Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

結局これは「反政府闘争」では?

2018-04-10 13:24:02 | 国際・政治

国会が、所謂森友・加計問題に加え 自衛隊日報を巡る不祥事も明るみに出て 騒然としている陰で、野党再編が進んでいる様だ。少し、一昨日の 某全国紙の記事を引用してみると・・

「『希望』を吸収し新党~民進方針 結成協議へ」

民進党は 4/7 旧民主党が 1998=平成10年に誕生した際の吸収合併方式(所謂 98年方式)を踏襲し、希望の党との新党結成協議に臨む方針を固めた。民進党存続の上で 希望の党が解散して合流し、新党を発足させる。民進の地方組織を、新党がそのまま継承てぜきるなどの利点がある。

民進、希望両党は、今月中旬に設置する新党協議会で 党名や綱領の検討に入る。民進は 協議会で 98年方式での合併を提唱し、希望側も受け入れる見通しだ。5月上旬の結党を目指して協議を進める。

政党助成法は 政党の合併に際し、複数の党が解散して新党を結成する「新設合併」と、存続する党が 解散した他党を吸収する「存続合併」の 2つの方法を定めている。98年方式は 存続合併に該当し、民進は、新設合併の場合に生じる政党支部解散などの 煩雑な手続きを回避できる。

民進党執行部は 来年の統一地方選と参院選を見据え、合併に伴う影響を最低限に抑え、既存の地方組織を生かして 新党の態勢づくりを急ぐべきと判断した。新党構想は、大塚耕平・民進代表が 同党出身者の再結集を目指して表明し、希望の党が 合併協議への参加を決めた。立憲民主党は呼びかけを拒否している。(引用ここまで)

こう申しては失礼かもだが、この新党協議は、何の目新しさも新鮮さもない。そうだろう。元々 寄せ集め民進党の連中が再結集するだけの話。「選挙互助会」と揶揄された「政策より政局」の従来姿勢に大きな変化はなく、むしろ立憲民主党に流れた左傾議員の勢力が減っただけ、その存在感は、反って軽くなった位ではないのか。

日本国憲法で「集会、結社の自由」も認められる事とて 最後にどうするかは党関係者、そして新党執行部の判断次第だが、旧民主や旧民進を上回る影響力は期待できそうにない。その情勢は、前述選挙が行われる来年も 大きな変化はないだろう。

関連でもう一つ。今度の土曜 4/14に、国会議事堂前で 左派野党と容共市民勢力が 実質騒擾ともされかねない政治思想集会を企図している模様。以下が趣意です。

「安部政権は退陣を!あたりまえ(実は左巻き)の政治を市民の手で!0414国会前大行動」なる題目(タイトル)で「日本の民主主義を根底から揺るがす公文書改竄(かいざん)、前理財局長・佐川亘寿氏は証人喚問で真実を語りませんでした。また、事件の鍵である 安部昭惠氏を含む関係者全員の証人喚問は必須です。4/14(土) 14時から国会議事堂前で 真相解明を求め 抗議行動を行います」

この行動の賛同者には、左側の著名人が結構名を連ねているらしい。一応の注目は、朝日、毎日、東京の主要三紙に、紙面の半分強を占める大判広告が出た事だろう。一般カンパや募金などでは到底間に合わない 高額な広告費を要するはずだが、これについては複数のネット記事より、背後に大企業或いは大手労組の様な有力スポンサーがつき、為に実現できたのではとの指摘がある。

安部政権は、決して「あたりまえ」の政治を 全て軽んじていた訳ではないと心得る。「森加計」はともかく、自衛隊日報の不備などは 同政権の代だけの問題ではなく、ずっと以前からの可能性もある。前掲の趣意からも、主催者勢力は「アベ政治を許さないなら 誰政治が良いのか言え!」の 我々の問いにも満足に答えていない印象だ。つまり、複数の有識者各位が主張される様に、戦後の長きに亘り ずっと孕んで来た病巣の様な問題が、安部政権の時季に一気に噴き出した膿の様な所があり、不祥事の証拠を握る 安部政権の対立勢力が 報道メディアも利用して、タイミングを計って表にしたという所ではないだろうか。だとすれば、前述の様な 扇情的広告を安直に載せる様な事をした、大手新聞社の見識も疑わざるを得ないではないか。

つまり、民主政治の正常化との美名の下に画策された、反政府闘争の所が大きくあるという事だ。民進、希望の両党が目指す、来月発足見込みの新党も、又この運動に与しようとしている。日共、社民辺りが画策する、野党連携に 立憲民主共々あっさり取り込まれてしまう可能性も、ゼロとは言えないだろう。自由民主・公明連立が全て正道とは到底言えないが、我々有権者は 双方が抱える芳しくない所も見極めて、選挙などの意思表示を 引き続き慎重に行う必要があるかと心得る。今回画像は、昨春 新潟・福島両県境付近の公園で見た、桜花の様子。背後を行く JR磐越西線には、冬場を除く土休日には、蒸機も姿を現します。

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