Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

民進大失笑~これで最後・・かな?

2017-12-14 20:50:42 | 国際・政治

最早「瓦解」レベルの、今日開かれた 民進党・両院議員懇談会は、大荒れだった様だ。今秋、小池東京都知事の 明らかに「無理筋」な国政進出策動のあおりで事実上分裂。小池都知事と立位置の異なる「自称リベラル、実は左巻き」勢力の立ち上げた 立憲民主党と、同都知事に近い、旧前原執行部派の勢力が 事実上乗っ取った形の「希望の党」へと、党員多数が異動、今月も、川田龍平、有田芳生(ありた・よしふ)の両参議が離党、立憲民主党へ鞍替えの方向。

特に 川田参議は、既に枝野立憲民主執行部宛て、入党届出済で、有田参議も近々同様の対応をする予定とか。党所属の参院議員が二名以上で、独自会派を設けられる。さぞや、福山こと陳・立憲民主幹事長はお喜びだろう。更に、蓮舫元民進代表も、立憲民主入りを検討するとかで、所謂「離党ドミノ」が止まらない状況が続く。次に、この一連の動きに加わるのは、予想ではあるが 小西洋之参議辺りかも知れない。又、民進地方議員が 数十名単位で、立憲民主党への鞍替えをする動きもあると言う。

元大阪市長の弁護士 橋下 徹さんがよく主張される様に、こうした民進党内の動きは「政策より政局」の、チョロネズミ共が「寄らば大樹の影」的に、安住先を探して蠢いているだけの印象を受ける。今回異動予定の二参議は、かねて各方面から指摘される、左派容共志向の人物だ。枝野立憲民主執行部は「党組織同士の連携は考えないが、議員個人の受け入れはする」方針とか。入党完了の暁には、立憲民主党は、益々旧社会党と似た様な政党へと成り下がる事だろう。

先日の NHK世論調査に関する TV報道で、不自然な構成があったので指摘しておくが、安倍政権与党の各施策への賛否を問うた後、各政党支持率が表されるのが恒例だが、先日最初の放送では、各党の支持率が伝えられたも、数時間後の、二度目の放送では、その各党支持率がカットされていた。原因として考えられるのが、立憲民主党支持率の低下だ。伸び悩んでいたのではない。今秋の衆院選直後の、結党時に 約 14%だった支持率が、直近のそれでは 約 9%と、5ポイント程ダウン。分裂前の民進党を僅かに上回る程度まで後退しているのだ。

二度目の放送で、各党支持率がカットされたのは、主にこの影響としか思えない。明らかに「印象操作狙いの 報道しない自由」の濫用が疑われるが、それにしても 有権者各位は正直にして聡明だ。少し前の衆院選時、SNSで大いに持ち上げられ、持て囃されながら、短い間に冷静さを取り戻したは、同党が 旧社会党と大差ない、芳しからぬ体質を孕んでいる事を見抜いたからではないか。

話を民進党に戻す。今日の両院議員懇談会では、大塚民進執行部は、今後のあり方として・・①新党移行 ②党名変更 ③現状維持・・などの党再建案を示した様だが、新党支持派と民進存続派との溝は埋まらなかった様だ。当然かな・・と思う。民進党は、元々が「政策より政局」なる、寄せ集めの選挙互助会的組織だったと言われる。それ故、選挙での優位性がないとなれば、簡単に離党離脱する議員が圧倒的に多いのだ。

希望の党・玉木執行部辺りからは、連携を呼びかける動きもあるが「今までが今まで」と言う所もあり、連携実行は、簡単ではないだろう・・と言うより、不可能に決まっていると言って良い。前述の三項目も、全て調整不調に終る可能性も大きくあり、結局、民進党の今後で一番あり得るのは、党勢縮小→自然消滅と言う、同党にとっては 最悪の流れと結末かも知れない。そうなる可能性は、決して小さくはないのである。今回画像は、先年訪れた 三重・鳥羽市内の、伊勢湾岸の様子。海水浴場としても知られる 二見ヶ浦の近くで、海沿いを行く JR参宮線の車窓風景も秀逸な所です。

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