Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

緊迫する周辺情勢と向き合う為に

2019-01-04 21:44:26 | 国際・政治

今日行われた年頭の閣議にて、この 5月に予定される改元に際しての 次の元号が 4/1月曜付け明らかにされる事が、安倍総理大臣より表された。皇室の伝統、ひいては我国の固有文化にも関わる事共だけに、この発表を冷静に受け止め 努めて静かに発表の日を待つ事にしたく思う。

ただ困るのは、次代元号の発表が国民生活サイドからすれば 春まで空白となる事で、その事につけ込み 野党側に多い西暦一本化志向勢力に利用される懸念がある事だ。何も我国の元号だけが特殊ではなく、世界を見渡せば タイ王国などが用いるタイ太陽暦や、イスラム圏にも独自の暦がある様だ。欧米先進国がそうだからと言って、元号を軽んじる思潮を煽るのは いかにも軽薄たる印象が付き纏うのだが。

本題です。昨年暮れ以来、日本海の我国排他的経済水域 EEZ域内にて遭難した北鮮の民間船舶を救援していたとされる 大韓民国海軍駆逐艦が、警戒中の海自哨戒機に向け ミサイル発射時に用いる火器管制レーダー照射の挙に出た問題。韓国政府・軍事当局は 暴挙とも言えるこの行為の詳しい調査や検証を行う事なく、我国に対し一方的に 挑発的低空飛行を行ったとして謝罪要求までしたといわれるではないか。この出方に対しては、ネット上でも憤る声が多く聞かれる様だ。曰く・・

「他人を殴っておいて『自分の手が痛くなったから謝れ』と言っている様なもの」 「真性の『逆ギレ』と言えるのではないか」などなど。拙者も基本 同じ感情を抱くだけに、むべなるかとも思う所。

海自哨戒機は、国際法などに則(のっと)って我国排他的経済水域 EEZの「当然の警戒」に当たっていたという事であり、何の落度も問題もない。対する韓国艦船は、他国領海や EEZ航行時必要な自国旗の掲出もしていなかった由。こうなると 対「北」船舶救援目的との表向き理由も怪しげに聞こえ、瀬取りなどの不正が疑われる「北」船舶との間で 何らかの工作を疑われても仕方がないのではないか。

対日非難の一方で、韓国外相は 我らが河野外相との電話会談には応じ、この問題の速やかな解決を目指す事で一致をみたそうだが、くれぐれも相手の一方的主張に押される事のない様、我が国益を踏まえた公正な着地を目指す様願いたい。それと共に 所謂慰安婦や徴用工などの問題発生のあり様からして、最近の韓国の出方は「北」の反日姿勢の影響を大きく受けている様に思えてならない。取り組みに当たっては、その所に十分留意して頂きたい。仮定の話をすべきでないは分かるが、将来「北」主導で半島統一が行われる様な事となれば、既に一部で主張されているとされる 国交断絶をも視野に入れざるを得ない状況も考えられるからだ。

これも広く知られている様に、我国の周辺を芳しくないものにしているのは 韓国だけではない。強引な海洋政策を続ける中国大陸の方が、むしろ脅威の度合いは大きいだろう。昨今は沖縄・尖閣の領有権問題に留まらず、同国が我国固有領と認める意思のない太平洋側・沖ノ鳥島辺りへも 度々調査船を差し向けている様だ。勿論、ロシア国との間にも 北方領土問題なる長年の懸案を抱える。

河野外相はとうに理解されている事だろうが、周辺外交は一筋縄ではいかない困難なものだろう。日本国憲法の制約もあって中々進まなかったが、今度こそ 真に適正な自衛力保持を叶える憲法改正を伴う新しい外交防衛政策へと進められる様、道筋位は付けるべきだ。

昨年末 韓国当局は、我が海自大型護衛艦の戦闘機発着を可能とする改修を揶揄、平和憲法堅持を要求してきた。なる程、これで我国が改憲に踏み切れなかった一理由が見えてきた。つまり我国の国益よりは、特亜諸国への配慮と忖度が優先された結果ではなかったか。我国の独立や主権を損ねるだけの こうした思考からの脱却こそが、今の我々日本人には強く求められているのではないか。今回画像は 先年静岡・浜名湖近くで見かけた、長大運材列車の様子。ここ東海道線初め、主要路線で用いられる ロング・レールの輸送が大きな一任務の様で。尚 以下に今回の関連記事をリンク致します。(北海道の保守様) https://soughtafter.blog.fc2.com/blog-entry-77.html

 

 

 

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