Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

令和でGO!その8

2019-05-19 21:03:07 | 国際・政治

暫く続いた五月晴れが今日までとかで、明日と明後日は雨模様となるらしい。当地東郊の東三河地区は 今春続く渇水に悩まされており、この地方の山間に少しでも多い降雨を望みたいものだ。天候の事は、そう好都合に進まないものであるのは分かっているが。

その一方 半世紀に一度と言われる記録的大雨に見舞われた九州・屋久島の山間にて立ち往生の登山客ら約 300人が、警察・消防他の尽力もあって 全員無事下山が叶った由。まずは全員の生還を喜ぶと共に危険を伴う救助に当たった各位を 心より称えたいものだ。入山に当たり 予報の出ていた大雨を重く見ずに入山を判断したツアー・ガイドもいたとかで、今後 大雨になり易い時季の行程においての課題と自覚して頂きたい所だ。

さて本題。「救出」と言えば、昭和後期の 1970年代、北鮮こと朝鮮民主主義人民共和国に拉致された日本人各位の取り戻しも大きく重い 国民的課題だろう。時の歴代内閣が そうした事態を防げなかった責任も問われるべきだが、何よりも 加齢を考えても拉致被害各位全員の生還を目指すのが筋だろう。以下、某ネット記事複数を引用して みて参りたい。

「安倍総理 拉致被害者家族と面会」

安倍総理大臣は 5/19 北鮮による日本人拉致被害者家族と都内で面会、金 正恩(きむ・じょんうん)朝鮮労働党委員長との会談実現に意欲を示した。残念ながら 日朝首脳会談開催の具体的目途が立っていない事実を認める一方で「条件を付けずに金委員長と会って、率直に話をしたい」と述べた。拉致問題に関し「安倍内閣で決着する。被害者と家族が抱き合う日まで、使命は終わらない」と決意表明した。

5/25 に来日予定のトランプ米大統領と被害者家族が再び面会する事にも触れ「ト大統領も是非力になりたいとの気持ちを持たれている」と紹介した。拉致被害者家族側からは「たた一目会いたいとの思いで、全ての被害者が 祖国に戻る日を待っている」と早期解決を求めた。

「菅(すが)官房長官『対話の為の対話はいけない』」

菅官房長官は 5/17の衆院拉致問題特別委で、安倍総理大臣が条件を付けずに開催したいとした日朝首脳会談について「対話の為の対話であってはならない。政府として明快だ」との認識を示した。立憲民主党・村上史好衆議向けの答弁。菅長官は「日朝首脳会談は 決まっている事は何もないが、政府として全ての拉致被害者のの帰国実現に向け あらゆる機会を逃す事なく果敢に行動して行きたい」と強調した。

又 国民民主党・源馬謙太郎衆議の質問に対し、二度の米朝首脳会談に触れ「大きな、新たな流れができてきた。政府としては日米、日米韓、又 中国大陸。ロシアといった国々と連携しながら、全面解決に向け頑張っていく」と答弁した。「我国だけで解決するのまは難しい。米国に偏り過ぎてという事ではなく、できるものは全て活用したい。そういう思いで解決して行く」とも語った。(引用ここまで)

前述の拉致事件は、決して我国だけでの解決は難しいだろう。その為に 米合衆国を含む周辺諸国との連携を図るとした 菅長官の方針は至当だろう。又「条件を付けず」とは言っても、あくまでも我国の独立や尊厳を犠牲にするレベルを認めた訳では決してなく、その事を踏まえた上での「条件つけず」という事だろう。安倍政権を 決して 100%信頼する訳ではないが、日本人拉致事件解決と向き合う姿勢は 歴代中ベストと見て良いであろう。元々「北」との外交交渉は至難であるは自明の事で、前述の菅長官の表明も、それを踏まえた上での事だろう。

拉致事件問題には、折々の国会審議などで 特定野党勢力から「解決に時間がかかり過ぎ」の批判や揶揄があるのは承知しているが、それならば過去の民主党政権時代、当時の鳩・菅や野田の各内閣は 拉致事件問題と本気で向き合ったのだろうか。答えは否(いな)だ。安倍政権の取り組みを拝見するまでもなく、この事件解決への交渉はどの党や勢力が行っても至難のはずだ。特定野党の批判は、そうした難しさを知りながらの政局向け「確信犯」と見ても良いのではないか。だからと言って、安倍政権にも解決への手を緩めない様願いたいのも事実。拉致被害者家族の各位も、確実に齢を経て高齢化していく。目途をつけるのは、早いに越した事はないはずだ。今回画像は、先年撮影ですが、拉致事件の舞台ともなった 新潟県下の日本海岸の模様を。通る線路は JR羽越線。

 

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