Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

改憲の議論さえ認めないとの思潮は

2019-01-15 21:21:49 | 国際・政治
2019=平成31年 1月も早や中旬。時に寒波も入る 寒暖差の大きい時季で、全国的にインフルエンザも流行期に入った様だ。当地愛知は、北隣岐阜と並んで芳しからぬ全国の多発地域になってしまった様だ。嗽(うがい)や手洗いの基本予防策の励行と共に、なるべく人混みを避ける心がけも必要かも知れない。昨年暮れ、拙者も予防接種を済ませたが、やはり過信は禁物と 己に言い聞かせている所でありまして。

本題です。今日放送された NHK世論調査によると、安倍政権が目指す日本国憲法改正につき「急いで行うべき」が約23%「急いで行う必要はなし」が同50%「改憲の議論自体不要」が同14%だったとか。この手の調査の折にいつも思う事だが、「改憲の議論自体不要」とする勢力は、他の層より「自由と平和」とやらを 普段声高に主張するものだ。「議論さえ認めない」とは、日本国憲法が認める「言論、表現、集会の自由」を否定する見方そのものだと 未だに認めないのは不快感を通り越して おめでたささえ感じるものだ。だから「お花畑」などと揶揄されるのだろう。


今日は、他の番組にて 某公立高等学校にて、日本国憲法第9条改正についての模擬国民投票に取り組んだ学生達の事も紹介されていた。拙者も、そうした活動そのものは決して否定せず、むしろ折々に取り組むべきとさえ思うものだが、決して疎かにして欲しくないのは、賛成、反対、保留など様々な見方の尊重と、一方の意見で無理な意思統一をしない事だろう。この学校の行った模擬投票結果によると、総投票数百の内、第9条改正賛成が約100票、反対が300票弱位で、残り数十票が白票などの保留組だった様だ。

学生達の反応の背景には、やはり戦後の日教組教育とかの不良な影響が拭えない所あるのは事実だと思う。それに加え、主要全国紙の左傾した憲法観記事なども大きく影響している事だろう。相当に手間のかかる事ではあるが、護憲原理主義は決して健全な思考ではない事を じっくりと若い世代にも啓蒙すべきだし、大人の我々も「今までが、随分とおかしかったのだ」との視点を持って この問題と向き合う必要があるだろう。

日本国憲法初め「六法」と呼ばれる法制の事共につき、色んな見方があるのは当然良い訳だが、必要な見直し、変更、改正についての議論さえ認めないとの 病的で凝固した姿勢は「思考停止」そのものであり、断じて支持できるものではない。祖国日本のこれからを担う 若い世代の柔軟であるべき思考の 手枷足枷にすらなり得るだろう。そうした固まった見方に、子供達や若者達を陥らせない様 正しく教導して参るのが、我々大人達の大切な一使命だと強く思う。今回画像は、当地愛知の刈谷・大府両市境付近を行く 東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子。昨年暮れに捉えた 初冬の農地が広がる所で、この様にスッキリと撮影できる所は、近年は少なくなりました。
コメント (4)
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