Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

日韓問題 少しは「聡明」が見えるか

2019-12-24 10:07:49 | 国際・政治

今日 12/24はクリスマス・イヴ。我国にては天皇陛下の代替わりもあって、久しぶりの平日になるという。そういえば昨日の上皇陛下お誕生日には、前年まで祝日だった事もあってか 休日とした企業も結構あったやに聞く。一部のネット関連にては、昨年同様の休日扱いとした事からトラブルが生じたケースもあった様だ。まぁ一度きりならご愛敬。再発なき事を条件に、ここは大目に見ても良いのではないか。遅れたが、謹んで上皇陛下のお誕生日を奉祝の次第。この所 ご健康面に陰りありとされる上皇后陛下と共に、引き続いてのご健勝をお祈りするものです。

本題です。「もしかすると、冬の時代に少し光明か?」の段階(ステージ)かとも感じられる日韓関係だが、今日は中国大陸にて 習 近平(しー・じんぴん)同国主席を交えての日中韓首脳会談が持たれる予定。文 在寅(むん・じぇいん)韓国大統領と安倍総理大臣が、どう望ましい形で関係改善努力に臨むか 我々日本人も注意して見守る必要があろう。最難関の一つ、先の大戦中における我国企業による所謂「徴用工問題」は、国際法たる日韓請求権協定を蔑ろにしたり 個人請求権の認知など、大韓民国側の出方は決してそのまま受け入れられるものではないが、昨日 この時宜で日韓両国の法曹家有志により、文政権に対し日韓請求権協定尊守を求める共同声明が発出された。まずは聡明な対応を尊重し、無理は承知だが 文政権の誠実な受け止めを望みたい。以下、某ネット記事から引用致す事とする。

「日韓法律家有志『完全・最終解決』の請求権協定尊重を求め、異例の共同声明」

韓国最高裁が日本企業に対し、元徴用工への損害賠償を命じた所謂「徴用工判決」を巡り、日韓両国の法律家有志らが 12/23、東京都内と大韓民国・ソウル特別市内でそれぞれ記者会見。1965=昭和40年の日韓請求権協定尊重を求める共同声明を発表した。日韓の法律家が徴用工判決で一致した見解を示すのは異例で、日本側法律家は安倍総理大臣や国会衆参両院議長らに声明を提出する。

声明は、両国民の請求権について「(協定が)『完全かつ最終的に解決された』ことを明示的に確認している」と強調した。「不法で反人道的な植民地支配」の被害に基づく慰謝料請求権を認めた韓国最高裁判決に対しては「特定の歴史解釈を下すことは。法解釈の側面においても学問研究の側面においても、決して望ましいものではない」と批判した。

又、判決について「日韓関係に大きな亀裂を生じさせ、戦後最悪と評される日韓関係の悪化をもたらす重大な要因となった」と非難し「協定の趣旨を尊重することが、将来にわたって両国の友好関係と発展を保証する唯一の道」と訴えた。

原告側が韓国内にある日本企業の資産売却手続きを進めていることには「原告らが主張する請求権は 韓国の国内問題」とし、韓国政府と司法当局が資産売却を巡る強制執行を停止するなど、適切な対応をとる様求めた。

日本側賛同人代表の高池勝彦弁護士は「韓国側でも冷静な目で『請求権協定』を尊重しようという声が上がり、(日韓で)共同声明を出すというのは画期的なことだ」と意義を語った。

安倍総理は 12/24に中国大陸・成都で文 在寅・韓国大統領と 1年3カ月ぶりに会談する。総理は 12/23、官邸で記者団に対し、徴用工問題に関し「国と国の約束は守ってもらわなければならない。日韓請求権協定は日韓国交正常化の前提であり、日韓関係の根幹をなすものだ」と述べ、文大統領に対し「日本の考え方をしっかりと伝えたい」と語った。(引用ここまで)

歴代最長といわれる安倍政権も末期を迎え「桜を見る会」への緩い対応など、ガタが来始めている印象も付き纏う。その一方で、冷えの続く日韓関係への対応は、ここまでまずは適切といわれる。安倍総理大臣には、この辺りを的確に見渡して 日本及び日本人にとり間違いのない様、中韓首脳への対応をお願いしたい。又、文・韓国大統領は 元々は法曹出身の人物。有志とはいえ日韓両国の法曹家から表された此度の共同声明の持つ意味が大変重いものである事は、容易に理解願えるはずだ。

無理な所は承知だが、心あるなら くれぐれもここの辺りを踏まえた、慎重で聡明な向き合いを願いたいもの。キ印のつく、北鮮への過分な擦り寄りが折々指摘される所でもあり、決して話し合いは容易ではないだろうし「直ぐ足元を見る」習慣ある北鮮が 又も不穏な出方を画策するかもだが、決して怯(ひる)む事のない強い姿勢で 前出の「まぁ聡明な」声明を活かす努力をして頂きたいもの。今回画像は、先月末尋ねた 新潟・福島県境付近を下る阿賀野川の渓流の様子を。通る線路は JR磐越西線。以下に、関連記事をリンク致します。(私的憂国の書様) http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-3686.html

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