コナサン、ミンバンワ!今週は、これから第一級の寒波が南下して来る予報が出た由で、特に北日本と本州日本海側の荒天が予想される所だ。折しも、北鮮からの木造漁船(実は軍用船)複数が日本海岸に漂着、一部の乗組員落命や、生存組による、我国漁業設備の窃盗容疑などの問題が生じている。
海保、水産の各庁には大変な所は分るが、これら漂着船には、依然として政治工作員らが秘かに乗って来ている疑いも否めない。どうか、既に拘束した容疑者らの、入念な取り調べと共に、万一にも 不審人物の上陸がない様、警戒を新たにする様お願いしたい。
本題です。その我国の平和安保にも深く関わる、憲法改正への動きが、徐々にだが進んでいる様だ。来る 12/20(水)には、与党から 改正への論点整理が明示される見込みだとか。どうか、賛否の応酬だけでなく、より個別の事共に、具体的に踏み込んだ、建設的な議論を望みたいものである。某ネット記事を参照して、見て参りたい。
「自民党 20日に憲法改正『コンセプト・ペ―パー』提示へ 『9条』扱いは 三案を明記」
自由民主党・憲法改正推進本部(細田博之本部長)が、12/20(水)に全体会合を開き、改憲案の論点を整理した「コンセプト・ペーパー」を示す事が昨9日 分った。党で検討する改憲四項目について、基本的考え()方や 解決すべき課題を示す。
憲法9条については (1) 1,2項を変えずに自衛隊を明記する 安倍晋三内閣総理大臣(党総裁)の提案
(2) 2項を削除し「国防軍」を盛り込む 2012=平成24年の党改憲草案 (3)現状維持-の三案を示し、それぞれ論点を記す。
推進本部の幹部は今月、断続的に非公式な会合を重ね、コンセプト・ペーパーの案文を練って来た。今週明けには、幹部が安倍総理と会談し、改憲論議の現状を報告する。
コンセプト・ペーパーには、▽自衛隊明記▽緊急事態条項▽教育無償化・充実強化▽参院選「合区」解消-の 改憲四項目について、それぞれ基本的な考え方を明記した上で、解釈が分れそうな論点を列挙する。
この内 自衛隊明記については、戦力不保持などを定めた、現憲法9条2項を残す 安倍総理提案に対し「自衛隊の存在と整合性が取れない」との指摘がある。この為、2項を削除する 平成24年草案と「現状維持」の三案を敢えて書き込み、それぞれ自衛権の範囲などについて、整理すべき課題を挙げる見通しだ。
自民党は、来年の通常国会で改憲案を示す姿勢を崩していないが、具体的な条文作りに向けた党内論議は遅れている。推進本部は、コンセプト・ペーパーを通じて 憲法解釈の前提となる概念を整理し、党内の意見集約を進める考えだ。(引用ここまで)
衆参両院での憲法審査会議論も、左派野党の非協力的姿勢もあって、中々 憲法改正への道筋が見えて来なかった訳だが、まずは、一つの叩き台が陽の目を見る事になった所を、少なくとも一定は評価したい。「国家の基本法」たる憲法の、改正へ向けた見直しは、決して拙速ではならないのは分る。が、その一方で、変化する時代や 緊迫の度を高める我国周辺情勢に見合ったものに改良する為にも、その健全な端緒は、普段から考えられ、議論されていなければなるまいて。
こうした与党の動きに対し、立憲民主党を初めとする、左派野党勢力は(予定調和の)対立姿勢を強める事だろう。特に、容共勢力たる 日共、社民の両党は、改憲に向けた議論さえ認めない方向性で、最早話にもならないレベルだ。「基本的人権の尊重」などと声高に言う一方、思想良心や、政策論議の自由を尊重する姿勢は、本当はないのだろう。
先般は、枝野立憲民主代表が、数年前 民進幹部だった頃に、某月刊誌に表した 同氏自身の改憲に臨む姿勢についての文面が「無効になった」として、事実上撤回された。この事が、立憲民主党と 枝野執行部の信頼低下に繋がる可能性は高いだろう。前述の通り、国家の基本法たる 憲法についての事共を、軽く扱われては困る、と思う国民市民が多数派だろう。何故こうなったか?それはそれこそ、先の衆院選で「躍進」と言われるレベルに達する「選挙協力」と言う助力を行った、日共への「忖度(そんたく)以外に考えられないと思うのだが。
話を最初に戻す。憲法改正への道程(みちのり)は、決して拙速は許されないが、これからは 日々着実に、見直しの為の建設的議論が積み重ねられなければならない。その為の基礎(ベース)となり得る様、与党コンセプト・ペーパーが 良い形で整備される事を、心より望みたい。今回画像は、先年訪れた 埼玉県下の JR深谷駅の現行駅舎。歴史建築として名高い、JR東京駅・丸の内口に倣って建立されたもので、竣工は 1996=平成8年の事。つい近年まで、深谷市唯一の JR駅だった由です。