹部に女傑 高市早苗、野田聖子の各位が起用されたのは要注目だろう。原子力エネルギーのあり様についての見方はやや距離あるも、お二方共発言力の強い実力者であるだけに、これからは、第二次安倍内閣の側方支援を強力に行って頂きたい。何かと批判の的にもなり易い新内閣だが、我々国民市民も、まずは「帰って来た宰相」安倍執行部の取組みを、冷静に見守りたいものである。

P.S①  只今、安倍現内閣総理大臣についての考察「約束の日 安倍晋三試論」を拝読している最中だが、その文中における、著者 小川榮太郎さんの極東国際軍事裁判についてのご見解は、簡潔かつ適切なものと心得る。以下に、この文章を引用して、「勝者の裁判」と揶揄される、この不当な史実を考えて参りたいと思います。安倍閣下、そして小川さん、優れたご見解を有難うございます。

「連合国による東京裁判(こと極東国際軍事裁判)は、『裁判』と言えるような公正なものではなく、戦勝国による復讐の儀式だった。そこでは、先の大戦における我が国の正当性は一切否定された。善の化身の民主主義国家群である連合国に対して、極悪非道の軍国日本が、不当な戦争を仕掛けて愚かにも滅ぼされたという史観に貫かれている。この史観が戦後の日本の政府見解、教育、マスコミなどで、公式に定着したまま、戦後60年以上も経過した。保守系の言論界では、早くから、東京裁判史観の克服が叫ばれてきたが、公的な場でそれを否定することは決して許されなかった。東京裁判史観に反する大東亜戦争(こと太平洋戦争)肯定論を、もし閣僚が発言でもしようものなら、それだけで罷免された。

自国の立場から歴史を冷静に振り返るということさえタブー視され、断罪されるような社会は、自由社会とは言えない。自国の歴史を己の言葉で語り直そうという誠実な努力のないところに、国家の安定も未来への希望もない。経済成長が続き、人々の欲望が満たされているうちは、そういう大切なことを忘れがちだ。だが現代のように、日本のあり方、日本人として生きる希望や意味が問い直されねばならないような時代になった時、人は、必ず自らの帰属する国家と歴史の記憶に戻ろうとし始める」

この文面をどう感じとるかは、読者各位のご信念に委ねたいとは思います。その上で、俺は尚も、これからの祖国日本の進路を思う時、この文面に表されたご見解が、昨今の難局を打開に導く大きな一ヒントだと心得ます。そしてそれが、安倍内閣の目指す「戦後レジームからの脱却」を意味するのだと思います。

P.S② 以下に、東京裁判こと極東国際軍事裁判のウェブ資料を載せます。下記アドレスをクリックの上、少し置いて「start」をクリックの上、ご覧下さる様。

http://www.geocities.jp/kyokutou_kokusai_gunzi_saiban/1946.html

006

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする