お蔭様で、当地愛知は 日中やや暑くも五月晴れの日々が続く。まだ真夏程の高温ではなく、戸外の諸事に取り組むには好い時季と言えるだろう。勿論安全第一。先日までの、東京・池袋や滋賀・大津の両交通死亡事故の様な惨劇を再発させてはならない。それを踏まえながら 少しでも諸事が捗れば・・とも思う所です。
さてその両事故に関してだが、東京・池袋事故の当事者 高齢の元男性官僚の自宅が家宅捜索された様だ。逮捕こそされなかったも、これは当然の処置。「元官僚の上級国民」の様な言われ方までされる様では、被害者視点からの事故対応に不公正があるのでは?と見られても仕方あるまい。そうした印象を払拭する意味でも、警察や司法関係各位は 強い姿勢での対処をお願いしたい。事故犠牲各位への、改めての弔意は勿論だし、そうした強い姿勢での取り組みが 犠牲となった方々への大きな供養となるのだ。
滋賀・大津の事故では、本来被害者であるはずの 犠牲児童各位の通った保育園関係の方々が記者会見の席で 取材陣から吊るし上げの様な質疑に遭い、園長の号泣まで招く事態へと進んだ。保育園関係各位の児童たちの指導監督には全く落度がなく、非難さるべきは右折注意義務を怠った女性容疑者と 道路防護施設を不十分なレベルのまま放置した大津市だろう。それらを知りながら 読者・視聴者ウケを狙ったパフォーマンス(実はアホーマンス)に走った報道各社の堕落ぶりは これ又国民的多数の非難の標的になって良い。それこそ「サンド・バッグになる覚悟を持て!」と申したい。
これに関連しての事でもあるが、今春 東京都内にて皇居を初め 飛行禁止エリアで小型無人飛行物体ドローンが複数回飛ばされたのはご存知だろう。首都圏には 機密を要する三自衛隊や同盟関係にある在日米合衆国軍関連施設も多くある。与党側から こうした所の飛行規制を強める法改正案が出たのは当然だ。
予定調和ともいえるが、こうした法改正の動きに対し、新聞協会が「国民の 知る権利を阻害する」などとして再考を求める意見書を 菅内閣官房長官宛て提出したんだと。下手をすれば 我国の独立と根本的な安全まで脅かしかねない事共にまで取材の自由を保障せよとは、本当に「お前らアホか?」と罵らざるを得ないではないか。
国会議員にも、頭のおかしな輩がいる様だ。一人は「変な夏女」福島瑞穂・社民党参議。新聞協会の意向を汲んでかどうかは知らぬが、やはり法改正の動きに不快感を漏らした様で「参院内閣委で議論の ドローン規制改悪法案は、大きな役割を削ごうとするもの。在日米軍基地のフェンスを越え 沖縄・高江や辺野古の様子が画像撮りできた。それをできない様にするのはおかしい」とする。まあ、法改正を一方的に改悪とする 福島参議の思考こそおかしいのだが。
「変な夏女」はもう一人、蓮舫立憲民主党参議も「同じ穴の貉(むじな)」だろう。党としての対案を用意した由だが、これが何とも抜け穴ばかりのザルレベル。これ又「屁でもこいてるのか?」と罵りたくなる代物だ。それによると、国民の知る権利と報道の自由を顧慮し 報道目的の場合は 自衛隊や在日米軍関連施設上空の飛行を認める内容なんだと。全く「ふざけるな!」の一言だ。報道関係を装った、スパイ目的の飛行だって不可能ではないし、どうやって検挙するかの方法を詰める所も不十分の様だ。対案の体を成してないと申しても良いだろう。最早取り合う価値もなさそうだ。
「第四の権力」なる大きな影響力を謙虚に担う自覚もなく、徒な部数増や視聴率拡大に狂奔する既成メディア勢力の体たらくは 全く二流以下の週刊誌などと同レベルかそれ以下だ。更に困るのは、この「腐った勢力」が相当数の国会議員を輩出している事。その政治的影響力も、民意とは無関係に増大しているのだ。前述の蓮舫参議もそうだが、既成メディアから出た野党両院議員にロクな人物はいない印象だ。
単に「TVで馴染みの顔だから」などといって安易に投票すると、後でとんでもない事態を招きかねないのではないか。来月には参院選が控える。もう今までの既成メディアに毒された価値基準は捨て、少しでも 国民市民各自の信念と主体的意思で代表者を選べる様、知性面の底上げを 地道に図る必要があるのだろう。今回画像は 当地南郊 刈谷・大府両市境付近を行く 東海道・山陽新幹線試験列車「ドクター・イエロー」の様子を。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3456.html